第一章 ニ節 〜自分が、かわいすぎました〜
起きると私はベッドにいた。
よこには、男の人…と思ったらお兄ちゃんだった…ふう…
転生前の記憶もちゃんとあるためか、私は、家族の人以外が、苦手になってしまった…
「グー、ギュルギュル」
突如として、私のお腹が情けない音を立てた
恥ずかしいことにメデスお兄ちゃんが、その音で目を覚ました
メデス「お腹空いてたのか…?」
私「ぴえ?!(恥)うん…///」
真横にいるせいなのかとても恥ずかしかった、それと、メデスお兄ちゃんが、カッコよくて、目が離せなかったのは、私が妹だからか、メデスお兄ちゃんが、イケメンだからか…
メデス「わかった…作るから待っててな。」
お兄ちゃんは、キッチンに嬉しそうに歩いていった。
どうやらご飯は、メデスお兄ちゃんの担当らしい
私は、部屋で一人になった
まずベットから起き上がり、歩こうとすると、足の包帯に、なにやら、魔法陣が展開されている、そのせいか、足の痛みは皆無と言っていいほどに、治っていた
鏡の前に立つと、私の姿が見えた、そういえばこの時に初めて転生後の自分の顔を見た
私「え、…?」
…
転生後の私は、もう、なんていうか、完璧な顔だった
サラサラとしたぴんく髪、丸い顔つき、幼い顔ながら、転生前の私より100倍かわいいのである
私「かわいい!これ、私?えっ!神!
ありがとー!」
体も柔らかく、体重も軽くうごきやすい、
部屋の中で、くるくる回っていると、メデスお兄ちゃんがいつの間にか後ろにいて、こちょこちょしてきた!
私はこちょこちょは大の苦手である、
私「にゃぁぁぁぁぅ…!!」
だから、へたり込んで変な声を出してしまった
メデス「ぷっ…!やっぱりかわいすぎるな…(小声)」
私「聞こえてるよ!!もう…!」
私は、つい言い返してしまった
立ち上がろうと思って、つまづき、
お兄ちゃんに抱きついてしまった
なにやってるんだ、私?!
恥ずかしくて顔が真っ赤になってしまった、
メデス「ご飯できたから、ほら、行くぞ」
私は抱っこされながら、リビングに行くのだった。
リビングはまぁ、広いけど、普通だ
真ん中にでっかい机があり、その周りに4個椅子があった、
明らかに私の椅子だろう、小さい椅子に私は座った、その横がお兄ちゃんである
父と母が来た、
父「 メデス、いつもありがとな?それと、アリス、おはよう、」
母「私が担当でも良かったのにね、まぁ、アリスが嬉しそうだから良いけど!」
顔合わせは、初めてだった。
父は、兄に似ており、髪の色は、兄が薄茶なのに、父は茶色だった。
母は、私に似ており、髪の色は、同じピンクだった。
ご飯は、とても美味しかったので
お兄ちゃんの耳元で
「 おいしかったよ…?お兄ちゃん!」
って言ったら、
すごく嬉しそうな顔をしていた。
メデス「きょうは、入学式だから、ほら、着替えるぞ、アリス」
それと、まさかの、今日が入学だった。
今回は、ただアリスが可愛いです
まぁ、抱きついたのは、事故もあります