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声と愛  作者: 望愛
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音が消えたとき。

グダグダですがどうぞ最後まで暖かい目で見てください。

君の声は僕の耳へスっと入ってくる。

柔らかく優しい声。

音の嵐の中にいても、どれだけ遠くにいても君の声だけが僕の耳に届いた。

昔は届いたんだ。しっかりと。


目を開けるといつもと違うベットで僕は寝ていた。体を起こすと頭に激痛が走り僕は力なくベットに倒れた。

自分に何が起こったのか整理するため記憶をたどった。

学校の帰り道公園から子供がボールを追いかけて車に引かれそうになっていた。それで僕が間に入った。

あの子供は無事だろうか。

僕がそう考えていると病室と思われる扉があいた。

あいた扉から看護師と思われる人が目を大きく見開いて出ていった。僕が驚いて固まっていると医者と思われる40代くらいの優しそうなおじさんと一緒に戻ってきた。

「目が覚めたかい」

僕はおじさんが口を開いた時違和感を感じた。おじさんは僕に話かけている。だけど僕には届かない。

「え、聞こえない」僕はそういった。つもりだ。自分が言葉を話したのかさえ分からない。何も聞こえない。目が覚めた時から違和感を感じていたが分からなかった。だけどわかった今怖い。

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