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1-5 デリバリー



さて本日からは創造神さまへの貢物だ!


威厳にあふれるあの方が向こうで思わず小躍りしてしまうような食べものをデリバリーするのだ!


とりあえずは自分で作ったことのある自信作しばり。

そして思いついたものは沖縄料理である!


ということで沖縄のアンテナショップに遠征してあれこれ買い漁りつつ、豚軟骨をたくさん購入した。


旅行は好きだが観光はあんまりしない方だ。

それよりもいい宿をとってそこにおこもりするのが好きだったりする。


そんな私がホテルの外に出るのは食事のとき。


ホテルのごはんも美味しいけれど、なるべくしっかり調べて地元で人気のご当地ローカルグルメをいただくのが楽しみなのだ。


その中でも沖縄料理はダントツに好きだ。

ダントツといいつつも、ほかにもたくさんダントツがあるのだけど。


名古屋めしも作らないとなー。

あとは旅先では一食は必ず蕎麦をたべるし。

蕎麦も打たねばなるまい!


作ってあげたいごはんがいっぱいあるな!


―――――――


「ただいまー!」


ナビィと木花、咲那が飛んでくる。

文字通り、飛んできた。


「かわいいけどふたりは飛ぶの禁止な。外でやったら大騒ぎになるよ。くせになるから飛ぶのは特別な時だけだぞ」


「ショウが帰ってくるのは特別だよ/そうだぞシシ」


愛しすぎる。即許す。


「でも気をつけろよ」


「「はい!」」


「映画はなにを観たんだ?」


「それがまだ観ていないのだ/パッケージをチェックしてるだけで楽しすぎたの」


あるなー。わからなくもない。

全部観たことあるのにどれを観るか悩む時間も楽しいものだ。


「でも観る順番は決めたぞ。明日から楽しみだ!/結局ショウが勧めてくれたやつから観るんだけどね」


なんでウチの女神たちはこんなにかわいいのだ。

しばらく撫でて堪能した。


―――――――


「発表します! 今日のごはんは沖縄料理だ!」


「「………」」


「……今度大きな日本地図買ってやるからな。今日のところはアプリで我慢な」


地図アプリで位置関係を教える。


「このちっこいのが沖縄か/遠いんですね」


「オレの大好きな街だ。いつか永住するぞ。ということでそこの名物料理を作ります。みんなも手伝うように!」


「「「はい!」」」


かわいい。

撫で直してからみんなで調理開始!


大きな鍋に水をたっぷり。

豚軟骨をしっかり浸して茹でる!


ここでナビィのアドバイスで革命が起きた。


【時間停止】をクリエイトして【時間操作】。

指定したものの時間を早送りできたのだ。


なんて便利なんだよ魔法!

圧力鍋、今までありがとうな。


アクをしっかり出したら一度お湯を捨てて豚軟骨を洗う。

再度ひたひたに水を入れて茹でる。


カツオの出し汁に料理酒、みりん、しょうゆ、砂糖。


獅子流のこだわりは、黒糖と泡盛を使うこと。

なぜなら最初に携帯で調べたレシピにそう書いてあったから!


あとはゆで卵も投下して、軟骨がお好みの硬さになるまでじーっくり味を整えながら煮込むのみである。


魔法で早回しだけどね。


外で沖縄料理を食べる時に、いつももっとソーキが食べれたらなーと思うので作ってみたら案外簡単だった。

それ以来、たまにこうして作るようになった。


それも時短魔法でめちゃくちゃ簡単になったからこれからは煮込み系が増えそうだな。


ソーキのポイントは軟骨の硬さ。

歯応えのあるもの好きな私としては、極論、味よりもそれが大事だったりする。


私はほんの少しコリコリが残るくらいの歯応えのあるソーキが好きなので半分はその硬さにする。

残りは女子が喜びそうなぷるぷるソーキだ。


ソーキはこだわるけどほかはいつもレトルト。

許せ。

そこまでお料理マニアなわけではないんだ。

へんなとこに少しとんがったこだわりがあるぐらいでね。 


海ぶどうは氷水で洗ってシャッキリ!

炊飯器で炊き込みごはんを炊く!

沖縄そばを一瞬茹でたら完成だー!


まずは創造神さまと共有した魔法袋にお料理をお届けする。

時間停止だからきっと出来立てを召し上がれるはずだ。


さてこちらもいただこう!


「「「「いただきまーす」」」」


3人は並べた料理をひととおり食べる。 

しばらくの無言のあと、悲鳴をあげた。


「なんだとーーーー!/キャーーー!」

「なにこれー♪」


みんな美味しさに悶絶してくれた。

うむ。幸せである。


そして創造神さまからは感謝の手紙が届いた。


「好きな神器あげる」とのこと。


よほどヒットしたようだ。


明日は何を作ろうかな!

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