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超短編集:想像力強化訓練  作者: 小桃 綾


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問8 手紙が焼かれたとき、どうなった?

<私の回答> 思考時間:3時間


好きな子への手紙が書けない。


少し書けてもなんだかイマイチ。


気取った言い回しは白々しいし、

かと言って簡潔な言い回しじゃ

思いがこもってない気がする。


書いた手紙を何度も目の前の暖炉に放り込んでいく。

薪よりも多いんじゃないかと思える紙の量に

自分の文才の無さを思い知らされる。


はぁ……


せめてこの、"想い"だけはたっぷりこもった手紙が燃えて、その煙が想いと一緒にあの子に届いたらいいのに…


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― 新着の感想 ―
手紙を一通一通確認しながら暖炉に焼べる。 その姿は火を絶やさぬように見守る鍛冶師の様相だ。 薄い、一枚ずつ焼べられる手紙は一瞬で燃え尽き、灰も残さずに消えてしまったかのように見える。 見る。 燃やす。…
「なお、このテープは自動的に消滅する」  こんな台詞が流行ったことがあったなぁ。
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