11話 どすっ、ばこっ。ぶすっ。(メアリー)
メアリー視点に戻ります。ちょっと短め。
「私の母の名は、オリヴィアです。」
――――っつ!!!!!!!
生きて…いたのですか?オリヴィア様っ。
おんなじ名前の別人だという可能性は
私の第六感が否定している。
驚いた表情を隠すように微笑み「そうなのね。」と相槌を打つ。
不思議そうにしている彼女はレオに呼ばれてそのまま部屋を後にした。
彼女を見送ってから私は護衛の人にも下がってもらって
一人でバルコニーに出てみる。
理由はないけどなんとなく「この世界」を眺めたくなったから。
11月らしく少し肌寒いが、空には雲が数個浮いているだけ。
青空が広がっている。
マリンフェスト領は海辺にあるので時折冷たい潮風が吹き抜ける。
少し視線を左に動かすと街が見える。
かすかに聞こえる人々の声は活気にあふれていて、
その様子は明らかに「日本」とは違う。
「ふぅ…。」
らしくもないね、感傷になんか浸っちゃって。
オリヴィアが生きていたことはもちろん嬉しい。
だけど何だろう?
言葉にできないもやもやが胸に巣くっている。
今すぐ会いたい!二次元の推しを三次元で、この目で直接拝みたい。
by相森笑茉
なぜオリヴィアは生きていたの?ソフィアという存在は何?
私に会う資格はあるの?今、どういう状況?
by メアリー
どすっ、ばこっ。ぶすっ。――――カンカンカーン。
うん、無事に平和に和解したね。
私はこれからオリヴィアについて調べてみる!
何かが分かってすっきりしてから堂々とご尊顔を拝もう!!へへっ。
せっかく推しに会うなら中途半端は嫌だ!
彼女は今マリンフェスト領の病院で入院しているらしい。
ソフィア曰く徐々に回復しつつあるらしいから彼女の病状が
回復するのも待ちたいしねっ。
この世界に生まれて来てからやっと大きな目的ができた気がするっ!
私はこれから推しに会う準備をするっ! by笑茉&メアリー
エイっエイっ、オーーーっっ!!!
最近コロナの人が周りにも増えてきました…
皆様気を付けてくださいねっ…元気で小説を読んでください…!




