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脳片鱗幻影  作者: 多加也 草子
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第16話幻影

 サニーはライトを消して静かに走り、施設の少し手前の林の中に止めた。林の中からうかがうと、ウィロードが玄関にいるのがわかった。追っ手の帰りを待っているのだろう。

「裏口から入りましょう」

 私が先頭に立って皆を誘導した。ドアのガラス部分を割って鍵を開け、筑恩寺博士のいると思われる地下に降りた。博士は椅子に座り両手を縛られていた。博士は目も口も開けたまま上を向き、放心状態になっていた。

「隼人!」

 慶子さんが走り寄った。彼女の声に反応して、彼の目が久しぶりに彼女を捜した。

「慶子だね」

 彼の目は虚ろで視界が定まらない為、慶子さんを見つけられていなかった。

「博士、目が……」

 保君も走り寄り、博士の目の前で手を振った。

「ああ、突然ぼんやりとしか見えなくなった。ウィロードが言っていた。手術は失敗に終わったと。保、優美ちゃんは健在か?」

 保君は無言で答えなかった。この場で博士に真実を打ち明けるのは妥当ではないと思ったのであろう。

「ねえ、逃げましょ。総元の約束をウィロードは破ったわ。もう、あなたがここにいる理由はないのよ」

 慶子さんは博士の顔に手のひらを愛しそうに這わせながら言った。

「いいや。ここから出る必要はない。私の研究はここでしか認めてもらえなかった。出たとしても、私には意味が無いんだ」

「ウィロードはあなたを殺すわよ。そう言う男よ」

 私は喚いた。彼はそこまでする。そう、このままでは皆が殺されるのだ。

「そうだね。このまま、私の地位を安泰にする為なら、人殺しも出来るというものだ」

 ウィロードの声がして、皆、振り向いた。やはり、銃を手にしていた。

「戻ってくるとは、大胆だねえ」

「いつから、こんな事をしようと考えていたの?」

 私は皆をかばうようにしてウィロードに向けて前進した。

「私が後継者でなくなると聞いた時からだ。君にわかるかい? 総元は小さな医療機器の社長だった。経営コンサルタントとして私が彼に会った時、我々はお互いのカリスマ性を発見したんだ。私の助言で、総元は社員たちにやる気を起こさせ、会社は大きくなった。そこで我々は協定を結んだ。2人で会社を大きくし、そして、我々の信者を作れば、彼らは我々につくしてくれる。カリスマ性を持つ者は1人で充分だから、まあ、総元を立て、まずは私が日陰に屈する。総元の方が年上だから、私がその後継者になればよいと。しかし、彼は自分のカリスマ性に酔い、私を部下に変えてしまった。ここまで急速に伸びた団体に、汚いことは何もなかったとは思わないだろう? 汚れ役はいつも私だった。それも、いつかは俺が頂点に立てると言う希望があったからこそだ。それが、後継者を若い女にすると言い出した。奴はのうのうと言った。彼女にはカリスマ性がある。私を彼女の意識の中に取り込めば無敵だと」

 私を睨むウィロードの眼光が、鈍い光を増した。

「その上、彼は彼女獲得に私を起用した。彼は完全に、私を僕として疑わなかった」

「ねえ、でも、私たちをどうこうしてもしょうがないじゃない。ここから逃がしてちょうだい。もう、あなたたちには関わらないわ」

 慶子さんが私の前に進み懇願した。

「だめだ。総元の行方を知っている」

「総元は消滅したのよ」

 私は慶子さんの前に出た。彼女を守らなければ。

「誰がそれを証明出来る? ここで逃して、後になって総元が沙也の中で喚いても、君らがいなければ誰も信用しないだろう。だから、君らにはここから出てもらっては困るんだ」

 ウィロードはライターをポケットから取り出し、床に投げた。

「ここの研究室の棚にしまってある資料を全部、部屋の中央に出せ。そして、燃やすんだ。この建物ごと燃やしてしまうんだ。狂った深海沙也が火を点けた事にする」

 この男、なんて仕打ちをしようとするの。私は情けなくなってきた。2年前、助けられたと感謝した事を嘆いた。スターとして持ち上げられた最高の時。そして、その孤独感。それを救った男はなんと無様な人間なのだろうか。私があの時、せがんだ愛は、虚の世界にせがんだだけだったのだ。

 保君と遠野さん、辻本さんが資料を部屋の中央に集め始めた。ウィロードの持つ銃の銃口は私に向けられていた。資料を集め終わると、ウィロードは部屋にあったアルコール燃料をその上と床に撒かせた。

「火を点けろ!」

 ウィロードの言葉に、辻本さんが静かに火を点けた。

「やめてくれ!」

 筑恩寺博士が悲痛の声をあげた。他の皆は無言で勢いよく燃え上がる炎を見つめた。私は彼の瞳を見つめたまま、彼に1歩近づいた。彼は怯んだ。焦りの汗が額に光った。

「私に託された信者たちよ。あなたの虚の教えを信じさせる事はさせないわ。総元は、彼らにやる気と生きる力を与えた。あなたには大勢にそれを説く才能がないと見切っていたのよ」

 私は彼に学んだ強さで銃口に向けてさらに進んだ。こんな男に屈するのは間違っている。

 バンッ!

 銃声が響き、私は思わず目を瞑った。目を開けると、慶子さんが目の前に立っていた。

「なんてこと!」

 私は自分が愚かしいと思った。

「あなたは私の大事な後輩よ」

 慶子さんはそうに言いながら倒れた。彼女の右耳のすぐ上から血が流れ出していた。私は彼女を抱え込んだ。

「いやあ!」

 そして、私はウィロードを睨んだ。ウィロードは自分が発した銃に動揺していた。遠野さんがその隙にウィロードを殴った。彼が反動で銃を落とすと、遠野さんは彼の後ろへ回り両腕を掴んだ。

「縛るものないか?」

 保君が博士の手を縛っていたロープを解いて遠野さんに渡した。地下室には煙が充満し始めた。

「ここから逃げないと」

 遠野さんがウィロードをしっかりと捕らえたまま、叫んだ。辻本さんが慶子さんの心音を確認した。

「生きてるよ。慶子さんは生きている」

 辻本さんは慶子さんを抱きかかえ、保君は博士を背負おうとした。

「置いて行ってくれないか?」

「何を言い出すのですか?」

「慶子と一緒に置いて行ってくれ。もう、何ヶ月も彼女の手に触れていなかった。それに、私にはこの研究しかないと言ったろう? 資料と共に燃え尽きる」

「だめです! 聞いたでしょう? 慶子さんは生きています。皆、連れて行きます」

 保君は博士を背負い、皆で階段を駆け上がり、裏口から外へ出た。火は見る見るうちに燃え広がり、建物全体を覆った。

「総元病院へ行こう。博士、慶子さんの処置をしてください」

 保君がサニーの助手席に博士を乗せた。辻本さんがそっと慶子さんを後部座席へ寝かせた。

「私も行くわ」

 私は慶子さんの頭をそっと上げ、その下に膝を滑らせた。私がしっかりと慶子さんの傷口を押さえなければ。

「無理だよ。頭を撃たれているんだ。それに、今、私の視界はぼやけてしまっているんだ」

 博士の言葉に、保君が強い口調で言った。

「あなたは優秀な脳外科医でしょう。今の目の状況はショックからです。あなたは、そう言う症例を随分と診てきたはずだ。気をしっかりと持ってください。あなたの目は見えるはずだ。俺の脳も沙也さんの脳もあなたは手術したんだ。出来るはずだ」

 慶子さんは恐ろしい量の血を流していた。私はそれを押さえながら祈るしかなかった。

 病院に着くと、保君は博士をサニーから引きずり出した。立ち上がらない博士を保君は殴った。

「あなたは、彼女を治せる知識と技術を持っているんだ。あなたの手はかつて神の手と呼ばれていたのを忘れたのか?」

 博士の眼光に光が帯びてきた。彼は立ち上がり、慶子さんを見た。私の腕の中の彼女に意識はなかった。早瀬と看護士たちがやって来て、慶子さんを私の腕の中からそっと運び出し、病院の中に消えていった。

「保、私は慶子を治してみせるぞ」

 博士は立ち上がり、慶子さんの後を追った。すぐに手術は始まった。保君と私は手術室の前で祈るしかなかった。

「どうだ?」

 背後からの声に振り向くと、遠野さんと辻本さんがいた。

「ウィロードは?」

「警察が来て連れて行った。久納さんと『セゾン』のマスターが、一緒になって、俺たちの捜索願を出してくれていて、総元教を捜索するように頼んでくれていたそうだ。なかなか捜査が出来なかったのが、火事騒ぎで、消防隊と一緒に入って来たのさ」

 遠野さんはガッツポーズをした。

「『セゾン』のマスターって?」

 私が筑恩寺博士の人間関係を調べた中にはいなかった人物だ。

「優美の……、優美の働いていた喫茶店のマスターです。そうか、優美を捜してくれていたんだ」

 保君が悲しみと嬉しさを重ねた表情になった。

「そうです。優美さんは、決して、いなくなって誰も心配しないような人ではなかった。私たちはなんと言う事をしてしまったのでしょう」

 辻本さんの言葉に皆が沈黙して俯いた。

「優美ちゃんは幸せだったって言ったでしょ。彼女がいなくなっても誰も気にしないなんて考えたあなたたちが、1番悲しんでいる。ばかねえ、あなたたちは」

 私は保君が優美ちゃんに検体として近づいていたと言って、怒りを露にした慶子さんを思い出していた。

「あっ」

 保君が突然上を向いた。

「優美が、今、優美の意思を感じた。慶子さん、頑張れって」

 優美ちゃんは存在しているんだ。この神粂山で死んでしまった天使。その意識はまだ存在してくれているのだ。


 慶子さんの手術は夜明け前から始まり昼になって終わった。博士によると、何か障害が残る可能性があるとの事だった。私は彼女の病室で付きっきりで看病した。私の手術の後を付きっきりで看病してくれた慶子さんだ。彼女が苦しんだら少しでも和らげてあげたい。そして、博士も彼女に付きっきりだった。慶子さんのベッドを挟んで座った博士に、私はあやまった。

「こんな事にあなた方を巻き込んでしまって、申し訳ありませんでした」

「何を、君も被害者だ。それに私が学会で脳移植の可能性を発表しなければ、君は総元教と無縁だったはずだ」

「ええ、でも無縁だったら、私は今でも淫乱でしたわ。その方が恐ろしい」

「と言う事は、総元の教えのおかげで、君は淫乱が治った訳だ」

 私たちは軽く笑顔を交わした。

「彼は立派な教祖でした。ただ、お金に少し余裕があって、自己愛が過ぎていたのです。永遠の意識の存続は人間の夢でしょう?」

「失敗に終わってしまったけれどね」

「あら、わからないわ。今でも、総元の意識がこの会話を聞いているかもしれません。消滅してしまったと思っていた優美ちゃんの意識が保君に伝わって来たそうですよ。彼女は存在しているのです」

 博士は俯き、慶子さんの手をしっかりと握りながら、寂しそうに笑んだ。

「彼女は保の脳の10パーセントほどを占めている。保の脳の損傷部分を全部補ったから。彼女の意識が確認出来なくても、保が正常と言う事は、彼女の脳が保の1部として立派に機能していると言う事だ。その意味では成功だった。君の場合は、意識が表に出てこないと何もわからないな。多重人格者のように、1つの脳に複数の意識が存在することが出来ると言う事は、不可能なのかもしれない」

「研究は続けるのですか?」

 博士は首を横に振った。

「潮時だ。研究グループは解散だ。倫理と言う奴に屈するつもりだ」

「なぜ?」

「君と総元は意思疎通が出来ていない。保と優美さんは意思疎通をやってのけた。つまり、お互いの信頼やら愛がなければ苦しむだけだろう。信頼やら愛なんて物、保と優美さんくらいにしかやってのけられないさ。それがなければ苦しいだけだ。意識が苦しむのなら、それはやはり、人権侵害だ」

「そうなのかもしれません」

「それに、私は脳外科医としての自分の方が向いている。研究者としては事を性急にやりすぎる傾向がある。まだまだ、解明しきれない部分が多いのに、それを全部排除して、先に進んでしまった。私は、いずれ、また倫理を犯すだろう。それに比べ、現場は簡単だ。目の前の患者を治す事に全力をつくせば良い。もちろん、脳外科の発展の為の研究は続けるが、研究だけを専門で私はやるべきではないんだ。実は、私は人間社会を仮想社会で考えてしまう癖がある。ゲームの感覚だな。研究上の人間は、ただの実験材料にしか考えられなくなっていた。今回の事で目が覚めたよ」

 博士は、ぎょろぎょろとした目を少し細めて、私を見た。その時、私が握っていた慶子さんの左手がわずかに動いた。

「慶子さん!」

 私は叫んだ。博士と私は身を乗り出して、慶子さんを見守った。慶子さんは静かに目を開けた。慶子さんの瞳に映ったものは、嬉しいものであったのだろう。彼女はすぐに笑顔になった。

 よかった。

 私は、静かに部屋を出た。

 

 慶子さんの意識が戻ると、私はすぐに警察に出頭した。古沢慶子の誘拐監禁と傷害、遠野拳、辻本徹、俊野保の誘拐監禁、宿舎の放火と銃刀法違反の容疑がウィロードに掛かっていた。私も当然、総元教の幹部として、すべてに関して、取り調べを受けた。しかし、ウィロードがすべて、総元と自分とでやった事で、深海沙也を利用しただけだと証言したらしい。私は無罪放免になった。ウィロードが以前、私を守ると言ったのは、達成されたと言うべきなのかもしれない。ウィロードは脳移植の事は警察には言わなかった。そして、私を含めて皆、その事については話さなかった。移植したと言う事実は、記録に残さない方がよいと筑恩寺博士が決めたのだ。その後、唐沢優美は事故死、倉本総元は病死と言う死亡届が提出された。

 私は総元教の解散と医療機器メーカーSOGEN社の社長を決めた。病院は院長がしっかりしてるので経営に問題はないだろう。元総元教信者の為に、私を含め他の幹部が2ヶ月に1度セミナーを開くことになった。もともと、仕事をやる気にさせる為のセミナーが生き方などを説いたのが発展した宗教なのだから、宗教を解散しても、元信者にはそれが必要だし、私たちにも義務があった。そう、誰が何と言おうと、総元教の基本理念はすばらしいのだ。それが私を救ってくれたのだから。


 マスコミが連日、総元教の事で騒いでいた。後継者になると宣言した私は、事務所が洗脳されていたとコメントを出した。社長には迷惑を掛けたのに、ありがたかった。ワイドショーやバラエティから出演以来が殺到したが、社長は一切を断ってくれた。

 両親に会いたくなって3日間帰省した。何年も帰っていなかったのだ。帰るとまず、母は何も言わず私を抱きしめ、無口な父は「好きなだけ居れば良い」とそれだけ言った。私は何もしないでぐたぐたと過ごした。両親は総元教の事は何も言わず、近所の人や親戚の人の近況を話してくれた。いつもそうだ。私に対して何も言わない。しかし、母は異常に明るくたあいもない話を続けた。愛されていないなんて思っていたのは思い違いかもしれない。これが不器用な両親の愛なのかもしれない。


 事務所に戻ると、社長に頼み込んだ。私は舞台をやりたいと。

 小さな劇団の研究生として私は1からやり直す事にした。発声から動きから、私は何1つなっていないと言われた。毎日毎日、基本的な練習を繰り返した。

 ある日、事務所に遠野さんが訪ねて来た。慶子さんの退院の日以来、皆とは連絡を取っていなかった。彼は最近の皆の様子を教えてくれた。慶子さんは左足と言語に傷害が残り芸能界は引退し、博士と結婚する事になっていた。博士は、以前脳外科として働いていた大学病院へ戻った。学生に技術を教えたいと言っているそうだ。遠野さんによれば、慶子さんのリハビリには必ず博士は付いているそうだ。遠野さん、辻本さん、久納さんはそれぞれ、博士の人脈で別々の研究所に入ったそうだ。保君は大学生活に戻ったと言う。保君は時々、優美ちゃんの意識が伝わってくるそうだ。彼女は彼の一生の恋人だ。

「ごめんね。皆を巻き込んだのは私。だから、もう、あなたたちに会うのはよそうと思っていたの」

「俺は沙也さんが心配だったのです。それで会いに……。よかったら、時々、会ってくれませんか」

 筋肉質の立派な体格の遠野さんは背中を丸くして緊張していた。それが、妙にミスマッチで私は心が和んだ。

「だめよ」

 明るい声で私ははっきりと言った。遠野さんの気持ちはありがたかった。それでも、私はこう言うしかない。

「私は1人で生きたいの。今はね」

 私は、あの日、バルコニーから逃げる皆を見て、生きたい思った事を思い出した。生命力の無い人間と思っていた自分が生きた瞬間だ。遠野さんの顔が寂しそうに俯き、背中がさらに丸くなった。

「皆のおかげで、今の私はいるの。それは感謝している。でも、今の私は1人でやってみたいのよ。会いに来てくれてありがとう。嬉しかったわ」

 私は遠野さんと握手を交わして別れた。


 3ヶ月が経ち、小さな役をもらった。賑わう街角の脚の悪い老婆。台詞はない。

 初日、私の老婆は腰を深く曲げ、雑踏の中をさまよい、コインを拾った。そして、喜びを表した。

 出番が終わると大道具の手伝いが待っていた。誰からも褒められなかった。しかし、私は静かな喜びに満足していた。これからが私の本当の人生だ。


 時々、私は夢を見る。

 暗闇の中、ひらひらと舞い降りる脳の片鱗。

 それは、永遠の生命が欲しいと、輝かしい光を放っている。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。おかげで、最後までたどり着く事が出来ました。皆様の心に何か残れば幸いです。

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