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絶滅する季節  作者: につき
18/20

短歌のダイス(八面体)

なんとなく短歌です。

紅葉の筏/

夜の月 川面にひとり黙ってる 散り落ちるまま紅葉の筏


秋の声/

きっとそう 今も聞こえる薄い青いろ 秋の声には熱を覚えず


野鼠の夜/

びしょ濡れよ 傘を無くしたなんて嘘 肩寄せあった野鼠の夜


強さとは/

強さとは 大地と空と風と土 灰色の背の象が喰う土


秋は晴れ/

秋は晴れ 渓谷深く水澄みて 秋の炎は冷たく燃える


池寒きころ/

野火香る 金の風なら畦固し 銀の風なら池寒きころ


月哀れ/

美しく 着飾っているな綺麗だな それでもなんだか月は哀れだ


歌が聞こえる/

朝早く 昼の日中に夜遅く 誰かのための歌が聞こえる


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