第二章 五節 〜兄と戦います〜
実際の所私は、兄の戦闘を見たことがない…
兄も私のスキル、能力、魔法もろもろを知らないはずだ
小手調べにファイアボールを打って見た。
私、メデス「[ファイアボール]!」
すると、兄もファイアボールを打った
真ん中で小爆発が起き、私と兄は、一段スイッチを上げる…
私「[凍結]」!
私が氷の魔法を少し火力を上げて放った
兄が魔法に直接突っ込んきたのが見えた
うん?
メデス「スキル[魔法反射]!]
あらかじめ私はこれを予想して、上に避けておいた
そこから…おもしろくなってきたので、
みんなに、能力[完全隠蔽]と、結界を組み合わせた
外部切断結界を張る。
と、両者、レベルを上げた戦いになった。
メデス「ここまで耐えるとは…まあ次で決める!」
私「へぇ…もう私は止められないが…?」
メデス「お前…そんなキャラだっけ?」
私「じゃあその覇気はなによ!」
メデス「スキルだ!」
私、メデス「[火球]!」
もう一度真ん中で小爆発が起きる…
メデス「魔力極化過密形態・改]!」
兄の全身から蒸気が漂う
とてつもなくヤバそうだ…
メデス「我の意のままに、世界よ廻れ、我が奥義の前に敵は倒れるべし!」
「爆裂魔法[エクスプロージョン]にスキル[超速] 、スキル[天壊]付与!、」
超速は魔法を早くし、天壊は、破壊力を増すスキルだ…
メデス「奥義!」
来る!
メデス「超烈崩壊終焉滅!」
光の柱が立ち、即座に消え、兄が元の姿に戻る。
私はと言うと、[魔力極化過密形態・改]!
メデス「?!」
光の柱が即座に消えたのは私の仕業なのだ
時は少し遡る
私は兄と喋るその間に自分の内に問いかける
私「おーい!終焉之神〜?」
[はい、マスター、なんでしょう、]
私「次の攻撃は何がきそう?それに対する反撃は?」
[おそらく、次で決めると今、言っていたので、奥義と同時にスキルで何かするでしょう…]
[回避は、超速思考と、魔法[悪食]、魔法[瞬身]、で吸収します、それを解説して、私がオートで改良し、撃ちます…」
私「よし!任せた!」
そして今に至る
メデス「馬鹿な?俺の通常形態は、もうこれが限界なのに…スキル[全開防御]!」
私「我が闇よ、光よ、混ざり、合わされ…猛威を震え!」
「原初魔法[ミラクルパニット]に、[威力爆減]を付与、」
兄が怪我してしまったら困るので、威力はベリアルに任せてある
何せこれは、
[勇者魔法![闇光爆剉滅!]」
勇者の魔法の一個だから…!
メデス「瞬間転移」
兄が突如として後ろに転移した、わたしは魔法を消すしかなくなった
デコピンされ、わたしは負けを確信した
私「うげ…」
[神化]したら勝てたのに…悔しい!
私は、わざとリトライを、結界の発動時にして、
[結果反映]で、この状態に戻した
周りの子「メデスすご−い!」
グリウス「アリスもすごかったんだぞ!」
私「ふえ(泣)」
グリウス「泣くな!男だろ?」
私「女の子だし…グスっ…」
グリウス「まあ元気出せ!」
まあわざと負けたんだけど…
最強に勝ったらそれは私が最強になってしまうからな…
あと、詠唱を破棄してぶっ放せば、勝ちは確実だっただろう!
メデス「みんなありがとう!」
はあ…あぶねぇ!、俺も勇者の技使えるけど、妹が使えるとかバグか…?
実のところ兄はそう思っていたのだった。
次はグリウスと、兄がよく遊んでいる先輩[ノテオ・アルデバラン]の戦いである。
ち・な・み・に
この会場で物理攻撃無効は、先生と兄と私だけである。
[次回に続く]
作者「次は物理攻撃戦になりそうですね…」
アリス「効かないよ〜…ほらほら魔法も乱発できないよ〜?どうする?」
作者、メデス「煽るな」
ヨーク「よっしゃ、俺がもらった!次回!〜グリウス対ノテオを観戦します〜!」
作者、アリス、メデス「卑怯だぞ!」




