第二章 三節 〜5時間目 [魔法料理?] 6時間目 [能力付与]〜 〜新しい能力を獲得しました〜
*追加情報*
能力とはスキルとは少し違い、神からの恩恵である。
魔物も強い個体はもっているし、人間ははこの歳で全て持つことになる
食堂に着いた。
グリウス「僕のおすすめはあれだな!怪超鳥のオムライスとアイスだ!」
私「うわあ…おいしそう!」
私の大好物はまさにそれ。オムライスと、スイーツなのだった。
私「同じのでもいい?」
グリウス「ま、まあ、いいけど?」
照れ隠しが下手なのも可愛く思える
グリウス、私「いただきます!」
私「うま!」
グリウス「言ったろ」
グリウス、私「ごちそうさま!」
食べ終わったときにグリウスが言った
グリウス「そ、それより!、アリス、お前!魔力操作不良なんだろ?これからは気をつけろよ!」
私「はーい…わかったよ」
グリウス「できることはしてやるから!」
私「ありがとっ♩」
あれ!?かわいい声が出てしまった!
私「…//」
グリウス「あへ?…//」
二人とも恥ずかしいのを隠すように食堂を後にした。
…
……
……………
私、メリオス、グリウス、ヨーク、クララ「魔法料理?」
マリアス「へへぇーんだ!私は、こんなの全て自分でできるもんね!」
アモウズ先生「魔法料理とは、魔物を魔法で料理する。つまり倒した魔物で自給自足できる方法です」
ガリス先生「俺の妻は強いからな。週に3回は魔法料理だ」
確かに兄が作ってくれているものは多分魔法料理で、母が作っているものは普通の料理だと納得した!
(ちなみに兄も、母も、魔法料理を取り入れたものです)
アモウズ先生「まずは魔物[怪超鳥]を切るぞ!」
一同「うへぇ…」
グリウス「先生…あっち向いとくんで、切ってください」
私「同感」
みんなで後ろを向くと、ガリス先生が言った。
「じゃあ全部先生達で食べるか…?残念…」
私たちは咄嗟に前に行き、大包丁を持った。
緑の血が飛び散ったり、足を切るときの地獄の空気は今でも覚えている。
一同「切ったぞ…」
アモウズ先生「次は、ファイア出して、焼くぞ〜!」
グリウス「アリス、大丈夫だ、俺がやってやる!」
気がきくグリウスにキュンときてしまったことを、グリウス本人は知らない。
アモウズ「調味料ふりかけて〜完成!」
一同「できた!」
アモウズ「じゃあ食べるか…」
一同「やった!」
さっき食堂で怪超鳥は食べすぎたんだが食べよう…
私「やっぱりうまし!」
アモウズ先生「では、6時間目は祭壇に集まれよ〜!」
一同「はーい!」
私「楽しみ〜!」
マリアス「ん!」
グリウス「だね!」
クララ「どんなだろう?」
メリオス「暴走抑えれれるのとかないかな…」
ヨーク「最強のこいよ!最強の!」
祭壇に集まった
みんな珍しくあれから一言も喋っていない
神聖な場所だからであろう…
まずグリウスくんが祭壇の前に座った
[個体名 グリウス・オンバートに能力の付与をします]
[確認しました]
[グリウス・オンバートは、飛炎の能力を獲得、
自分の炎分身を出せる能力です]
アモウズ先生「いいね」
次に私の番だ
一応、みんなを魔法[スリープ]で眠らせておく
勇者がバレるとやばいのだ…ごめんねみんな…
[個体名 [勇者] アリス・シャイロウに能力の付与をします]
[確認しました]
[アリス・シャイロウは、完全隠蔽、各種魔法記憶(解放の意思を確認しました)
自分のスキル、能力、数値を隠蔽できる能力、各種魔法を記憶できる能力です]
[スキルにも各種魔法記憶が付与されました]
次に魔力増強を受け取ったと言う嘘を
能力[完全隠蔽]でみんなに記録。
その後に起こして、魔法[スリープ]の記憶を削除。
完了!
何にもバレていない!
アモウズ先生「これで少しは魔力操作不良が減るな」
先生にもこの通りである
次にクララだ
[個体名 クララ・ウイテミールに能力の付与をします]
[確認しました]
[クララ・ウイテミールは、伝達の能力を獲得、テレパシーで指示を伝える能力です]
アモウズ先生「頼りにしてるぞ」
クララ「はい!」
次にマリアスである
[個体名 マリアス・ギールに能力の付与をします]
[確認しました]
[マリアス・ギールは、樹界の能力を獲得、回復薬を生成できる能力です」
アモウズ「ほお、便利だ」
マリアス「攻撃じゃなかった…」
次にメリオスである
[個体名 メリオス・ヤハツに能力の付与をします]
[確認しました]
[メリオス・ヤハツは、拡散の能力を獲得、攻撃範囲の拡張の能力です」
メリオス「お〜…いい!これ!」
最後にヨークだ
[個体名 ヨーク・ギッテルに能力の付与をします]
[確認しました]
[ヨーク・ギッテルは、停滞の能力を獲得、相手を1秒停止させる能力です」
ヨーク「うん?1秒?」
これにて、能力付与が終わった
そして、長かった授業も終了である
アモウズ先生「ここで解散だ!また明日な〜!」
一同「さよーなら!」
少しして家に帰り着いた
メデス「俺がいなくて、泣かなかったか?」
私「そんな弱くないし!」
私はそう言いながら頭を撫でてきた兄を抱きしめる
メデス「どうだったか?」
私「怪超鳥がグロかったw」
メデス「何をしたかを聞いていたんだが…」
私「いろいろ疲れて覚えてない…」
私はようやく兄から離れ、風呂に入った
それにしてもグリウスくん…
気遣いできて、イケメンで、照れると可愛くて、タイプだ…
とか、思いながら入ったらのぼせた…
私「今日の料理は私も手伝う!」
メデス「いいのか?」
私「今日、習ったし!…すこし…」
メデス「いいな、思い出すわ低学年のとき。今は、俺たちは魔物退治だもんな」
私「油断しないでね!ほんとに!」
メデス「じつは俺は、団長で、今最強と言われてるんだな…l
私「初めて知った!」
…などと話しているときに
ザクッ…
指を切った…私のアホ…
指を咥えるふりをして
口に回復の結界を展開…
一瞬で治した!
今日のご飯は疲れたからかもうとても美味かった!
その後、こたつみたいなやつに入って、(この世界でもこたつはこたつです)
そのまま寝てしまった
気づいたらお姫様抱っこされていた…横にはベットが…
メデス「起きたのか…」(小声)
私「だいす…き…zzz」(結構な声)
もう眠かったので、ひとまず大好きと言って寝た
おやすみ!
[次回に続く]
アリス「タイピング遅いよ」
作者「はいはい…」
グリウス「わたす?w」
作者「間違えたの!」
「バタバタ!ドタン!」
マリアス、メリオス、ヨーク、クララが走り回っている…
脳内がうるさい!また次回!




