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短編2

神は後に語る。文字数制限しとくんだった、と。

作者: 猫宮蒼

 じゅげむじゅげむごこーのすりきれフルバージョンよりは短め



 この世界はやがて滅びる。

 これはこの世界を作った女神様が決めた事――ではなく。

 さらに上の立場の神様が決めた事らしい。


 神とて全能でも万能でもない、と私たちに説明してくれた異世界の神様は言いました。

 失敗する事はもちろんある、と言われて私はそういや自分の世界の神話でも、人間を作ろうとしたら何か失敗しちゃって別の生き物が~みたいなのあったなぁ、と漠然と思い返していた。


 ともあれ、この世界を作った女神様は、私たちに説明をしてくれた神様曰く、駄目な女神、略して駄女神らしい。近々――と言っても神様感覚での近々なのでとても先の話だ――そんな駄女神を処し、この世界は緩やかに崩壊し最後に消滅するらしい。


 私たちはそんな世界に転生させられたのである。

 とはいっても、ここでの生をきちんと終えたら次はここよりマトモな世界に生まれ変わるらしいので、気分は事故物件に期間限定で住むバイト感覚だ。

 ま、事故物件は住んだ後で、別の住人がやってくるとは思うけれど、でもこの世界は後からやってくる人は大分減る。神様も世界が滅ぶ前に寿命が終わるように調整してくれるらしい。

 そうやって世界が滅ぶギリギリまで転生者を一時的にここに送るのに、神様事情があるらしい。


 これから世界が滅びます、とこの世界の人たちに告げるつもりは勿論ない。

 既存の最初から最後までこの世界の生まれである生命は、等しく最終的に滅びを迎える。


 けれどそこで、神様直々に滅びますよなんて知らせたらどうなるか。


 この世界を作った駄女神は処分されるだけの事をやらかしたようだけど、この世界に住んでる人間たちはある意味でとばっちりのようなもの。

 ここで滅んでなるものか、と滅びの道を回避しようとするかもしれない。


 ……いやどうだろ?


 前世と違ってこっちの世界神様信仰それなりにあるから、おぉ神よ、お助け下さい! って感じで祈るだけで何もしない可能性はあるのよな……それなら神様的にも手っ取り早くはあるんだけど。


 でも、じゃあもう神なんぞ信じてられっか! 自分の道は自分たちで切り拓けぇぇぇぇええええ! みたいなノリになったとしよう。

 最初の内は上手くいかないかもしれない。

 でも、滅びる直前ギリギリで、別の世界に脱出、なんてことができる手段を編み出されると、とても困るらしいのだ。


 私たちの前世で言うなら、地球のかわりに人類が暮らせそうな環境の惑星を探す、みたいなやつ。


 ただ、この世界の人間たちは他の神様が作った世界だと、存在が毒らしいので。

 異世界からやって来た生命体がその世界を脅かす脅威となるのだ。


 なので、正直どこもかしこもこの世界の人間たちが来る事は一切歓迎していない。そりゃそうだろう。

 前世で例えるなら海外で作られた猛毒物質を勝手に自国に押し付けられるみたいなものだし。

 その毒が自分の国にとって有益な存在になるっていうなら話は別だけど、そうじゃなかったらふざけんな自分たちで処理しろ他人様の国に押し付けんなってなるわけで。


 なので、滅びる世界から脱出し他の世界を見つけて移住しよう、みたいな事をされるのはとても困るのだ。

 自分の世界で出た厄介事ならまぁ仕方ないなって気もするけど、別の世界のどうしようもない物を持ち込まれるとかは流石にね……



 ちょっと話が変わるかもしれないんだけど、駄女神が作った世界っていうのが、これまた私たちの前世で流行ったらしい乙女ゲームだとか恋愛ジャンルの作品あれこれを混ぜ込んだような世界でして。


 中世ヨーロッパ風でありながら、どこか現代っぽさもある、そんな世界観。

 魔法は無いけど神の力はそれなりに。添える程度のファンタジー。


 やれ悪役令嬢だなんだといった作品にありがちな世界なのだと察してほしい。


 中途半端に現代っぽい部分があるせいで、文明の発達加減がいまいちわからない。


 更に駄女神は処される事に当然納得しておらず、未だ悪あがきを続けているらしく。

 駄女神よりも上のお偉い神様が転生させる事にした私たちとは別に、違法で私たちのような転生者を世界に投下しようとしているとの事。


 とはいえ、駄女神の力は大分削いだらしいので、仮に転生させられても数年単位で一人か二人が関の山、だそう。

 さっくり殺したらあかんの? と私じゃない転生者が神様に質問したけど、処分方法を間違えるとうっかり神の力の残滓が飛び散って片付けが面倒なんだとか。

 なんだろう、危険物処理の香りがする。


 でも違法転生させた相手が仮にこの世界の技術力を爆発的に進化させるとこちらにとっては困るわけで。


 私たちの役目は、そんな違法転生させられた駄女神の被害者の救出ならびに、始末である。



 文明レベルがこれ以上進化しないよう維持させていく。それはわかる。

 前世の世界でも何か戦争直後くらいに色々な技術が進歩して発展したって言われてたから。私が前世で生きてた時代はすっかり便利になってたけれど、おじいちゃんおばあちゃん世代の頃はそこまでではなかったらしい。たかだか数十年でそこまで変わるんだ!? って思ったくらいなので、もしここで駄女神が呼び寄せた人間がとんでも有能人物だった場合、とても困るのだ。他の世界が。


 なのでその場合は、私たちがそれとなく妨害します。与えられたお仕事です。


 とはいっても、駄女神の作った世界のこれから辿る大まかな流れは神様方で調べた結果、一体どこの乙女ゲームだよ、みたいなイベントばかりっぽいので。

 駄女神がぶち込んだ転生者もその流れに巻き込まれるのが確定してます。


 貴族や商人になって金を稼いで世界を発展させるぞー! とかいうタイプは妨害しないといけませんが、望まぬ転生をさせられたタイプであればこちらで救助せよとの事。

 そうでなくともいらん事しそうなのは確実に潰してよい、との事でした。



 ――というわけで私たち転生者一同、それなりに気を引き締めて世界各地で起こるらしい乙女ゲームちっくなイベント発生国でスタンバってたわけなんですが。



「こちらコードネーム ブリオッシュ。

 駄女神による違法転生者を発見。駄女神の甘言に乗ってハーレム作りつつこの国を発展させようなどという妄言を持った存在を抹消した」


「コードネーム サルミアッキ。

 前世の知識を利用して大儲け大作戦を目論む違法転生者を発見。

 話し合いの結果この世界に存在しない前世の持ち物を発明しない事を条件にこちらで回収。保護する事となった」


「コードネーム テトロドトキシン。

 力を失いつつある駄女神により強制的に魂を引きずり込まれた転生者、ではなく憑依者を発見。本来の魂は身体の奥底に追いやられていたため憑依者の魂を引きずり出して回収」


「コードネーム ハニーパイ。

 ロクな説明なしに転生したであろう違法転生者が乙女ゲームの世界だと思い込んでヒロインムーブかまそうとしてたのを発見。

 正直勝手に破滅しそうだから放置でいいかなって思ってたんだけど、馬鹿って時として予想外のミラクル起こすから念のため仕留めておいたよ」


「コードネーム ジャンツォンジャン。

 サルミアッキと似た状況であったがこちらは世界の発展を推し進めようとしていたのでやむなく処分した」


「コードネーム プレッツェル。

 恐らく違法転生者。ただし乙女ゲームや悪役令嬢ものといった作品とは無縁と推測。

 核爆弾作ろうとしてたからちょっと悩んだけど始末しておいた」



「……多いわーッ!」


 神様から与えられた同じ仲間同士で話ができる魔法の道具――ビデオ通話みたいなやつ――で、一日の終わりに報告会議してたけど、一日でこれ。

 いやあの、別に今日が初めての報告会ってわけじゃなかったんだけどね!?


 でも昨日や一昨日とかはこんな立て続けの報告なかったの。


 あっても一人とか、一人も発見しなかったりとか。

 なんでこんな唐突に増えてるんだ。駄女神の力は大分衰えてきてるから、むしろ違法転生者とか減ってきてるはずなのに!



 あ、ちなみにコードネームは基本的に各自で決めたものなので神様が決めたとかではないです。

 そしたら食べ物縛りみたいになっただけです。

 コードネーム テトロドトキシンに関しては、フグだと文字数少なくて微妙だし、てっさかてっちりも語呂的に微妙、との事で。

 まぁ、私のコードネームもつけた時に他の仲間たちから突っ込まれましたけれども。

 お前のネーミングセンスもテトロドトキシンと同じだよって言われたのは遺憾の意。


「多分だけど、駄女神、違法転生者に事前説明しない事で余計なコスト省いてる感ある」

「あ、それは感じた。だってまず神が人間に言葉を届けるにしたって、そもそも住む世界の次元が異なるわけでしょ?

 って事は、超音波とかじゃないけど人間の耳に聞こえる周波数に合わせる必要が出てくるわけじゃん?

 神様はそれこっちにやって説明したけど、個別にしなかったのって、一度に済ませたかったからってのもあったと思うんだよね」

「あぁ、でも駄女神は一度に大勢を引っ張ってこれないし、隙を見てこっそり引きずり込むのが関の山だもんな。夢の中ででも説明して、って手段がとれたのは初期の頃はともかく最近だと波長が合うタイプ以外難しくなってきたのかもしれない」


「や、それ以前に、核爆弾作ろうとしてた転生者、何者?」

「というか放置しとけば勝手に世界滅んだんじゃね?」

「え、でも万が一使いこなされるような事になったら面倒だし」

「というか、うちらは途中で死んでも次はマトモに転生できるって神様に言われてるけど、だからってやだよ流石にそれで死ぬの。来世にトラウマ引き継ぎたくないんだわ」

「強くてニューゲームの逆バージョンすぎる」

「普通のニューゲームよりむしろ最悪では」


「というか、転生者どころか憑依者まで出るとか駄女神の悪足掻きがマジで酷い」

「ホントロクな事しないね」

「世界を発展させるとか、あとはなんだ、愛の力がどうのこうので神への信仰を上げれば力が復活とかそういうアレ?」

「ワンチャン目論んでそう」


「いや無理でしょ。信仰によって溜まるはずの力は別エネルギーに変換されてこの世界の崩壊を進めるのに使われるって話だし」

「……信仰パワー溜まってる?」

「いやあんまり」

「駄女神だしねぇ……」

「そだねぇ……」


 一日の終わりの報告会なので、あまり長々と話していると明日に響く。

 そういうわけでこの日の報告会はここで終わった。


 そんな風に毎日夜に皆で違法転生者を狩ったりしつつ過ごしていたある日の事。


「そういやさ」

「何?」

「今日始末した違法転生者なんだけど。自分がヒロインだと思い込んでツラの良いイケメンに絡みまくってたんだけどさ」

「ありがちすぎて話題にするにも今更なパターン」

「一応ね、それとなく注意しておいたのよ。一応こっちでの私の立場での婚約者にも絡んでたから」

「あ、それ悪役令嬢って言われる感じの?」

「いえ、あんたみたいなモブが指図しないで私はヒロインなんだから~バージョン」

「モブて」


「駄女神が己の趣味爆発させすぎてどっかの乙女ゲームみたいな世界っぽくはあるけど、ここ別に何かの作品ってわけじゃないんだよね?」

「それはマトモな神様の方で確認済み」


「って事は別にその違法転生者、ヒロインではないんだよね?」

「メインストーリーがないからヒーローもヒロインもいないから、自称ヒロインちゃんもモブだよ」

「自分の人生の主人公ではあるけど、世界の主人公ではないねぇ」

「自分もモブなのにヒロインだと思い込んでるの何か可哀そうになってきた」

「可哀そうだから一思いに仕留めてあげたよ」

「慈悲」



 もうみんなすっかり慣れたものである。

 でもそのヒロインちゃんからしてみれば、乙女ゲームだと思っていたら突然のホラーみたいなものかも。

 こんな展開知らない、とか言い出されたらそもそも原作なんてないんだからこんな展開も何もってなるし存在しない記憶を持ってるヒロインちゃんのがホラーだわ。


 まぁいかにもすぎる世界観だものな……その手の作品をいっぱい履修してるタイプの人なら勘違いしても仕方ない。私だって何も言われないまま転生させられてたら多分自分の知らない乙女ゲームかラノベ作品に転生したって思い込んでた。


 ただ、皆は結構な頻度でそういった自称ヒロインちゃんとか、悪役令嬢に転生したっぽいけど先にフラグへし折って自分がヒロインにスライドしてやる系の違法転生者と遭遇してるんだけど、私だけはなんでかあんまり遭遇しないのよな。

 おかげで報告の時ほぼ聞き役。虚しい。



 ――と、思っていたのがフラグだったのだろうか。

 ある日私も違法転生者と遭遇したのです。

 ただ、その人はヒロインを自称するタイプではなく、魔王になって世界を滅ぼそうとしているらしかった。

 強大な魔力を得て魔物とか生み出して世界征服するぞーってタイプだったんだけど。


 あの、この世界魔法の道具はあるけれど、それだってゴロゴロしてるわけじゃないし、そもそも魔法が使えないタイプの世界なんですわ……


 なので、魔王になるとか以前の問題なんだけど、えっ、どうしようこのままだとこの人ただの頭おかしい人だし放置しておいた方がいいのかな、って思ってたんだけども。


 魔法が使えないとなったら武力でやらかそうという発想になって、馬鹿みたいに鍛えだしたの。

 しかも成長スピードが馬鹿みたいに早くて。

 この人が武力で世界を征服しようとしたとして、まぁ世界が発展する事はないだろうし、むしろ崩壊する速度が速まるだけでは? って思ったりもしたんだけど。


 でもやっぱりもし途中で私たちが処分しないといけない、ってなった時に勝てなかったらマズイよなって思ったから。


 芽の段階で摘むに限るなって思ったから、私は勇者の振りをして堂々と真正面から戦いを挑みましたとも。

 相手が魔王目指すなら勇者は放置しないでしょ流石に。


 そうして激闘を繰り広げ、どうにか勝利したわけです。


 なので早速意気揚々と報告会で今日は自分も相槌とか突っ込みとか世間話以外のちゃんとした報告ができるぞ! とテンションを上げて報告したの。


「みんな~、聞いて聞いて!

 何か魔王になろうとして世界征服目論んでたこの世界とは若干方向性の異なる違法転生者倒したよ~!

 数日観察した結果ちょっと脅威かなって思ってたけどどうにかできたよ~!

 以上コードネーム ガンマラカントゥスキトデルモガンマルス・ロリカトバイカレンシスでした~!」


 やったー! とばかりに報告したのに、皆のテンションは私みたいに上がってくれなかった。


「やったじゃん、エビ」

「おめでとう、エビ」

「お前のコードネーム馬鹿みたいに長いんだよエビ」

「最低限ゲームで名前つけられる文字数見習えエビ」

「コードネーム テクマクマヤコンでよくない? エビ」

「ほらもうお前のせいで皆語尾がエビになっちゃってるだろエビ」


 辛辣! 仮にも同じ目的を遂行する同士だというのになんという塩対応!

 誰も私をコードネームで呼んでくれない。


「一回くらい私の事もちゃんとしたコードネームで呼んでくれたっていいじゃん!」

「それで前にジャンツォンジャンとサルミアッキが舌噛んで数日喋るの大変だったでしょ。もうやらないからねヨコエビチャレンジとか」

「ぐぬぬ……」


 コードネーム決める時に深夜テンションで付けたのが良くなかった。

 しかもこの名前、変更しようとしたら神様が違法転生者と戦う際に力を与えてくれる時の紐づけで、一度決めたら変更できないタイプのやつだった。

 おかげで私のコードネームは他の皆のコードネームも大概だけどお前が一番大概だよ大賞を受賞してしまったのである。



 ちなみに。


 私たち転生者が此度の生を全うしてまたもや神様と対面する事になった時、皆はコードネームで呼ばれたのに私だけエビでした。

 えっ、じゃあもうコードネームそれでよくない?

 神様がそう呼ぶならもうそっちが本当のコードネームでよくない?


 って思ったけど、まぁこの時点でそんなもん完全に手遅れでしたよ。


 名前って、やっぱ呼びやすさとわかりやすさが大事なんだなって思ったので、この教訓を胸に来世を頑張っていこうと思います。


 ……え? 来世は転生してた時の記憶なくなるの?

 まぁ確かに転生して前世の記憶ってそう憶えてるものじゃないよね。


 もしうっかり前世、つまりここでの記憶を思い出すようならまず自分のコードネームが出てくる可能性がある?

 ……あ、思い出したところで役に立たないパターンですね。そもそも思い出せても次の私がそれを理解できるだろうか。


 というか他の皆も仮に思い出せても中二病すら起きそうにないコードネームよ。

 あれそう考えたら私のコードネームだけ無駄に中二病感あるぞ……?


 あの、神様、来世の転生特典とかにマトモなネーミングセンスって……え、ない? 特典そのものがない?

 名付けする際はよく考えろ?

 おっしゃるとおりです、はい。

 次回短編予告

 なろうにありがちな後妻と義妹ができた令嬢の話。

 その他ジャンル投稿ですが、人によってはホラーみがあるかもしれない。個人的ホラーレベルは0.5とかそこら辺。

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― 新着の感想 ―
……その神様本当に信用できる? 駄女神情報そいつだけだけど
斬新な展開でめっちゃ面白かった!! コードネームいいなぁ… 発酵食品限定とかだったらもっと大変なことになってそうwww ホンオフェ、シュールストレミング、キビヤックwww
本来なら核兵器を個人で作れる転生者何者?とかサルミアッキはコードネーム何でそれにした?とかにツッコミが集中するはずなのに予想の斜め上を行った主人公。 他のメンバーがツッコミ入れてくれてるから多分おそら…
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