表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪役令嬢を救いたかった転生者はゲーム終了後に生まれ落ちる  作者: じゅーんふらわー
2章~悪役令嬢について~
27/44

2話 お友達がいないのです。(メアリー)



コンコン


…ドガッ









「お父様、私、学園に行きたいわ。」




悩んだ末。

私が出した結論。





執務室で資料を眺めていた父様は顔を上げる。

「おー。急にどうした。…あんなに嫌がってたじゃないか。」


「私ね、最近、気づいたことがあるの。」


「ん?」




私…

「お友達がいない!!!!」




!!!!

「ふっ…」

目を見開いていた父様は思わず、といった様子で吹き出す。


「わ、笑い事じゃありませんわ…!」


「いや、なんか今更感がすさまじくてな。」


不服だと顔面いっぱいでアピールしつつ確かに、とも思う。





私は物心ついた時からひきこもり。

転生に気づいてからは土下座病が発症してしまいお茶会にも出ていない。


ずっと大人たちや家族と商会を運営しつつ過ごしてきたのだ。



同世代のお友達がいないっ!!!


通常は12歳になった時点で入学するのだが

私がとても嫌がったので体調を理由に断った。


その代わり家庭教師をつけてもらって勉強している。


そんな私がなぜ友達を欲しているのか。


それは…相棒バディが欲しいから!!


候補となる人を考えたときに全くと言っていいほど

思いつかなかった。

どうせ陰キャですよーだ。








「確かに少し不安があります。なのでもう一つお願いがあるのです。」


「言ってみろ。」


「ソフィアと一緒に学園に行きたいです!」


学園は12歳から18歳の6学年。

ソフィアも該当するのだ!


「なるほど…しかし、問題があることも分かっているな?」


「彼女が、貴族じゃないこと。」

よっぽどの事情がない限り貴族しか入学できない。


「ああ。しかもいきなり3年に転入するには学力が不安だ。」





しかし父様も私が学園に行くことには賛成のようだった。

「少し検討してみよう。だが全て叶うとは約束できない。」


「もちろん分かっています。ありがとうございます!」


こうして私は情報を得る手段にひとつ、めどが立ったのであった。





















評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ