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世界が変わっても所詮、俺は俺  作者: ガルピー
16/54

昇級試験1

よろしければご覧ください。

 初めてクエストをこなした日から数週間が経った。その間にいくつものクエストをこなしたが、そのほとんどが日雇いバイトのようなものだった。もちろん採取のクエストもやっていたが、それ以外の仕事は商品の袋詰めであったり、生活用品の部品を組み立てることなど、俺たちじゃなくてもできるような仕事を無難にこなしていた。刺激の無い日々だったが、それなりに貯金も集まった。だがまだ少し、杖を買うのには時間がかかりそうだった。生きていくためには食事や睡眠が必要であるため、宿をいくつか転々としながら俺たちは生活していた。ここにきて「金」という基本的なもの価値を知った。そんな折、いつも通り、採取などの難易度の低いクエストを受けようと受付に行った際に昇級試験を受ける権利があると告げられた。どうやら先日に受けた、キノコの採取クエストをクリアしたことで、俺たちはギルドの昇級試験を受けるために必要な「一定回数以上のクエストクリア」を満たしたらしい。そのため、今からでも受けることができるがどうするか?と聞かれた。

 「カイラ、どうする?」

 「えっ、受けるでしょ」

 そうして俺たちは、何も準備をしていないので、少し心配だったが試験を受けることにした。

 試験は二日に分けられて行われると説明された。一日目は筆記試験、二日目は実技試験が行われる。筆記試験のほうは今日このまま別室に移動して行われると言われた。

 結果として試験の一日目は問題なかった。問題は基礎的な知識を問うものであり、応急救護や、この近辺に生息する動物や植物の名称や特徴を答えるものだった。ここ数週間の採取クエストや日雇いバイトでの経験などがかなり生きた。というかこの筆記試験は落ちないよう配慮されており、よほどのやつ以外落ちないと思う。そして明日の朝から昼頃にかけて二次試験は執り行われ、明後日には昇級できたかが分かるらしい。

 「カイラ、試験どうだった?」

 そんな試験後のお約束みたいなことを宿の部屋で聞いた。

 「うん、特に問題ないかな、蓮も大丈夫だったんでしょ?」

 「ああ、特に問題ないと思うよ、結構これまでのクエストで見たりした内容がほとんどだったし。それよりも明日はどんな内容の試験か知っている?」

 「うん、ギルドで既に昇級試験を受けた人達に筆記試験の後、話を聞いたけど、街の近くのダンジョンの一階層に潜って、指定されたモンスターを倒すって試験らしいよ。ただ何のモンスターを倒すのかは当日に知らされるらしいから、試験で倒す具体的なモンスターのことまでは分からないや。でもここ最近の試験ではブラックウルフとかっていうモンスターが試験での課題だったらしいよ」

 「それって、以前この街に来るときに倒したやつ?」

 「いや、あれとは違うよ。この街に来る前に戦ったやつは魔獣であって試験にでるのはただの獣。前見たやつには魔族の血が入っていたの。魔族の奴らが直接与えたのか、たまたま何かの拍子に体内に入ったのかとか、魔獣になる原因は魔族の血を取り込むことだと考えられてはいるんだけど、詳しくは分かっていないの。とにかくそういうわけだから特に問題ないと思うよ」

 「よし、それなら特に心配することなんてないか」

 そう思い、不安もなく一日を終えることができた。

 それにしても魔獣と魔族は別に同じ種族ってことじゃないのか?先天的なものではなく、後天的なものだとすればどんな生物でも魔獣や、果ては魔族にもなりえるってことじゃないのか?・・・だめだ、整理できない、また明日以降ゆっくりカイラに話を聞いて考える時間をとろう。

 そんなことを考えているうちに気づけば眠ってしまっていた。

魔族や魔獣の話は今回しなくてもよかったなと思いました。今後もう少し分かりやすく書こうと思います。グダグダしてすみません。ただ今回もここまで読んでいただき本当にありがとうございます。稚拙な物語、そして文章ではありますが、また次回もよろしければご覧ください。励みになります。

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