よーい、ドン! 世界を守るRTA
なんとなく書いてみました。
「危ない!」
その言葉を最後に俺の意識が途絶えた。
-----ある場所にて-----
「んん?こ、ここは?確か俺は....。」
「お目覚めになりましたか?修一様。」
「俺は、どうしてしまったんですか?」
「貴方は横断歩道でトラックとの交通事故に遭い、死んでしまいました。」
「俺が?死んだ...............?」
「はい。そこで、まだまだお若い修一様には特別サービスということで、二つの選択肢があります。」
「それって、転生ってやつか?」
「えぇ。一つ目は転生で、二つ目は新しい命を手に入れて地球で生まれ変わるか、の二択です。」
「もちろん、転生でっ!」
「分かりました。それでは、能力振り分けをさせていただきます。」
「チートって自分で選ぶ事ってできますか?」
「はい。この中から五つほどお選び下さい。」
そう言われて、出されたものが
【チート】
・神速 ( 光をも超える速さ)
・空間転移 (一度行ったことのある場所へ何回も行ける)
・魔力増加 (普通の人より魔力を格段にアップする)
・抜剣 (剣を抜いたのが見えない速さで斬れる)
・暗殺 (トラップや人や魔物の気配を読み取る)
・全属性 (全ての属性魔法を使うことができる)
・深淵 (地面に潜れたり魔法の威力をアップする)
・限界突破 (レベル上限を格段にアップする)
・聖炎 (ゾンビなどは瞬殺し魔物も一瞬で焼く聖なる炎)
・超幸運 (全ての物事がうまくいく)
これらだ。
「決めました。」
「あら、速いですね。それではこちらに入れてください。」
俺が選んだのは、
神速、空間転移、抜剣、全属性、深淵だ。
「超幸運はいらないんですか?もしよかったら私からのプレゼントという形でサービスします。」
「ありがとうございます!」
「貴方は魔法を極めても良い。魔王を倒しても良い。隠居生活をするのも良い。何をしてもいいんです。言語は分かるようにしておきました。では、良き生活を!」
俺の身体が光る。
次に見たのは、綺麗な草原。なんて気持ちいい風なんだろう。
「よっしゃー!転生成功。んじゃ、やりたかった異世界RTAをやっていくか。」
『ステータス オープン』
修一 (転生者)
使用スキル
神速 空間転移 抜剣 全属性 深淵 超幸運 言語
レベル1/∞
称号 《転生者》 《女神からの寵愛》 《自由な者》
「いくぞ!」
神速を使い、道を通っていると馬車が見えてきた。
「すみません!」
「はい?」
「ここは何処ですか?」
「「「「敵襲」」」」
敵かと思われている。まぁ神速を使いながら馬車と同じ速さで走っていたら、やばいやつだもんね。
「姫を守れ!!」
姫?やっば!この馬車お姫様の馬車だったのか。
じゃぁめんどくさそうだからいいや。
「失礼しました〜」
神速で駆け抜ける。
しばらく走ると国が見えてきた。
「地図ってありますか?」
「迷ったのか?ほれ。」
なるほどね。
「ありがとうございます。では!」
国にはよらない。このまま魔王城へ直行だ。
神速と深淵の重ね掛けで地中をスイスイと泳いで?行った。
地中を進むこと10分。かなり遠かった。
「ここが魔王城か...............。」
「そこのお前!魔王城に何用だ!」
「魔王とやらを倒しに来ました。」
「そうか!許さぁぁぁぁんっっ!この私、魔族5英傑が一人拷問担当サージャックが相手する。いざじんじょう........」
首を斬った。抜剣とは便利だと思った。5英傑がいるのか。次はもうちょっと手加減するか。
城の中は魔族だれ一人いなかった。
「俺様は魔族5英傑が一人悪竜担当のシャインだ!」
「また一人か.... もっといるだろ?」
「侮辱しやがって!来いっ!」
奥から三人やって来た
「僕は亡者担当レクダース。」
「同じく、終焉担当のデスと!」
「否定担当のルーシャ。」
「死ね。可哀想なウサギちゃん。」
四人の攻撃が飛んでくる。しかし、
「同じく、死ね。抜剣」
手加減したつもりが、魔族は豆腐みたいに切れてしまった。
「強すぎだろ抜剣。」
「貴様だな!」
「お前が魔王か。今タイムアタックをしているんだ。悪く思うなよ。死ね。神速と抜剣と全属性の重ね掛け」
魔王の首が飛んだ。俺はそれを掴み国に転移した。
「記録は....5分29秒か」
「まだ迷っていたのか?」
「これあげるよ。魔王の首だよ。バイバイ。」
「ええええええぇぇぇええぇえええええーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
こうして魔王は滅び、5分29秒は歴史に残りました。
日本語が変だとしても気にしないでください。