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超短編集:想像力強化訓練  作者: 小桃 綾


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"胸キュン"な物語にできる?

 あと一ヶ月ほどでクリスマス。


 街にはイルミネーションが増え始めて、

 手を繋いで歩く恋人たちは

 寒さより、繋いだ手の温かさを感じているだろう。


 そんな賑やかな季節でも、私にはあまり関係がない。

 楽しみといえば、イベント絡みの安売りセールくらい。


 今日もまた、自宅と職場を往復する一日が終わった。


 帰宅して玄関のドアノブに触れる。


 ──パチッ


「……いたっ」


 指先に走った痛みに思わず手を引っ込める。


『生涯の伴侶を見つけたとき、電気が走ったように感じた』ってどこかで読んだ。


 もしかして、私のために(心を)開いてくれる、私を外敵から守ってくれるこのドアノブが……生涯の伴り……



 そんなわけあるかぁぁぁ!

 うわああん、寂しいよーーー!

 今朝、職場のドアノブにやられました。

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― 新着の感想 ―
……………何を胸キュンにするのかな? ドアノブ? 静電気? どっちにしてもハードル高いわ~。 例えば触れたら静電気でパチンなふたり。 結果的にLOVEになって、ふたりで手を繋いでいると……………。 髪…
 多分理想が高いんじゃないでしょうか?  まあ、誰にでも簡単に靡くよりは多少警戒心のある方が安心できるのではありますが。  とはいえ安易な妥協で後悔したくはないですしねぇ。  せっかくのクリスマスです…
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