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堕天使の詩  作者: ピーコ
78/91

堕天使 其の七十八

あなたのその一言が


私を穿つ



気力も、精神も、体力も、 


私の人格も、プライドも、


存在意義も、


私という全てが


ゴッソリと


私自身から削がれて


私は


立って居られなくなった



全身の力が抜けて


全身の血の気が引き


急に身体は鉛のように


重たく感じはじめ


地面に吸い付けられる


ように私は


倒れた




そして私は


そのまま動けなくなり



そのまま


私は


死んでしまうのでは無いかと


思っていた



いや



そのまま死んでしまえたら


楽になれるのに



と思っていた



そう考えながら



私は今


生きていて



ただ


私は


倒れて動けなくなっただけ


なんだと


気付いた



こころある人は


声を掛けて


助けてくれるけど



殆どの人は


何も無いように


通り過ぎて行く



人が放つ言葉のナイフが


突き刺さり


私のこころを抉ったのに



なぜか


私は生きている



私のこころは死んでるのに



だけど


私は生きていて



見えない痛みだけが


今もこころに残ってる




気づけば私は


そのまま


倒れたままで


誰も助けてくれない事を


知った



そして


時間をかけて


自分のこころに傷を


負いながらも


また


立ち上がらなくては


いけないと感じて



私は自分で


立ち上がるのだった




















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