第一章の登場人物と用語解説
□登場人物
・刃金哀
年齢:14
性別:女
人種:ハーフ
誕生日:4月1日
身長:170
体重:48
利き手:左利き
瞳は青みがかっていて黒髪。髪の内側は空のような青色。
主人公。生まれて間もない頃に、後の養父になる刃金剣の家の前に置き去りにされていた。
凄惨な虐待を受けながら育ち、葛西先生への淡い恋を引き裂かれ、剣に性的虐待をされかけ、家を飛び出し、トラックに轢かれて死にかけのところを冬華に拾われ、何か知らん間にホルダーになっていた。
今のところ可哀想な目にしか遭ってない。これからに期待。
・刃金剣
身長:165cm
性別:男
年齢:70歳
人種:テラン
哀の養父である。村の大地主であり、その権力によって村には剣に逆らえるものはいない。
家の前に捨てられていた赤ん坊のアイを、世間体のために嫌々引き取った。しばらくはベビーシッターを雇って育てさせていたが、小学校入学とともに解雇し、鬱憤を晴らすように虐待しはじめた。
妻とは20年前に死別しており、一人息子は5年前に事故死。残された鈴音を引き取り、養子である哀と三人で同居していたが、顔にボールペンをぶっ刺されてただいま負傷中。一体顔のどこに刺さったのだろうか。気になる。
・刃金鈴音
身長:156cm
性別:女
年齢:14歳
人種:テラン
哀とともに暮らしている少女。容姿端麗であり、学校ではクラス一の人気者。
しかし家では剣と結託して哀に対して暴力や暴言をふるったり、執拗に嫌味を吐くという二面性がある。
5年前に唯一の肉親だった父が事故死してしまった時の心の傷がまだ癒えておらず、情緒不安定気味である。
彼女にしたら絶対苦労するタイプである。
・葛西晃久
身長:175cm
性別:男
年齢:25歳
人種:テラン
哀の担任教師。ハーフに対する差別が当たり前の世界に疑問を呈しており、テランでありながら、哀にも優しく親身に接する。
妹と、妹の子供であるアイラと三人で暮らしており、アイラは名誉テランである。
盗撮されてしまった哀との抱擁について校長と教頭に糾弾され、最後まで抗うが、自身の解雇を突きつけられ、何も言えずに黙り込んでしまった。
まあ仕方ない気もする。
・吹雪冬華
年齢:たぶん22、23くらい
性別:女
身長:160cm
人種:不明
銀色の長い髪に吸い込まれそうな紫の瞳。
白い日傘を差した謎多き美女。哀の前に突然現れ、エナジクトのホルダーへと勧誘してくる。
これから色々分かるはずである。
■用語解説
・エラン
宇宙人。
知能はもちろんのこと、容姿も非常に優れている。しかしそれゆえ選民意識が強く、差別的である。
人口の約5%しか存在しないが、この世界の全てはエランが動かしていると言っても過言ではない。
社会的に地位の高い職についており、圧倒的な資産や権力を持つ、いわゆる勝ち組。
・テラン
地球人。
人種としての地位は平均、平凡。一番真っ当に生きていける人種。
人口の割合としては約80%と最も多い。
いわゆる大多数、「大衆」と呼ばれる人達に分類される。
・ハーフ
エランとテランの間に生まれた子、つまり『間の子』。オッドアイや髪色が一部分異なっているなど、見た目に特徴がある。
人口の割合としては約15%。
存在する3つの種族の中で最も地位が低く、差別の対象でもある。
生まれた時に『刻印』という入れ墨が首筋に施され、それは生涯消すことも隠すことも許されない。
エランの血を引いているため容姿が良い場合が多いが、まともな職につくのは非常に困難なため、客層の悪い水商売や風俗。容姿の優れない者は命の危険が伴うような過酷な肉体労働に就くしかない。
・名誉テラン
最下層の扱いを受けているハーフが、テランとして生きていくことができる称号。
刻印を消すことができ、戸籍もテランになる。
しかし名誉テランになるには莫大な資金を払うか、国から認められるだけの社会貢献をする必要がある。
・ホルダー
後述するエナジクトの能力を所有しているハーフのことを指す。
ホルダーはハーフという人種でありながら世間から称賛され、まともな生活を送ることが出来る。
しかし条件は非常に厳しく、年齢は10代から20代前半まで、エナジクトに適合できる体質であることが必要。
一説によれば、エナジクトに適合できる確率は十万分の一以下。
そしてエナジクトに適合できなければ、身体が耐えきれずに死亡するらしい。
・エナジクト
ハーフのみが手に入れることの出来る特殊能力のようなもの。
冬華の所有していた「青く光る飴玉」を体内に取り込むことによって、エナジクトの能力に覚醒するらしい。
能力は個体によって異なる。
・ET
エランが地球に住むようになってから出没するようになった害獣。
地球の兵器では倒せず、エナジクトの力でしか倒せない。




