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異世界の智将  作者: トッティー
第一部 血風編
28/85

~人物紹介~

第一部のネタバレを含みます。

吉田亮(15)


 異世界に召喚された少年。高校の入学式に行く途上召喚された。謀略を張り巡らすのが得意。魔力は殆ど無くて、光系統。容姿は平凡……とは言い難く、狐のようなずるがしこい目をしている。肉体は普通で、背も普通。普段は明るいがずる賢い。ちなみに剣道一級。小学生のころやっていた。


ジル・カタパルト(23)


 亮を召喚した青年。カタパルト王国の第二王子。金髪の美形で、長身である。若干優柔不断なところがあるが、頭の出来は良い。かねてより諜報局と親交を深めていた辺り、情報を重視しているところがある。魔法は炎の下級で、王族にしては低い方。妹や弟達を大事にしているように、身内に対しては情が深い。


マクシム・カタパルト(20)


 ジルの従兄弟で、高等な魔術師かつ魔術理論学士。僅か十二歳の時にかの高名な魔術師・魔術理論学専門家のキュトラ伯をも唸らせる論文を書き、話題を呼んだ。現在は領内でキュトラ伯と共に魔術理論の研究を重ねているらしい。

 ビスケット紛争ではシャルロワの大義名分を充足する為の傀儡となった。詳細は不明。


ユルバン・シャルロワ(49)


 カタパルト王国の宰相。商会と繋がっている。母親は商人の娘で妾腹だったが、その能力を父親に認められてシャルロワ家を継いだ。保守派の筆頭。権力闘争に勝って宰相になっただけあり、政治力はかなり高い。内乱では反乱軍の首魁となった。顔は、いわゆる中年オヤジみたいな感じ。反乱を起こした動機は不明。


ギルバート・ニッケル(63)


 謎の爺。吉田亮にかなり敬意を払われており、ジルからも厚い信頼を受けている。王太子の秘書となっただけあって能力は高く、全般的に深い知識を持っている。


リディー(21)


 優秀な官僚。あまりに仕事ができるのでジルの第二秘書になったが、元は下級貴族の出身。かなりの美人で、大人っぽい。髪の色は緑である。ジルへは敬意を払っている様子だが、吉田亮とは仲が悪い。


ドニ・ブルゴー(33)


 騎士団団長であり、戦闘は最強。一騎当千。浅黒い肌に黒髪といった容姿。槍術が得意だが、大剣も使える。レーヴァテインを所有しているが、これは先代国王エドガーに下賜されたものである。元々領土も持たない零細貴族の生まれだったが、数々の戦功により三十一歳で騎士団長に昇格。

 吉田亮を敵視しているフシがある。


エドガー・カタパルト(45)


 第二十四代国王。亮召喚の一ヶ月後病死。マクシムの暗殺だという説もある。重商主義であり、外祖父の出が元商人であるシャルロワを重用していた。国王に即位したのは32歳の時。以来殆ど戦争を行わず、南方への勢力拡大を図って来た。とはいえ、温い平和主義者という訳でもなく実際エドガーの御世でも数回戦争を遂行した。


モーリッツ・バイダー(21)


 ジルの護衛騎士の一人。父親は有力貴族だが、そりが合わず家出。王国の騎士団に入る。剣の腕は騎士団でもトップクラスだったが、人を率いるのに向いていなかったのか、王太子の護衛を志願した。ジルには深い忠誠を誓っている。また、美形なうえに性格がいいので、魔術師団の少女達に絶大な人気を誇っている。亮のこの世界初の友人。


ローラン・ジュネ(45)


 カタパルト王国の歩兵軍団長であり、第三将軍。父親は、カタパルト王国に降伏したイピロス紛争地帯の豪族。かなりの戦上手で、軍部では二番目に人気のブルゴーを圧倒する程の支持を得ている。過激派の中心人物である。


マリオン・レーデ(39)


 過激派の中心人物。保守派の内乱ではジルに味方する。軍需商人と繋がっている。明治時代の桂太郎とか寺内正武と似てる。親分肌なので貴族たちを纏めているが、爵位の格ではシャルロワに敵わない。北の同盟国フリーダ皇国に攻め込むべきだと主張している。曰く、今こそ疲弊している中原に攻め込むべきだとか。


エレナ・シュマン(22)


 カタパルト王国革新派の武官。騎士団第四部隊隊長である。ブルゴーに師事しており、彼を崇拝している。大剣使いで、その細い腕からは考えられない程の力を出す。カタパルト王国では十指に入る実力者。四大貴族の一つシュマン一族の棟梁の娘。魔術は身体強化のみ。


レイナー・ピクルス(37)


 カタパルト王国内の大商人。鉱山からとれる魔導石や鉄鉱石等の売買を主に取り扱っている。端役。


アロンソ・バトン(36)


 カタパルト王国外務大臣。十一人居る閣僚で唯一派閥に属していない。

 今の所端役。永遠に端役のままかもしれない。よくてモブキャラになる程度だろう。



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