第一章 一節 〜異世界に転生するとは思ってもいませんでした〜
「おい!弱いものいじめは、やめなさい!」
明らかに自分より歳が低い少女に、
大の大人が、襲いかかっていた…、
いつもの私ならば無視をするのだが、
今日に限ってはなぜか、少女の、表情のせいか、注意をしてしまった、
これが、運の尽きだった
その男が少女を離した
少女は逃げていった
「じゃあ、お前に身代わりにもらおうか!お嬢ちゃん?」
急に私は、動けなくなった、
腰が抜けたのだ、
…私は首を絞められ、誘拐され、男の家で、何度も何度も、
痛めつけられた、来る日も来る日も…
拘束されて……そこから先はよく覚えていない…
…
……
………
あれ…ここは…
目が覚めると、森の中だった…
「あれ…痛っ!」
木から落ちたのであろう…私の足には、捻挫の後が残っていた、足もなぜか、小さく感じる
「おーい!大丈夫か〜?」
私と同級生くらいの、青年の声が近づいてくる…
私はパニックになり、段々と、痛くなる足に、耐えきれず泣いた…
?「アリス…?もう大丈夫だ。泣くな…。
お前よぉ…木登りするとき、降りることも考えて登れとなんかい注意したか…」
その人は、頭を優しくなでて、優しい目つきで、足に包帯を巻いてくれた…どうやら私の名前はアリスらしい、
不思議の国にいそうだ…と思ったのは置いといて…この人は誰だ?
私「え~っと…ありがとう…ございます…」
?「どうした?実の兄に敬語とは、頭でも打ったか?」
…
……兄?!
私(一人っ子)の、理想!
おにーちゃん!ほしかったんだぁ!
…じゃ!なくて!
そういえば、服も至って普通だ…貴族でもないし、貧民でもない、声は男らしく私の気持ちをドキドキさせた…
私「えーっと、お兄ちゃん…ありがと…?」
?「いつも、メデスお兄ちゃん!だーいすき!
…って、言うの好きだったんだがな…?」
メデス?お兄ちゃんも、甘えんぼらしい…
私も甘えたくなってきて、
その日は、おぶられている間に、眠りについてしまった。
〜作者より〜
更新日は、未定です…
気分で書きます…
末永く見守ってくださると助かります
新参ですが…よろしくおねがいします…!!