集められた名探偵(4)
広間は天井に大きなシャンデリアがいくつもある大きな部屋だった。
「君が最後の探偵、デビル=クリスタンとその助手、ラナさんかな?」
突然かけられた声にデビルは身を引き締め、ラナは広間をキョロキョロと見回して声の主を探す。
「初めまして。僕は、第1の探偵、ラレリオル=フィネガー。」
「私は助手のアネッサです。よろしくお願いします。」
声の主、ラレリオルはデビルとラナの目の前にたった。
隣に、助手のアネッサが立つ。
「初めまして、デビル=クリスタンです。こっちは助手のラナです。どうもよろしく。」
「デビル先生の助手のラナです。よろしくお願いします!」
デビルが淡々と挨拶するのに対して、ラナは満面の笑みで頭を下げた。
「俺はレイ=メイベル。」
「私は助手のセリカです。」
「アイリス=カウンレスリアよ。」
「助手のフィオです。」
「僕は、シオン=グラッサリース。よろしく。」
「助手のミースリーグ=トルーナです。」
デビルとラナの前で残りの6人が自己紹介する。「そうだ、デビルさん。テラシルさんから推理ゲームがいつでも始まるか聞いてませんか?私たち、教えてもらえなかったんです。」
次回、推理ゲームが始まります。(たぶん)