油断
この生活が半年も続き、この日は兄と長距離の仕事だった。
やつれた顔で仕事をする俺に兄は
「お前、最近女と遊んでないだろ?今日遊びに行くか?」と今までに言われたことが無かったのでびっくりしたが、俺は
「どうせ、実費でしょ?行かんよ」冷たく遇らった。
言われた兄は、「いいよ、最近お前周りからの批評下がってるし、せっかく仕事出来るようになってきてもったいないで出すわ」と昔から知っている兄からは出ない言葉だった。
俺はすかさず「なら行くわ、絶対出してよ?」
と甘い蜜に誘われてしまった。
仕事が終わりあたりが暗くなってきて、兄から言われた言葉を糧に仕事を頑張った俺には楽しみで仕方なかった。
宣言通り遊びに行くぞと言う兄に着いていく俺。
兄は電話で嫁さんに「飲み会があるからちょっと行ってくるね」と報告しながら夜の街に車を向かわせた。
兄は俺に向かって「女抱きに行くか!」と言う。
俺は「嫁さんいるのにそんなん大丈夫なの?」
と心配もしながら内心はすごく抱きたい衝動に駆られていた。
兄は「バレなきゃいいで、心配すんな」俺はその言葉を聞いて
「ならいいけど」と風俗街に行った。
5年もご無沙汰だった俺には刺激が強く、どの店にも目移りしていた。
携帯で兄は予約をしており、その店に行くことになった。
兄は「この店だわ、終わったら連絡して?」と言い残し店に足早に入って行った。
店に入るとボーイさんに「予約の方ですか?」と聞かれたので「予約の服部です。」と答えた。
そうすると奥の部屋に連れてかれ
「こちらでお待ちください。女の子連れてきますので!」と言ってボーイは店の裏に入って行った。
久しぶりの風俗にドキドキが止まらなくなってる中、
部屋の扉がコンコンとノックされた。
「はい!」と急いでドアを開けると見たことのないモデル並みの女性が笑顔で立っていた。
「服部さんでよかったですか?本日担当させてもらうミカですよろしくお願いします。」
と甘い香水の匂いとスタイルの良さに動揺する俺に
「大丈夫ですか?ちょっと落ち着いて話しませんか?」
と優しくしてくれる彼女に心を奪われかけていた。
ソファに座り雑談をする内に仲良くなって緊張がほぐれた矢先に彼女は
「とりあえず汗流しにお風呂に行きますか?」と言ってきた。
たまらず俺はいつもは優柔不断で何も決まらないのにこの時だけは判断が早かった。
お風呂に入るとやっぱり彼女のスタイルの良さに思わず
「めっちゃスタイルいいよね?普段から気をつけてるの?」
と聞き彼女は
「特に何もしてませんよ?強いて言うなら運動はするようにしてます!」
やっぱり彼女も努力しているんだなと思いながら汗を流してもらい身体を拭いていたら、
「先にベッドに入っていてください。後で行きますから〜」
そう言われて素直にベッドに入って待っていた。
彼女ベッドに向かいながら部屋の電気を暗くしていく姿に興奮が抑えきれずにいた。
ベッドに入ると腕枕をし、彼女にキスをした。
彼女は俺が思ったより受け入れてくれて、流石プロだなと思いながら前戯を始めた。
彼女はとても敏感で凄く大人っぽいのに感じている顔を見るととても甘え上手で可愛かった。
彼女は「次は私がするね」と言い俺の物を手で上下に動かした。
それはとても気持ちよくすぐに出そうになったが久しぶりでもっと楽しみたい俺は、彼女を押し倒し素股をし始めた。
彼女は物足りないと言い俺の物を中に入れて
「もっとほしいの」と言う彼女に抑えきれずに最後までしてしまった。
終わった後タバコを咥える俺にそっとライターの火を近づける彼女に俺は好きになりつつあった。
「ねぇ、連絡先交換しよ?」と唐突な事にびっくりしたがすぐに携帯を出して交換した。
あっという間に時間が過ぎて終わる頃には笑顔で送り出してくれた。