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堕天使の詩  作者: ピーコ
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堕天使 其の一

あなたに夢を見ていたの、叶わぬ夢。


あなたになら、叶えられると思ったわ。


私も、夢が叶うように努力してきたの。


けれど、そんな事は、所詮、夢や幻でしかなかったわ。


だから、あなたに夢を見て、叶えてみたかったのかもね。


私の夢は、あなたの重荷でしかなかったみたい。


私の夢を勝手にあなたに押し付けて、自由を奪ってしまったから。


あなたはどこかに消えていなくなってしまったわ。


私が間違えていたのね。


間違いに気づいた今、あなたを探しに行くわね。


あなたを見つけて、伝えたいの。




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