プロローグ
何からこのヒントを得たかって?ゆっくり育てていってね!からだよ!
俺「…んで、結局どうなったの?」
神様「あなたは死にました」
俺「だろうな」
神様「はっきり言ってバカですよねあなた。
愛犬庇って車に跳ねられたのは。」
俺「じゃあ俺のルースターが死ねば
よかったって言ってんのか!?」
神様「そういうことじゃないですよ、何故突き飛ばしたあと逃げなかったんです?抱き抱えて逃げるとか突き飛ばしたなら自分も走り抜ければ良かったじゃないですか」
俺「あ、そっかその手があった」
神様「……(汗)」
俺「ちなみにあの後あいつはどうなった?」
神様「一時保健所送りになりましたがもう
引き取って貰えましたよ」
俺「良かったぁ!」
神様「あなた自分が死んだことにたいして関心が0ですね」
俺「まぁいいじゃん。で、特典は?」
神様「え?」
俺「転生者特典だよ。あるんだろそういうの」
神様「…特典?何のことですか?」
俺「勿体ぶんなよー。」
神様「……あぁ、最近のなろう系転生小説の展開のことですね?」
俺「そうだよそうだよ!チート能力貰えて転生できるんだろ?」
神様「そういう制度はこの世界にはありませんよ」
俺「エエェェ!?!?死んで損した帰る!!」
神様「…ちなみに何が欲しいんですか?」
俺「えーっとね」
・転生世界選択権
・転生時記憶保持
・転生後名前決定権
神様「…え?それだけでいいんですか?」
俺「そうだけど」
神様「だってチート能力とか言ってませんでした?
要らないんですかそういうの」
俺「い ら ん」
神様「えぇ…(困惑)」
俺「で、いい?」
神様「まぁこれくらいなら」
俺「よっしゃあ!」
10分後
神様「じゃあ、これでいいですか?」
・世界 よくあるRPGの世界
・名前 白鳳寺 秀
俺「OKバッチリ!」
神様「ちなみに転生後何して過ごすつもりですか?」
俺「鉱夫」
神様「何故!?」
俺「だって生前の仕事のままの方がやりやすいじゃん」
神様「今時鉱夫やってる人いるんですか!?」
俺「冗談だよ。どうせやるなら縛りプレイをやってみたくてね」
神様「あくまで転生後も人生ですからね?
人生を縛りプレイって厳しくないですか?」
俺「やってみなくちゃわかんねえよ!どうせなら鉱夫のまま魔王でも倒してみてもいいかもな!」
神様「わかりましたよ。じゃあ転生させますよ?」
俺「おう!」
俺の足元の魔法陣が光りだした。これで転送するんだろう。
…その時、とんでもないことを思い出した…!
神様「それじゃあお元気で」
俺「えちょ っ と m
転生完了
鉱夫、始動!