第六話 LINE交換!
今日も憂鬱な朝の中登校している今日この頃
「「榎っちおはよ~!」」
後ろから声をかけてきたのは大崎君と磯山君だった
「おはよ~二人とも。」
「今日は学級委員の集まりがあるんっすよね榎っち。」
「そうなんだよ~本土めんどくさいな~。」
今日は学級委員の集まりがあり、それが嫌でとても憂鬱だった。なんなら休みたいくらいだが白田さんと一緒に入れるってことだけで頑張れるので何とか学校へ向かった。
一時間目が始まり、俺はいつも夜遅くまで麻雀をしてるため寝るのが遅く、授業中はいつもうとうとしながらも寝ずにしっかり聞いているので成績はいいほうではあった。
ようやく昼休みとなり
「榎っちお昼一緒に食べよ~。」
大崎君がご飯を誘ってきてくれたが俺は大矢以外の人と一緒にご飯を食べるのは苦手なためここは何とかにげなきゃ
「ごめん大崎君、ほかの人とご飯を食べる約束をしてて...」
「そっかそれなら邪魔しちゃいかんな。そんじゃあな~。」
何とか離れることに成功し、俺が向かったのは、階段脇の変な荷物置き場。ここが俺の学校で一番のお気に入りの場所。とても静かで陰キャの俺にはとても落ち着ける場所だ。ここを見つけるのだいぶ苦労をした。
しばらくして昼休みが終わり、午後の授業が始まった。眠い目をこすりながら授業を受けようやく放課後になった。
これから俺は集まりがある会議室へ向かった。中に入るとすでにほかのクラスの学級委員が集まっていた。
全クラスが集まり先生から学級委員としてどんなことをするかなどを30分ほど聞きようやく帰れることになった。
下駄箱に向かっている途中で後ろから声をかけられた。
「ねね榎崎君。」
声をかけてきたのはなんと白田だった。
「榎崎君久しぶりだね。入試の時以来だったよね。」
「あの時はありがとう。なかなかお礼を言えなかったからどうしようって思ってたんだ。」
「うふふ、そうだったんだ。お礼受け取っとくね。」
初めて白田と話せて心臓バックバクだったがさらに追い打ちをかけるように白田から声を掛けられた。
「榎崎君と同じ委員会動詞よかったらLINE交換しない?」
まさかの木になってる白田からLINEの交換の誘いが来るとは思ってなくて、うれしくて倒れそうな気分だった。
「い、いいよ白田さん。交換しよ。」
「オッケ~!」
「それじゃまた明日会おうね榎本君。」
(また会いたい?もしかして白田俺のことをすき?)
そんな陰キャならではの気持ち悪い妄想をしながら白田のLINEをゲットでき、とてもうれしい気持ちになりながら帰る俺だった。