雑文エッセイ「呪われし血筋、なんつう設定を思いつくと、代々の人々の年表を作らなきゃならないから面倒くさい・・」
うん、所謂時系列の整合性ってやつですね。これが破綻していると某宗教の伝説みたいに登場人物が1千年生きていないと辻褄が合わない、なんつう事になります。←神話系にも似たような例は沢山あります。
うん、神武天皇なんて127年も生きていた事にされているからね。旧約聖書だとメトシェラって人は969歳まで生きたとされているらしいし。
まっ、創作だとエルフという種は1千年とか2千年はかるく生きるとかされているから、昔から『不老不死』ってのは人類の願望だったのかも知れない。
と言う事で、何代かに渡るような壮大な物語を書きてぇ~、なんて思いだすと年表の作成は必須項目だ。
でないと主人公の親が産まれた時のおばあちゃんの年齢が100歳超えていなきゃならないなんて事が起こるからね。
むーっ、ばあちゃん100歳で子供を産んだのかぁ。でもこの歳だと既に玄孫 (やしゃご)ですら成人しているよな。
下手したら長男、長女なんかばあちゃんより先に鬼籍に入っていてもおかしくない。
で、ここで問題なのが、そうまでして創った時系列表の出番が直ぐに出番がなくなったりするかも知れないって事だ。
そう、結局作者が扱いきれなくて、そんな設定もあったなぁとなる事が多いのよ。
それでもまぁ、作者ってやつは取りあえず主人公の2代くらい前まではぼんやりではあるが考えるはずだ。
何故ならば『ルーツ』ってやつは主人公に特別感を持たせるのにすごく便利だからさ。
ほら、実は主人公は今は忘れられし勇者の末裔だったとか、世が世ならば王子様だったとか、主人公に肩書きを持たせやすいのよ。
すごい設定だと、ドラゴン種の血が入っているなんてしてしまう作者もいるからね。う~ん、キメラだ・・。種という概念を全否定する設定だね。
でもまぁ、そんな設定沼に陥るのは大抵歴史系かダークファンタジーだ。そもそもラノベでは主人公の親ですらその存在が無視されるのが普通だからね。
そうっ!ラノベの主人公は天涯孤独なのであるっ!もう、独立独歩。もしかしたら桃から生まれてきたんじゃないのか?ってなくらい家族の匂いがしません。
いや、桃太郎やかぐや姫はちゃんと養い親がいて敬う話になっているんだけど、ラノベではそこら辺はガン無視です。
だって、そんな事は読者が興味を示さないからっ!そうっ!ラノベの読者は『過去』に囚われず『今』を生きているからねっ!
とは言え、これは別にラノベに限った事象でもない。一般文芸だってほのぼの系の漫画だって五十歩百歩だ。
もっというとリアルだってそうだろう。ほら、君は君のお友だちのお父さん、お母さんの事なんて知らないし、興味もないでしょ?
仮にそのお友だちが意中の異性だったとしてもだ。もっと言うと、自分の家系だってジジババまではなんとか判っても、その親までは意識が届かないはず。
でもまぁ、それは普通だからさ。だってジジババの親なんて寿命が延びた現在でさえ子供時代くらいまでしか触れ合えないからね。
試しに計算してみせると、ある家系が20歳で子供を産むと仮定すれば、その家系に次世代が生まれてくるのは40歳(祖母)と60歳(曾祖母 (そうそぼ))と80歳(高祖母 (こうそぼ))だ。
でも昔は女性の結婚年齢が早かったらしいけど、今は初産年齢も上がっているらしいので、これを25歳で計算すると、25歳、50歳(祖母)、75歳(曾祖母)、100歳(高祖母)だからねぇ。
あれ?これだと『きんさん、ぎんさん』は来孫 (らいそん)←5代下の子供の事です。がいてもおかしくないのか?
因みに4代下の子供は玄孫 (やしゃご)と言います。つまり子供→孫→ひ孫→やしゃご。となるんだね。
因みに徳川家は政権を担っていた期間に15回代替わりしています。ふふふ、最後の将軍の名前は言えるかなぁ?
はい、漢字で書くと『徳川慶喜』です。でも読みは『とくがわ けいき』ではありません。
え、あなたはちゃんと読めた?おーっ、それはすごいっ!私は未だにぱっとは読めないよ。
そう、こんな感じで、家系図なんかを創り始めると、ちょっとしか出番の無いキャラクターまで、名前を決めなきゃならないから面倒だよねぇ。←しかも話が進むと大抵忘れている・・。
とは言え、こうゆう設定を考えるのも創作の楽しみではある。もっとも逆に凝った設定を創り過ぎて設定が完成した途端満足してしまい、本編を書く意欲がなくなるのは創作あるあるじゃないだろうか?
後、登場人物が多いのが群像劇だけど、これはまた別の話なので今回は触りません。うん、この手の話って延々と続くからさ。
と言う事で、別に呪いは出てこないけど、謎は考えたぜっ!というお話を個人企画『春の異世恋推理'26』用に現在絶賛執筆中です。
さてさて、果たして私は締め切りまでに書いて参加できるでしょうか?
それは、その時になって見ないと判らないっ!
-お後がよろしいようで。-




