新・私のエッセイ~ 第223弾 ~ ぼくの最新の恋愛観 ~ アンドロイドやAIとの恋も悪くない
・・・なにやら、さびしい印象のタイトルではある。
ぼくは、
ここで何度も紹介してきたように・・・
「美絵子ちゃん」
「洋子ちゃん」
という、ふたりの素晴らしい女性と、燃えるような恋をした。
苦しみにのたうちまわったこともあったけれど・・・
人を好きになる、愛するということは、
とても尊いことであり、人生における、大いなる喜びのひとつにはちがいないだろう。
だが・・・
皆さんもおわかりのように、
恋は、「魔物」でもある。
ヒトの精神をむしばみ・・・
ときには、人生そのものを崩壊させることもありうる、おそろしい「悪魔」でもあるのだ。
どんなに安定して、仲むつまじく見えるカップルやご夫婦であっても、
かならずしも、「月夜の晩」ばかりではない。
単なる口ゲンカにとどまらず・・・
何年、何十年にもおよぶ「冷戦」を抱えておられる皆さんも、あるいは読者の中にはおられるかもしれぬ。
・・・ぼくと美絵子ちゃんは、
若くして別離の運命をたどってしまったので、
そういった、「リアルな実生活の修羅場」というものを、お互い、体験してはいない。
もっとも、美絵子ちゃんの場合・・・
ぼくが単に知らないだけで、過去・・・一度は「体験」されてきた可能性はあるが・・・。
洋子ちゃんの場合、
はじめから「結婚」や「夫婦生活」に興味も関心もなかった女性なので、いまだ未婚を貫かれてはいる。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
ぼくは・・・
いまの警備会社からいただく仕事の中で、「駐車場警備業務」というものがあって、
アルファードやヴェルファイアといったワンボックスカーの大き目の車で、回転寿司屋にお越しくださるご家族を、毎週のように迎えている。
みんな、それぞれに幸せそうに見えるが・・・
会話のはしばしを聞いていると、
悪い表現にはなるが、
「プライベートでは、旦那とも奥さんとも、どっちともごいっしょしたくねぇなぁ・・・。」
「俺には、合わねえ。お子さんは可愛いけど・・・こううるさくちゃあ、とてもじゃないが耐えられない。だって、コレが帰宅してからも、ずっと、まいんちまいんち、延々と続いていくんだぜ・・・?」
「なんか、暑苦しいよなぁ・・・。」
となってしまう。
ときには、
ヤンキー風のカップルの「痛車」から漏れてくる、
人工的なカー・コロンのムッとするようなにおいと、ドライバーの体臭が入り混じった、一種異様なニオイで、
「うっ・・・!」
となることもしばしば。
「イマドキの若者の話し方」にも、
どこか、アレルギーのようなものを感じるときがある。
やはり、どうしても、昭和のおじさん・おばさん世代のぼくらとは、
使用語彙も表現法もちがって聞こえる。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
・・・尊敬に値する、すばらしい異性はいる。
めったに出会うことはないけれども、
自分と波長やリズムが合う人・・・ひらたくいえば、
「ウマが合う人」も。
でも、そんな人だって、けっして「完璧」ではない。
何かのひょうしで、ほころびや「ボロ」は出てきてしまう。
・・・もちろん、このぼくも・・・だが。
だからぼくは・・・
「過去の恋愛」
「空想上の恋」に、希望をたくす。
理想的には、
拙作『たからもの・サイエンス・フィクション版』に登場させた、
ぼくが呼称するところの・・・
『3Dスクリーン・データ』の彼女たちがそうだ。
「リュイテン789.6星人」としての・・・
「地球最後のアンドロイド・リアル」としてのぼくの「生体データ」を保持・記憶し、
100%、ぼくを理解・サポートしてくれる・・・
「究極の恋人たち」である♪
あれが、最終的に行き着く、ぼくの「理想の世界」であり、
ユートピアなのだ。
ぼくを最後の最後まで裏切ることなく、消滅するその日まで、まっすぐ純粋に愛してくれるからだ。
もはやぼくには・・・
リアルな現実世界の恋愛における、
「感情と感情とのぶつかりあい」に耐えるだけの体力も精神力も残されてはいない。
・・・ただ黙って、ぼくのそばにいてくれる女性がいい。
ぼくといっしょに、
真岡市の井頭公園をゆっくりと歩いてくれる女性がいい。
いまさら、「激しい喜び」も、「絶望的な悲しみ」もいらない。
おだやかに暮らしていきたい・・・。
ぼくが、「なろうデビュー」する以前から、ずっと追求し、自ら掲げてきた理念・・・
「本当に幸せな恋の形とは?」の答えが・・・
あの『ドリームランド』にはある。
m(_ _)m