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世界が変わっても所詮、俺は俺  作者: ガルピー
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四人での依頼

よろしければご覧ください。

 フガとサーラをパーティーメンバーとして登録してから数日が経った。その間に二人には装備を整えてもらった。そのおかげもあり、二人の姿は見違えるほど良くなっていた。身につける物しだいでここまで変わるとは思っていなかった。


 二人は今、どこの誰が見ても美男美女と言うぐらい整っている。フガは伸びっぱなしになっていた髪を切り、服を整え、かなりの好青年になった。サーラは暗闇の中でも美しい容姿をしていると感じていたが、カイラに連れられて一日中、街の中を巡って、帰って来たときにはフガも俺も目が離せなくなるほど美しくなっていた。



 「なあ、俺たちの今回の目的はなんなんだ?」とフガが聞いてきた。


 それに対して「二階層の調査」とかなり曖昧に返事をしたのだが「そうか」とフガはそれ以上深堀してこなかった。

 

 そんな様子を見て「二人とも、もう少し仲良くしなよ」とカイラがたしなめてきた。


 「ねえ、あの二人どうにかならないかな?」


 「どうとは、どういうことでしょう」


 「いや、同じパーティーで不仲なのは問題じゃない?」


 「確かに、そう言われるとそうかもしれませんね」


 サーラとカイラの会話が後ろから聞こえてくる。


 だが、俺としても別に仲良くしたくないわけではない。それでも今回の依頼に関してフガにだけ話していないことがあり、そのことをいつ言うべきかタイミングを計っていたのだがどうにも上手くいかず、そんな折に不意に話しかけられたため、さっきみたいな態度をとってしまった。


 「あっ、あれ二階層の入り口じゃない?」


 カイラの声を聴いて階段の下部に目を向けると、一階層のときと同じく光が階段に射し込んでいた。それを見て、フガに言っていなかったことを伝えようと歩く速さを早めると、サーラが俺の肩をつかんで話しかけようとする俺を制止し「今はまだ言わない方がいいと思います」と耳打ちしてきた。


 そう、今回フガに依頼の内容を言わないことを提案したのは、サーラだった。


読んでいただきありがとうございます。よろしければ次回もご覧いただけると幸いです。

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