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堕天使の詩  作者: ピーコ
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堕天使 其の七


僕は君に、僕だけを見て、僕だけを愛して欲しかったんだ。


もっと僕に声を掛けて欲しい。


もっと僕と話して欲しい。


もっと僕に笑って欲しい。


もっと僕に触れて欲しい。


もっと僕だけを思って欲しい。


もっと僕と楽し時間を過ごして欲しい。


もっと僕のことで、頭の中がいっぱいになって欲しい。


もっと、僕から、離れられないくらい、僕とずっと、一緒に居て欲しい。


もっと、狂ったように、僕を愛して欲しい。


もっと、僕を憎んでもいいから、僕を忘れないで欲しい。


だから、僕だけを見て、僕だけを愛して。


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