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異世界の智将  作者: トッティー
第三部 怒涛編
62/85

~これまでのあらすじ~

 シャルロワ大公軍を撃退し、王都に凱旋した亮達カタパルト王国軍。だが、北からはフリーダ皇国軍が、東からは第二王位継承者マクシムと豪族カールの連合軍が、真綿で首を絞めるように緩やかに王都へ進撃する。カタパルト王国は第二の苦難を迎えていた。


 カタパルト王国は各地の貴族に参集命令を出した。カタパルト王国直轄軍と集まって来た貴族軍は併せて二万。壮烈な大軍がフリーダ皇国軍の占拠する北方へ向けて進軍を開始した。


 一方夜雨に紛れて西に向かう軍勢の姿もあった。近衛隊五百、騎士団一個部隊五百、歩兵軍団二個部隊一千、魔術師団一個部隊五百。僅か二千五百の少勢が、徹底的な運送の効率化によって高速機動を成し遂げていた。


 西では、マクシム率いる新生カタパルト王国軍一万と、紛争地帯の豪族カールの軍勢八千が駐屯していた。その少し南方には、ジュネ将軍が四千程の兵を率いて籠城していた。


 かくして、『コーランド電撃戦』が幕を開ける!


 ジュネ将軍が三千の軍勢を率いて敵陣を奇襲。瞬く間に攻勢を強める。ジルと亮もまた、二千五百の精兵を率いて敵陣を急襲。夜襲な上に挟撃を食らった連合軍は、カール軍の踏ん張りで少し形勢を保とうと努力したものの、完敗という結果に終わった。敗走するマクシム軍を追撃したジュワンベルク・シュマン達は謎の魔術攻撃に晒されたが、その効果は追撃の中止にとどまり、反転逆撃を食らうことはなかった。


 こうして、カタパルト王国は南と西の強敵を次々と撃破し、遂に北のフリーダ皇国軍に相対する。

2011年11月24日追加

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