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『或る狂いのエッセイ集』

『プロ野球のデータ狂い』

『プロ野球のデータ狂い』



自分は昔から、プロ野球のデータを覚えるのが、得意である。例えば、選手の成績とか、選手の年俸とか、どの球団にどんなコーチが居るとか、様々ではあるが、自分は無意識の内にそれを覚え狂っているのである。勿論、野球が好きだからということに尽きそうだが、記憶の理由は定かではない。



子供のころから、ゲームの、ファミスタや、パワプロで、頻繁に楽しんでいたことも、多分に、データの記憶狂いに影響していると思われる。世界には様々なデータというものが存在するが、プロ野球のデータだけ、特異に記憶出来ることが、不思議でならないのだ。



狂いは、まさに、データが不確かな時でも、急転直下で確かになる。脳内に落雷が落ちるくらいの衝撃で、データが降ってくるのである。人生に、この狂いの楽しさと言ったら、もう十分だろうと言われそうなくらい、プロ野球のデータ狂いは、自分の日常に、刻々と息づいているのである。

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