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ケイの一話完結小説  作者: ケイ
15/68

15.兄「俺サイコパスだった」

兄「無料の診断受けたらやべ~、俺サイコパスだった。どうしろう」


妹「別に気にしなくても大丈夫だよ」


兄「いや、気にするよ。将来人殺したりしないかなあ」


妹「別にサイコパスの人は全員殺人犯ってわけじゃないよ。それにサイコパスの人は100人に1人の割合で存在するから全員殺人犯なら世界で7千万人はいることになるから、刑務所がパンクするよ」


兄「そうなのか」


妹「サイコパスは犯罪者だけではなく、大企業のCEOや外科医といったエリートもいるよ」


兄「知らんかった。サイコパスは凄いんだな」


妹「サイコパスは合理的な判断や大胆な決断ができるから成功者もたくさんいるんだよ」


兄「スゲーなサイコパス。悲観してた自分が恥ずかしいわ」


妹「すべてのものに良いことと悪いことがあるからね」


兄「確かに俺テスト前だけど勉強せずゲームする決断早いからな」


妹「その決断は100%間違ってるけどね」


兄「そうと分かれば俺、学校辞めて起業する」


妹「え?大丈夫なの」


兄「とりあえず、やってみる」




~数年後~


兄「あ~、会社潰れて、後に残ったのは莫大な借金だけか。妹に相談しても自分のことは自分で何とかしなさいって、何とかできないから相談したのに」


兄「これからどうしよう」


兄「…そうだ、銀行強盗やろう」




後日、兄は捕まった。兄は事情聴取で次のようなことを言った


兄「俺はサイコパスだ。だから銀行強盗やってしまったのは仕方がないことなんだ。だから、俺の罪を軽くしてください。お願いします」




(終わり)




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