エンドオブザワールド
忙しさにかまけて、忙しさ中心に生活が成り立って
色々な考え事おざなりになって、機械的に雑務をこなす
貴重な言葉の組み合わせ、砂のように頭からこぼれ落ちる
ああ、エンドオブザワールドだわ
現実の情報に意識をとらわれて、夢も見ない夜夜中
喋る全てがモノトーン、視線の行方も他人の粗探し
あなたがいるだけで煌めいていたのに、今や日常の一部
エンドオブザワールドです
一日があっという間で、明日も明後日も、すでに何があるのか分かってる
例えばこの1秒
息を吸って吐く束の間
瞬きする刹那の闇
私は誰かに世界を差し上げたい
氾濫する電波や、他人のプライベートで頭でっかちになる前に
終わらせない世界を!
人差し指から折って数え始めることを笑ってくれる
そんなあなたが存在する世界を
私、終わらせないわ