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堕天使の詩  作者: ピーコ
91/91

堕天使 其の九十一

今の幸福がいつまでも


続きますように…


小さな幸せをかみしめて


願っていた



あの頃



私は


自由で


純粋で


素直で


何より


子供だった



ただ


幸せな家庭を知らない


子供だった



それが普通で当たり前のことだったから


両親からの愛情が足りなくて


満たされてなくても


次こそは満たされない愛を


もらえることを期待して


我慢してた


ずっと


ずっと


我慢してた



私は


ただ


一緒にいてほしかった


一緒に何気ない会話をして

欲しかった


一緒に遊んで欲しかった


一緒の布団で寝て欲しかった


一度でいいから


褒めてほしかった


両親からの愛情を感じたかった




この気持ちを


ずっと


ずっと


胸に閉じ込めていた


子供の頃から



子供だったから何も


わからなかった


無意識に胸に押し込めていた


私の気持ちに




普通にもらえる愛を


ただ


もらえなかっただけだという事が


わからなかった



それが私の普通だったから


何もわからずにいた


それが


普通ではないという事に


気づけなかった



その時は


それで良かったかもしれない



でも今は


それで


苦しんでいる


どんなに足掻いても


治らない傷に


もがき苦しんでる


この胸に詰まった苦しみが


吐き出せず


今も苦しく悶えている


どうしたら


この苦しみから解放されるのか


今も続く苦しみが


恨めしい


時は過去には戻れない


あの頃には


戻れない



ただ苦しみだけが続く


いくつもの苦しみが


未だ癒えずに


まだ


深い傷痕を残してる



解決しようにも


過去へは戻れない


今頃愛をもらっても


手遅れなのに…



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