エピソード4 いざ決戦!発進!!
自習室での勉強のあと俺らは足早に車に乗り込んだ
気持ちは完全にオラわくわくすっぞ状態。みんなで行く店に置いてある台を見ながら何を打つか相談する。
俺「やはりあれだろ、紫の背筋悪いロボットのやつ」
M「あれは大人気やからなー。今から行って空いてるかどうか。」
俺達は妄想を膨らませながらあーだーこーだ話をした。
そんな中たどり着いた目的の店。県内のパチ屋に行きまくったMが勧める再優良店。
あ、パチ屋行く時は経験者と行った方がいいよ。初心者だけだとクソみたいな店引き当てる可能性あるし、そこが普通だと思っちゃうから。
◆
「いいか。パチ屋で車を止める時はな、店にケツを見せてはいけない!パチを打つ時はスマホを見てはいけない!パチンコ台に不誠実だ!!!」
「ザーイエッサー!!」
到着したとき、俺らは戦士の顔。なんと表現すればいいか、、18になって初めてDンキの18禁コーナーに入る時のような興奮。
店に入ると凄まじい音、光。脳みそにダイレクトに貫いてくる。俺とSは必死にMの後について1パチコーナーに向かった。
残念ながら紫のロボは激混。3人並ぶのは不可能だった。
「いいか。まずお札を左上に入れる。そして玉貸を押して玉を貰うんだ。200円ごとにな。そしたらゲームスタートだ。終わる時は返却ってボタンを押す。そしたらカードが出てくる。このカードは無くすな。後で換金するからな」
ここでも驚き。そう最近のパチ屋はカードなのである。そしてもうひとつイメージと違うのは、玉を箱に詰めて積むという、、漫画とかであるあれ、伝わって、、、あれがないのだ!!
店の中で歩いた時にみたが、台によってはそもそも玉が出てこない!
そうここは俺が知らないことで溢れかえっていた。周りにはガチャガチャとけたたましい音を立てる台がパッと見100以上。
そうもはやここはネズミの国にも劣らないテーマパークなのである。
3人で座れないと分かると散開して各々遊びたい台を探す。
ざんねんながら紫のロボは座れなかったので、俺は紫のロボと怪獣が戦ってるやつに座ることにした。
次回!ついに実践編!!
次回もサービスサービスぅ