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【編集中】現代ダンジョンは食糧庫?~ちびっこ女子高生が行く、現代ファンタジー!~  作者: 風紀いいん
プロローグ ダンジョンのある世界

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閑話 とある国にて

ここまでで一章の締めくくりとします。

よろしくお願いします!


――某合衆国にて


 大きな会議室の中央に置かれた楕円形の机を囲むように10人ほどが座っている。

 その視線の先にあるのは正面の壁に映し出された映像であった。


 その画面を背にして立っている人物が話始める。


「では、世界中に出現したダンジョンについての報告を行います」


 画面に映しだ出されている映像が切り替わる。


「まず、先日突如世界中に出現したダンジョン。我が国に出現したダンジョンの数は確認が取れていだけで55個です」


 室内がざわつく。


「続けます。例の声が言っていることが確かなら、半年後にはこのすべてのダンジョンで魔物が出現すると思われます。そして、確認が取れている55の中でも都市部に近いところに出現したのは20。こちらについては早急な対処が求められるでしょう」


 ざわつきが大きくなる。

 半年で20も攻略できるわけがない!?、攻略部隊の状況はどうなっている!、やらねば国民が犠牲になるのだぞ!?

 様々な声が聞いてとれる。


「続きを頼む」


 一言。

 映像の真正面の席に座っていた男性が言うと、決して大きな声という訳ではなかったが部屋全体に響き口々にしゃべっていた面々が静まり返る。


「それでは続けます。現在、我々は出現した中でも都市部に近いものの20のうち、その5を同時攻略中です。しかし、ダンジョンの魔物の強さや環境などの要因で進度は5階層にとどまっています」


「……君から見てダンジョンはどうだった?」


「魔物の強さは我々にとっても脅威でした。適正なレベルがない状態や、装備もない状態ではまともな戦闘にもなりません。今は何とか銃火器の効果がありますが、下に行くにつれて効きにくくなっており、完全に効果がなくなるのも時間の問題かと」


「それではどうやって攻略するというのだ!?」


「手ならあります。こちらをご覧ください」


 男が手元を操作すると、画面に映し出されていた画像が切り替わる。

 そこには剣や槍と言った武器、さらに何かの皮などが映し出されていた。


「これらはダンジョンの攻略の過程で入手したドロップアイテムや武器になります。武器は宝箱から、皮などの素材は魔物を倒すことで出現します。まず武器に関してですが、地上の武器と比較してみたところダンジョン産の方が魔物に対して有効であることが分かっています。研究者たちが成分の分析を進めていますが、一つだけ正体の分からない元素が見つかったとのことです。さらに皮など、素材に関しても同様の元素が検出されましたが、そのほかのことはまだ分かったいません」


 そこでいったん切って、画面を切り替える。

 次に映し出されたのは皮鎧のようなもの。


「こちらが、ダンジョン産の素材を使って作成した防具なのですがこれらは相当な強度をもっており魔物の攻撃でも破壊されませんでした。地上にある防具では魔物に対しては強い意味を成しませんでしたが、こちらであれば有効なことが確認されています」


 一息つく。


「こられのダンジョン産の武具を使うことでダンジョンの攻略自体は将来的には可能になるかと思われます。しかし……」


 そこまではきはきと堂々としゃべっていた男が次の言葉を言いよどむ。


「……構わない。はっきり言ってくれたまえ」


「……現状の進行速度ですと、半年以内ですべてのダンジョンどころか都市部に近い20のダンジョンの攻略すらも危ういでしょう」


 室内を重い沈黙が支配する。


「そ、それは、レベルの上昇や装備の充実を考慮したうえで、ということなのか?」


「ダンジョンでは下に行くほど魔物が強くなります。たとえ装備やレベルを整えても苦戦は免れず、多少早くはなるでしょうがそこまでの違いはないでしょう。そもそもダンジョンが全何階層なのかも分からないのです……正直下手すると、1つのダンジョンの攻略すらままならないかもしれません」


「「「……」」」


 ダンジョンの階層数。

 そんなものはご丁寧にダンジョンに書かれているわけではない。そのため、どこまで続くのかが分からず先が見えない状況が続いた。


「……ダンジョン攻略者」


「「「!?」」」


 誰かが言ったその言葉に、一斉に反応する。


 あの日、ダンジョンが出現して数日がたった頃。

 再びもたらされたあの声。それは、ダンジョンの半年後の未来について情報ともう一つ重要な情報を残していった。

 ダンジョン攻略者の存在である。


「声が言っていたな。ダンジョンを攻略したものが現れたと。しかも出現してたった数日でだ……我々の精鋭部隊が何の活路も見いだせない現状で、だ。そちらについての調査はどうなっている?」


「……難航しています。何者が、どころかどこの国がというところも分かりませんでしたから。しかし、一つきになる情報が」


「何だ?」


「とある国で、ダンジョンから民間人が帰還したという情報が流れてきました。しかもそのタイミングが例の声が聞こえた少し前だったそうです。それに加えて、その国のダンジョンの一つから大きな光が発せられたという情報もあります」


「……なるほど。それで、その国とは?」


「日本です」


 その後、1時間近くにわたって続けられた会議においていくつかの決定がなされれた。

 

 その中の1つには日本への訪問や、ダンジョン帰還者への接触が決定されたのであった。

 


次回から2章に入りますので、またよろしくお願いします!

2章の投稿は通常通り3日後となります。

食材系の魔物に関してのアイデアは随時募集中なのでそちらもよろしくお願いします!

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