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カラス人間、何を語るか  作者: 七寒六温
夢の話をしよう
5/14

5

目が覚めたのは、8時過ぎだった。


「夢……だったのか?」

「夢ってことでよかったんだよね……」


テレビを付けても、川城陽菜が死んだというニュースはやっていなかった。ネットニュースに、川城陽菜が死んだという記事はなかった。



妙にリアルでとても長く、走馬灯のような、僕自身のドキュメンタリー映画のようで、夢なのか理解するのに時間がかかった。


とにかく奇妙で、気持ちの悪い夢だった。


「ああ、よかった……」

安心したというより、安堵だった。



彼は、知らない。

僕の代わりに川城陽菜のかわりに死んだ20代後半の男性がいたという事実を……



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