あんたそれでも冒険者?!
あんたそれでも冒険者?!
「えっ?」
「うそ?」
「何かあったのね?」
「もしや依頼はその関係ですか?」
加藤の言葉を聞いて、四人はそれぞれ驚いていた。
昨日数時間講師と受講生として以外の付き合いらしい付き合いはないが、それでも昨日会って話した人物が死んだと言うのは驚きだった。
「順を追って説明します。
昨日午後七時頃の事です」
エアリスが静かな口調で語り出した。
「ラクヨの町から南へ三時間ほどの所にあるラキの村が、何者かの襲撃を受けたと神殿経由で連絡を受けたのです」
彼らの会話を黙って聞いていた新米冒険者の一人、サムがラキ村と聞いてビクリと反応する。
タニアがその姿を見て、そっとサムの背中に手を置き慰める。
エアリスの目にはそれらが見えていたはずだが、彼女はあえてそれを無視するかのように説明を継続した。
「そこで神殿は冒険者ギルド及び領主代理である代官殿へと連絡を取り、数名の衛兵と共に冒険者ギルド所属の冒険者数名、転移者二名を混合部隊として調査及び住民救助の為に出立させました。
勿論その間何度もラキの神殿とやり取りをしましたが、午後九時頃、連絡が取れなくなりました」
エアリスの話にここからは私がと加藤が引き継ぎ説明を続けた。
「午後十時過ぎ、混合部隊より到着の一報が入りました。
村は壊滅的な被害を受けているとの事でしたが、避難者から複数の魔物や盗賊と思われる人間の目撃情報を得ました。
その後複数の魔物や賊との戦闘が報告されましたが午前二時三十分、部隊との連絡が取れなくなりました。
そして午前六時頃、ラキ村に赴いた衛兵と冒険者が一人ずつ、生き残った村人たちを護衛してラクヨへと情報を伝えるべく帰還しました。
その冒険者がノーマンだったのです。
彼は生存者と情報をラクヨへ送り届けると息を引き取りました」
加藤が黙ると再びエアリスが話を続けた。
「急ぎ対策を行っていると、午前六時五十分、ラキ村から南へ二時間ほどの所にあるハクヨの神殿から連絡が入ったのです。
魔物を含む人間の賊に襲われていると」
エアリスのハクヨと言う言葉に今度はリンウッドが反応した。
「オレの生まれた町だ」
クリストフがリンウッドの肩を抱き、リンウッドはその彼を抱きしめる。
エアリスと加藤はちらりともリンウッドたちを見ず、加藤が説明を続ける。
「ハクヨの町は西部第四都市ザンシヨとの宿場町でもあるため、移動中の者や商隊の護衛など数名の転移者や冒険者がおりました。
また小規模ながら冒険者ギルドの支部もございます。
この為比較的早い段階で避難及び防衛を開始しました。
現在も防戦の最中との事です。
そこで皆様方、転移者四名には住民の救出及び敵の討伐を、冒険者四名には道案内及び保護出来た住民の護衛を。
この場にいらっしゃる計八名の皆様方に緊急依頼を受けて頂きたいのです」
加藤とエアリスは二人して深々と頭を下げた。
こちらに来て数日の転移者と、新米冒険者の組み合わせ。
それは一見最悪の物に思われる。
しかし実際には違った。
弘樹の言葉が真実ならば、新米冒険者の助言や行動が、彼をより高みへと至らせたのだ。
加藤の話によれば、現在転移者は混成部隊に組み込まれた二名を除けばほぼ依頼などで町を離れていた。
今ラクヨに居るのは小六月の四名と中級になりたての二名しかおらす、その二名はドラゴンやグリフォンをソロで倒せるような実力者でもなかった。
ノーマンの持ち帰った情報によれば確認出来ただけでも複数の人間の他に、ゴブリン、ホブゴブリン、コボルト、オークにオーガ、トロールにハーピーがおり、亡くなった村人たちがアンデッド化して徘徊していると言う。
この状況では他の魔物もいるかも知れず、中級二名に依頼を出すには余りにも頼り無い上に、ラクヨの町に転移者ゼロの状況を作る訳にもいかない。
そこで中級二名及び所属パーティーには町の護衛を依頼することにし、小六月の面々にハクヨの町の救援と、余裕があればラキ村の魔物討伐も行って欲しいと言うことだった。
またラクヨの町からハクヨの町に続く街道はラキ村を通過する一本しかないが、町や村の地形や建物の情報を持つサムとリンウッドは、様々な意味うってつけの存在であり、人数も必要であろうと四名全員への依頼となった。
「今よりハクヨの町へ最短距離で向かうには、ラキ村を通過する他ありません。ラキ村に時間を取られ過ぎるわけにも行きませんが、可能であるならば生存者の確認と救出もお願い致します。
勿論ザンシヨにも神殿経由で応援要請を出してはおりますが、距離の関係上こちらより確実に遅くなると思われます」
加藤がそう締めくくり、依頼内容や経費、依頼料、報酬などを記載した契約書やハクヨの町及びラキ村とその周辺地図を取り出して説明を始めようとするが、小六月の面々は説明を止め、地図と書類を受け取った。
「特に追記する事もないならそのまま受け取ります。
急いで向かう途中でも俺たちなら確認出来ますから。
問題があったらその時はまた相談するという事で」
「そうです!
実習のために大体の準備もしてありますし、私の亜空間には色々と入っていますからどうとでもなります」
「まずは敵を除いた人命優先ですね。
昨夜薬品も沢山作りましたし、治癒回復魔法も使えます。
早く向かいましょう」
「そうね、もたもたせずに行きましょう」
四人はそう言うとそのまま街道へ向かおうとした。
慌ててその後を追う新米冒険者たち。
その背に加藤が待ったをかけた。
「お待ち下さい!
一つだけ!
一つだけさせて頂きたいことがございます!」
皆が立ち止まり振り返ると、加藤は全員に冒険者カードを取り出すよう告げた。
「一時的に皆様を仮パーティー設定させて頂きます。
その方が非常時に役立つはずです!」
確かにマップ表示やパーティーへの支援魔法など、何かの際には役立つだろう。
皆がカードを取り出すと、急ぎつつそれぞれのカードにスタンプに似た魔道具を押していった。
全員押し終わりマップで確認すると、緑の光点が八つになっている。
「よし!まずはラキ村に急ぐぞ!」
弘樹は皆に声を掛け、一時的に八名になった小六月の面々はラクヨの町を後にするのだった。
霊格3以上のメンバーと霊格1のメンバーでは、移動速度も耐久力も全く違っており、僅かな時間で距離が生まれていた。
このままの速度で進んでは、村へ着く頃にはまともに動けないだろう。
焦らず冒険者チームの分の馬くらい借りれば良かったと後悔するものの、今から戻ってあれこれ手配してもらうのも時間が掛かりそうで悩ましい。
弘樹はステータスウィンドウを開き、現在持っているスキルやタレントを確認する。
昨夜クナイを貰った後、新たに命中上昇や投擲を取得し、ついでにと新たに得たタレント空間使いを1レベルから3レベルへと上げ、グリフォン戦で4レベルまで上がっていたテレポートをポイント消費で6レベルまで上げていた。
基本的にテレポートは見える範囲か行ったことがあり記憶に残っている所へしか跳べないのだが、念動力と合わせただけで特殊な攻撃が出来たのだ。
もしやと思い空間使い、テレポート、思考感知に透視、対象拡大、範囲拡大を重ねて見た所、かなり使えそうな力を発見した。
念の為に余り使わないので伸ばすつもりの無かった思考感知と透視もポイントを使って4レベルまで上げる。
やはりポイント消費で急に上げられるのは2レベルで、先日ポイントを使って上げたスキルやタレントはレベルを上げる事は出来なかった。
「すまんみんな!
集まってくれ!」
弘樹は歩みを止めると皆を街道のど真ん中に集め、異能で村まで行けるかも知れないと告げた。
その為にはサムの協力が必要だったが、彼は逆に是非協力させて下さい!と申し出た。
「まずは全員で手を繋いで輪になるんだ。
その後はいいか、サム。
俺が異能で君の心を読む。
だから君は他のことは一切考えず、ラキ村の近く、例えば村の近くの川でも景色が好きな所でも何でもいい。
ただし一箇所だけだ。
一箇所だけ強くイメージしてくれ!」
「頑張ります!」
弘樹の言葉に逐一頷いていたサムは、目を閉じて必死に村の近くにある大木をイメージした。
村の近隣で最も古いくて大きなその木は、村人たちから神聖視されていた程だった。
春になると美しい花を咲かせ、ヒラヒラと花びらが風に舞う様は、まるで夢の世界にいるようだった。
そんなサムのイメージを弘樹は読み取り、透視と空間使い、テレポートに範囲拡大、対象拡大と異能やスキル、何なら魔力値や霊格をも重ねてその先へと意思を伸ばす。
見えた!
行けると感じた瞬間、力が発動し皆の目にうつる景色が一瞬で変わっていた。
そこは村を見下ろせる小高い丘の上だった。
大木の他にも同種の木々や草木が生えており、村からこちらを見る分には視界がやや悪かった。
村までの距離はかなり近い。
大きな物音や声は危険だと思われた。
元々のメンバーたちは短距離とは言え、幾度かテレポートによる空間移動を経験している為大して驚かないが、冒険者の四人は驚きで声も出なかった。
「いいか、声を極力潜めて話すぞ」
極力声音を潜めた弘樹の声に、皆が頷き各々索敵やマップのチェックなどを行った。
マップを見る限り、近くに自分を含めた緑の光点が八つ、あとは赤い光点が村やその周辺に二百近くあるものの、黄色い光点は見当たらなかった。
「マップで確認する限り、生存者は居ないようだな。
森の中に逃げ延びた人たちもいないのか?」
弘樹の言葉にマップを使える面子は皆それぞれ目を凝らし、時にスキルやタレントを用いるが、どうやら近隣には居ないようだった。
「時間もそれなりに経っている。
運が良ければ単独でラクヨまで辿り着けたはずだ」
弘樹は自分やサム、仲間たちに言い聞かせるように話し、姿勢を低くして丘の上から村を見下ろした。
あちこち焼け焦げていたり、屋根や壁が崩れ落ちた村の中、多数の村人と思える人々が目的もなくフラフラと歩き、その合間合間に人型の魔物の姿も見え隠れした。
アンデッドの中に混成部隊の者と思われる姿は見当たらなかったが、目を凝らせば村の中央付近に人形の魔物たちが集まり何かを食らっているようだった。
ゴブリンやオーク、コボルトたちだ。
口元を血で赤く染めながら、その手には人間の物と思しき臓物や手足が握られている。
その手足のいくつかには、防具の残骸と思われる物が付着していた。
「奴等、部隊の人たちを喰ってやがる」
弘樹は吐き捨てるように呟き気持ちを切り替えた。
頭では殺るか殺られるかな関係と分かっていたし、だからそこ戦いもした。
しかし魔物が人を喰らう姿を見るのは初めてで、感情の制御が高まった今となっても吐き気を覚えてしまうのだった。
「村人たちも赤い光点になっています。
これって…」
「ええ、そうね。
アンデッド、死人返り、日本で言えばゾンビの類ね」
貴彦の言葉を十六那が肯定する。
「うおぉぉぉぉぉ!!」
その言葉を呆然と聞いていたサムは、突然叫びながら村へと向かって坂道を走り出した。
「いかん!」
弘樹が咄嗟に念動力で動きを止めようとしたが、その前に小春の風がサムを捉えフワフワとその体を僅かに浮かばせる。
ホッとしたのも束の間、魔物や元村人たちがサムの声に気付いて丘の上へと向かってくる。
「みんな!どうしたんだよ!
何で魔物と一緒に居るんだよ!」
サムは未だ距離のある元村人たちに声を掛けるも、あぁー、うぅーと意味のない言葉を発しつつ徐々に距離を詰めて来た。
「父ちゃん!かあちゃっ」
パシッ!
サムが僅かに浮きつつジタバタもがいて屍たちに声を掛け続けていると、その頬にタニアの平手打ちがヒットした。
「何するんだよ!」
サムが怒鳴るがタニアはその数倍の勢いと怒気を込めて怒鳴りつける。
「あんたそれでも冒険者?!
あんたのせいで仲間が危険な目に合ってんのがわからないの?!
家族がどうとか友達がどうとか、そんな事命懸けの仕事中にグダグダ言ってるんじゃないわよっ!
あんたには冒険者なんて無理ね!
冒険者なめんな!
ふざけんなっ!」
いつもの口調から、多分こちらが素なのだろう、年齢通りの口調でそう捲し立てると、今度はサムの腹にタニアの放った強烈な左右両手のパンチが交互に炸裂した。
ごふっ!
と呻いてグッタリするサムを見向きもせず、タニアは魔物たちに向き直ると腰に挿した短いワンドを引き抜き呪文を詠唱する。
クリストフは自身の剣に光を宿し、それを見た貴彦も同様に銅剣へと光を灯した。
小春は疾風迅雷を引き抜き構え、その頭の上には小六がちょこんと乗っている。
リンウッドは弓矢を構えて月光を矢に宿す。
日輪ほど苛烈な物ではないが、月光も穏やかな聖なる力を宿していた。
弘樹はテニスボール大の月光玉を多数作り出し、十六那は亜空間から取り出したロープでサムの手足を縛っていた。
「行くぞ!」
弘樹の声に小春が速度と筋力上昇の魔法をパーティー全体に掛け、それぞれが戦闘に突入する。
リンウッドの放った月光の矢が屍へと突き刺さり、貴彦とクリストフの光剣が別の屍を斬り伏せる。
小春が魔法を行使した直後に加速し、尋常ならざる速さで次々と屍やゴブリンたちを切り裂き、その隙間を縫うように弘樹の月光玉が屍へと襲い掛かる。
タニアも負けじと火の矢を放ち、次々と屍を燃やしてゆく。
十六那は聖典を取り出してゆっくりと頁をめくりつつ、何やら呪文を唱えている。
一方的な戦いだった。
三人の新米冒険者たちだけだったなら、瞬く間に殺されていただろう。
しかし小春が、弘樹が、貴彦が、それぞれに新米冒険者たちへ助力しつつ次々と敵を倒してゆく。
時に障壁で守り、時に魔法で、時に剣でカバーされつつも、冒険者たちは確実に敵を倒し続けて行く。
「限定開放 産婆の短剣」
十六那が呪文を唱え終え、最後のキーワードを口にして聖典を閉じると、月の光に満ち満ちた数多の短剣が彼女を取り囲み、個々に異なる軌跡を描いて残る屍たちを浄化してゆく。
あっという間に動く死体は殲滅され、残ったオークやコボルト、ゴブリンたちも剣、ナタ、異能や魔法の餌食となって行く。
小春の頭上に居たはずの小六も魔物の血が騒いだのか、翼を広げて飛び回り、炎や冷気のブレスで、時に鋭く伸びた爪で敵を倒していった。
僅かな時間でマップ内に赤い光点は無くなり、弘樹たちはサムを縛ったまま持ち上げると村へと向かう。
魔物たちの遺体は光の粒子となって八人に等しく吸い込まれてゆき、魔石やドロップ品を落とした。
遺体は消滅こそしないものの、やはり光の粒子がフワリと浮かび上がり、八人へと吸収された。
途中魔石やドロップ品は三人の冒険者がちゃんと拾い集め、遺体は転移者たちが各々亜空間に回収して行く。
村へと辿り着くとクリストフがサムを見張り、他の面子が二人一組で村の中を探索する。
特に襲撃のヒントになりそうな物は見当たらなかった。
村中央は血と肉片、破壊された鎧などが散乱していたが、何故か頭部やその残骸と武器や荷物の類は見当たらなかった。
流石にそのままにする訳にも行かず、原型をギリギリ留めている防具を亜空間に回収する。
遺品を家族に届けてやりたいと、そう思ったからだ。
残りは風や念動力で掻き集めてから魔法で燃やすことにした。
その後村の隅に弘樹の念動力と貴彦の大地使いで深く大きな穴を開けると、そこに回収した遺体を入れ、村から集めた油を穴に撒いてタニアが魔法で火を放つ。
サムはその様子を縛られて地面に転がったまま、ただジッと見詰めていた。
「少しだけ休憩したら次はハクヨの町に向かう。
今度はリンウッド、君の力を借りたい」
少年は弘樹の言葉にチラッとサムを見て少し躊躇いつつもしっかりと頷いた。
小春が風で遺体を焼く臭いや煙を防ぎ、各々適当な場所で十分ほどの休憩で水分や軽食を取ると再び集まる。
クリストフとリンウッドがサムの近くで「お前はどうしたいんだ?」と尋ねるが、彼は口を噤んで何も話そうとはしなかった。
そこへツカツカとタニアが近付き、サムの目を覗き込むようにしゃがんだ。
「なんだよ?また殴るのかよ?」
苦笑いにも似た表情を浮かべるサムに、タニアは冷徹な視線を向けながら告げた。
「あんたは家族の仇を打ちたちとも思えない程腰抜けなのかい?」
タニアの言葉にギョッとするサム。
「仇も何もみんなを殺したのは…」
サムの返答にタニアは鼻で笑い、
「そうかい。
そうやってあんたは逃げるんだね?
全部分かってるだろうにさ。
まぁいいさ。
あたいたちは行くよ。
この村の人たちの事は知らないけどね、殺された冒険者や衛兵さんの中にも知り合い位はいるんでね。
弔い合戦、させてもらうよ」
魔法使いの少女は元農民の、いや、未だ気持ちはこの村人のままの少年にそう告げると立ち上がり、振り返ることも無く仲間たちの輪の中に消えていった。
そんなタニアを何故か暖かい視線で見守る十六那は、少女が輪に入ると「さぁ、行きましょう」と大きな声で皆に告げた。
それぞれに手を繋いで輪となり、リンウッドと弘樹は意識を集中しようと目を閉じた。
「待って!
待って下さい…
ごめんなさい!
ボクも、ボクも連れて行って下さい」
鼻水をたらし泣きじゃくりながらも身を起こしてサムは言った。
「ボクは、ボクの家族の、村の人たちの仇を打ちたい!
打ちたいんです!」
涙と鼻水でぐしゃぐしゃになったサムに、先程とは打って変わって優しい表情のタニアが真っ先に近付く。
「ほら、いい男がいつまでそんな顔してるんだい!
しゃきっとしな!
行くよ!」
タニアはサムを拘束していた縄を解き、その手を取って立ち上がらせると、そのまま手を引いて仲間の輪へと笑顔で戻って行く。
その様子を見つめる十六那の瞳は、慈愛の光に溢れていた。
「若いっていいわね」
ぼそっとつぶやく声が聞こえたが、弘樹は聞かなかった事にするのだった。
あれ?タニアがなんか急に(汗)




