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ケイの一話完結小説  作者: ケイ
10/68

10.学生「1+1= だと」

~大学入試問題~


(問題)


1+1=


学生「何だこの問題は、1+1?」


学生「学生をバカにしているのか。いや、この大学は一流とまでは言わないが真ん中よりは上のはずだ、そんなわけはない」


学生「普通に2と答えていいのか。いや待て、例えば1つの雲と1つの雲が合わされば1つの大きな雲ができる。そうすると1+1=1となり、答えは1だ」


学生「いや、1+1=田なんてこともあり得ないか」


学生「待て、1+1=の+は数字の10、=は数字の2で、11012を表しているのか。だとしたらこの数は何を意味しているんだ。誰かの受験番号か、それともこの大学に関係する番号?」


学生「ヤバイ、いったい何が正解なんだ」


試験監督「学生の皆さんすみません。テスト用紙を間違えてしまいました。今から用紙を交換していき、また改めて時間を測ってテストを始めます。困惑させてしまい申し訳ございません」


学生「何だよ。必死になって考えた自分が恥ずかしいよ」




(終わり)



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