観葉植物と僕
1000文字エッセイシリーズ
観葉植物と僕
僕は観葉植物が好きでよく購入して部屋に飾ります。
部屋の中で過ごすことも多く、緑があると癒されるのです。
人生と云うものは苦しみの連続でもあります。
苦しい、苦しい、そう思い。また苦しみから解放されて、一時の癒しがあり、また新たな苦しみがある。
その中で、一緒に過ごしてくれる友というのが、自分にとっての観葉植物という存在です。
毎日、一緒にいて癒してくれる。
学生時代の友人は、就職して結婚して、もう誰も遊んでくれなくなりました。
三十半ばにして、部屋に引きこもってボーっと過ごしているのです。
創作をして、たまに美味しいものを作って、釣りをして。
そんな人生を送っていて、学生時代の友人はもう誰も遊んでくれないのです。
コロナ前はイベントを開いたり、旅行をしたりしていたけど。
僕はもう完全な引きこもりです。
引きこもって、動画をみて、ブラブラと過ごしているのです。
観葉植物が好きで、部屋や家の中は観葉植物で埋め尽くされました。
空間の中に緑があり、生き物がいる。
心が落ち着いて、またエネルギーを分け合っている。
三十半ばになり、夢も現実も諦めつつあって。
僕は呆然と過ごしていて。
理想という二文字はどこかにいって。
僕はひたすら呆然と過ごしている。
良いことも悪いことも沢山あった。
そして、良いことも悪いことも、過ぎ去ってしまえば、それが良いことだったのか、悪いことだったのかよく分からなかった。
ただ、観葉植物は受け入れてくれる。
最近は育てるのも上手くなって、何年も一緒に過ごしています。
愛着も湧いて、まるでペットか友人のようで。
僕はスピリチュアルも好きで、色々と勉強もしていて。
その中で、植物のもつエネルギーにも着目していて。
いつの間にか、一人で過ごすことも多くなり、僕にとって大切な友となりました。
基本的に隠れ陰キャなんですよね。
隠れ陰キャで繊細で。
その繊細な心をいつも優しく包み込んで癒してくれる。
傷ついて、トラウマに囲まれている自分の心を癒してくれる。
緑があり、空気も循環されて、まわりの氣も整えてくれる。
いつもありがとう。これからも大切にします。