表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
超短編集:想像力強化訓練  作者: 小桃 綾


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

10/20

問9 贈り物が開けられなかったとき、何があった?

<私の回答> 思考時間:10分


あの子に贈ったプレゼントは開けられないまま

あの子が亡くなった。

身に付けてくれた姿を想像して買ったのに。


私の中の時間が止まってしまった…


あの子から貰ったプレゼントはまだ開けていない。

お互いがわからないように準備したので

何が入っているかはわからない。


このまま開けないでおけば中身が気になる。

気になり続ける限り、あの子は私の中に居続けてくれる。

いつまでも…。


………ナマモノじゃないよね?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
あの子に渡せないままのプレゼント。 あのヒトに渡せないままのプレゼント。 ふたりはいなくなってしまった。 ふたりは殺されてしまった。 墓前の贈り物は雨に晒され、やがて風に飛ばされてしまう。 ああ、それ…
 贈り物はナマモノでなくイキモノだったり?  にゃ~。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ