小説家になろうについて、私が思うこと。
最近のなろうの状況を思いながら、書かせてもらいます。
なぜ人々はあっさりと流行に乗るのだろうか。読む側も書く側も、どちらも流行に乗ってしまい、本当にしたいことなどそこにあるのだろうか?
本当に書きたいことをやればいいのに、なぜやらないのですか。
私も、異世界ファンタジーの流れに乗って書き始めた人です。ですが、それから私は自分が伝えたいこと、やりたいことはなにか、と思い返したときに”本当に書きたいこと”を自覚しました。
本当に書きたいことを自覚した上で書くことと、流行に乗って書くこと。
同じようで全然違います。
前者は自分のやりたいように、思うがままに執筆できますし、楽しみながら小説を書くことができる。後者は流行に乗ったせいで、なかなか思うような物語が生み出すことができず、途中で何度も止まってしまうでしょう。しかし、それでも書く人は世界観を煮詰めた上でやります。
ただ、流行はもうダメかなぁと思うね。
もうVRMMOや異世界トリップは流行らないし、ダンション系の攻略や作りもダメ。ドラグーンもダークファンタジー、もしくは異世界を救う物語もだめ。でも、
今度は、桜荘のペットな彼女をモチーフにした作品が流行しているなぁと思う。
どうして、オリジナルで勝負せずに……流行に乗ってしまい、書く人が増加していくだろうか……。
たしかに、原作をもとに書くのもいいですよ? でも、書く側としてどこに楽しみがあるのだろうか、と私自身そう思います。けれど、人の価値観はそれぞれなので、私にはあまり口出しすることなんてできません。
個人として言いたいことは、もっとオリジナルで勝負すればいいじゃないか。
たとえ、アクセス数やお気に入り件数が少なくてもいいじゃないですか。そんなのは、ただの目に見える結果です。本当に、貴方の作品を楽しみにしている人もいるはずですよ? 感想をくれる人だって、貴方の小説を楽しみにしております。
なので、目に見える結果だけを気にしないでください。
楽しみにしている人たちがいつも、貴方の小説を待っております。
さて。
最近のなろうの主に書かれている小説と言えば、異世界ファンタジー、もしくは現代ファンタジーばかり。それだけではなく、VRMMOの代表作と知られているソードアートオンラインをイメージした作品ばかりもあふれてきているのです。
たしかに面白いですが、行き詰まったらそれはそれで仕方ないかもしれません。
ですが、二年前のなろうはもっといい作品にあふれていたため、いまは面白い作品を見つけることが難しいです。それでも、人それぞれ良作と呼ばれるような作品を見つけることだってできるはず。
だから、私は常に面白い作品を求めている。
流行に流れないように、自分だけの”オリジナル”を生み出しましょう。
いまのなろうで貴方にとって面白い作品を見つけるのは難しいかもしれないし、アクセス数やお気に入り件数が気になるかもしれない。
でも、貴方が本当にやりたいことをすれば、きっとできるはずです。
あきらめないで書き続けていきましょう。