6-10 『不死身の海賊団』大船長、不死身のヒダール!!
「放て大砲! イヤッホー――!!!」
「わにゃーーー!!!」
――ドガガガガガガガガガッッッ!!!
「HIT! キャプテン・リオン! 敵船に当たりましたァ!!」
「こっちも確認! おっしゃァ! 迫撃砲の爆撃成功!! 軍船めっちゃ沈めてますぜぇ! イエーーー!!!」
「やはり、ロング砲撃! 爆破・リーチ倍増は強い!!」
「はっきりわかるんだね! ええ!!」
ああ、リオンたちの船、相変わらず凄い火力だ。
通常の倍以上の距離から、砲撃できるからな。強いぜ。ええ。
って、うん? 待て!
軍船が光った!
あれは、武器娘と合体した証拠!
能力UPして、飛距離伸びた戦艦砲を! 撃ってくるぞ!!!
「って、うおおお!!! 相手撃ち返してきた!?」
「!! これは、武器娘と合体したな! 能力あげてきてるんだ! だから届いてる!!」
「やべぇ破壊力だ! 船の体力が抉られた!!」
「緊急回避だァ!!」
「間に合わねぇ! ヒダール船長!!!」
「おう! お前ら! リオン達を守るぞ! それ! ガード! 呪ィィい!!」
「「「「「『『『『『うおおおお!!!』』』』』」」」」」
さァ、きやがれ!! 俺らの元にィィい!!!
ズガガガガガガガガガンンン!!! うおおおお!!!
被弾しつつ、呪い!!!
イエーーー!!!
「! HIT! 呪い発動で、受けたダメ―字を相手に与えまくり!! もっと沈没してます!!」
「よーし! いいぞ! このまま、リオン船団は、攻撃! 俺たちが防御だ! いいな!」
『『『『『『「「「「「うおおお!!!」」」」」』』』』』
さァ、ドンドン攻めるぜ!
同時に、敵船の様子はどうかね?
双眼鏡(課金アイテム・盗聴能力特大付)!!
「くそ! 不死身の海賊団め! なんていやらしい!!」
「大変だ! 提督!」
「なんだ!?」
「俺たちの船の後ろに、いきなり船が!!」
「!? なに!? ってうおおおお!!」
あ、ドッゴォォォンンン!!! っと、船が体当たり!!!
敵船、真っ二つだァァあ!!
ヒューーー!!!
「良し決まったァ! じゃあ皆! 殺し、奪うわよ! いっけえええ!!!」
『『『『『「「「「「ヨーホー!!!」」」」」』』』』』
おう! キャミー! ナイス!!!
俺らに集中した敵の背後に、姿を隠して移動! そのまま奇襲!
混乱に乗じて、船に乗り込み! 暗殺!
盗む攻撃でアイテム・物資を盗む! ハイエナ戦法バリバリだ!!
いいねぇぇえ~~~!!! へへへ!!!
「お姉ちゃんナイス!! じゃ、こっちも一気に行くよ!! ヒダールさん!!!」
「応よ! このまま、攻め込むぞ! 敵を轟沈させてやぇぇえ!!!」
「「「「「『『『『『うおおお!!!』』』』』」」」」」
――ドガガガンンン!!! ズッガァァァ!!! ドガァァあ!!!
『『『『『「「「「「!?!? ぎゃあああ!!!」」」」」』』』』』
イエーーー!!!
っと、言う風に!
俺達、不死身の海賊団は、今日も海で海軍船団ぶっとばし!!
大量の素材と食い物と物資を、手に入れたのさァァあ!!!
ヒューーー!!!!
ああ、これぞ『不死身の海賊団』の戦い方!!!
リオンと、悪魔娘となったピッキーによる融合召喚で! 爆破・リーチ倍増!
遠い距離から、一方的に! 砲撃と、迫撃砲を撃ち! 削る!!!
っで、撃ち返してきた相手の攻撃を! 俺たちの率いる守備船! 分厚い鎧のような船で受け! 『呪い』!
相手の船に、大ダメージを返す訳! ヒューーー!!!
そして、俺達に注目を集めさせて、やり合ってる間に!!
キャミーたち盗賊系海賊団が、姿を消した船団で! 突撃!!!
ああ、時に船を真っ二つにしながら! 時に、船に乗り込み、暗殺しながら!
アイテム・物資を盗みまくる!
ハイエナ戦法が、つよいのさ!!!
んで、あとはそのまま全員で攻撃し! 海軍船団を破壊!
こうして! 海軍船団を10回! 轟沈させたことで!
――イベント・クリア! 悪のカリスマ・ゲット!
皆で、PKイベント・クリア!!
悪のカリスマ! ゲットだぜぇぇえ!!!
ウイーーー!!!
「えっと、悪のカリスマでは、『自分・仲間・配下のNPCの能力UP』! 『悪評UP』!! 『悪系のイベントが起きやすくなる』!! だって!
「へーいいわね! 準備期間のクエストが多くなるだろうから、自己バフにいいじゃん!」
そうだな。優秀なスキルだわ! ええ!!
っと、リオンとキャミーと話し!
「いやァ、儲け儲け! 悪のカリスマに、豊富な物資! 最高です!」
「ありがとうございます! 儲かりました!」
「やっぱヒダールさんたちについてきてよかったよ!」
「はは、そう言ってくれると俺も嬉しいわ。ま、今後も頼むよ」
『『『『『「「「「「お任せあれ!! ウイーーー!!!」」」」」』』』』』
って、仲間の初級~中級PKたちとも、雑談で盛り上がっていると!
――次回から、必殺技・修行クエスト開始です。
――それぞれの拠点にクエストの手紙が届きますので、拠点にお帰り下さい。
「「「「「『『『『『!!!』』』』』」」」」
ついに、待ちに待った必殺技取得クエスト!
そのアナウンスが来たのであった!!!
故に!!
「ついに来たね! お姉ちゃん! 拠点の島に帰ろう!」
「そうね。じゃあ、ヒダールさん! 皆! バラけましょ! 次は、必殺技取得した後に!」
「ああ、必殺技取得した後に! また会おう!!」
『『『『『「「「「「オタッシャデー!!!」」」」」』』』』』
俺たちは、海賊団を一時散会!!
自分たちの拠点・島へと、帰ったのであった!!!
で!
「あむあむ! おいしい♡!」
「そうですね! メナス! このナポリタン! ピザ! 美味しいです! ふぁああ~~~♡♡♡」
「焦らず食えよ。メナス、アラコ。料理はまだあるからな」
「「はーい! あむ! おっほおおお~~~♡♡♡!!!」」
おそらく、海軍船団を滅ぼした位置から考えて。もっとも拠点の島……金稼いで買った、プライベート島……が、めっちゃ遠い俺は!
仲間のNPC海賊たちに、運転を任せ!
甲板にて、昼食!!!
うん! 青い空の下、悪魔娘のメナス(元蛇モンスター)や、アラグネのアラコと、美味しいイタリア料理を食べながら!
海が織りなす、絶景を! 楽しんだのさァァあ!!!
ヒューーー!!!
ああ、いいねぇ!
美女たちと一緒に美味い飯を食い! 涼しい風に撫でられながら!
青い海の輝きと、南国の島を見て!
時折跳ねる、イルカを見る!!
最高の贅沢だ!
一生してたいね! へへへ!!!
っと、思ってたら!
「うん! 美味しかった! やっぱり、イタリアンは最高!!!」
「ですね! 私も美味しかったです♡! 満足! ムフー!」
「そうねぇ! っで、ヒダール!」
「なんだ?」
「食後の休憩に、あの空間に出る魔法見せて!」
「私も見たいです! マスター!」
うむ! メナスに、アラコから、お願いだ!
二人とも、好きだねぇ!
「いいよ。やってあげよう。ほらー」
「「!! わあああ!!!」」
はい、空間魔法! 別名!
『ファンタジア・エルドーン公式配信・投影』だ!
ああ、実は最近。ファンタジア・エルドーンの公式が、ヨーチューブに動画上げてるんだよね。
どうも大決戦イベントに向けて、モチベーションアップや、ユーザー増加を目的に、ゲームプレイ・紹介映像を出してるんだわ。
これが結構面白くて、よく見てるんだが。
一緒にいる二人も、同じように見て。
「今日はどんなのかしら?」
「前は、洞窟潜ってたよね!」
「釣りも面白かったわ! 私も釣ってみたい!」
「「ねー!!」」
すっかり、ハマったらしい。
「! あ、ヒダール! 忘れるところだった! お菓子とコーラを所望するわ!」
「そうです! 鑑賞には、ポップコーンとコーラがないと!」
「いや、今飯食べたばっかだろ。満足って言ってなかった?」
「「コーラとポップコーンは別腹!(えっへん!)」」
「……どこで覚えてきたんだ、そんな言葉」
「「リオンが言ってた!」」
「あいつは……ろくなこと教えないなァ。まァ、分かった。一応、頼んどくか。お腹が空いたら、食べなさい。おーい」
「「わーい!!」」
こうやって一緒に見るんだよ。
ちなみに、二人は俺の膝の上に乗るのが好き。
お供は、ポップコーンとコーラで、パクパク! ゴクゴク! 可愛いぜ! ええ!!
でも、食べ過ぎはよくないからな。
お腹と相談して決めなさい。
「じゃ、何を見るかなー」
「! 見て! ヒダール! 最新動画ってのがあるわ!!」
「ホントだ! それも二つも! あれあれ!!」
お、ホントだ。
えーと、『ファンタジア・エルドーンの基礎情報(最新)』と、『サブクエスト・プレイヤー海軍編、プレイ動画』って奴か。
俺たちが、見てない奴だな。
じゃあ見てみよう! ぽちっとな!
「へー! こんな動きでるんだ! すごい!! 特に、刀の奴! おお!!」
「いいですね! 私たちも見よう見まねで出来るかも! 今度やってみよう」
「……確かにな。マジでできたら、かなりの戦力UPだ。ためしてみるかァ」
初めに見たのは、ファンタジア・エルドーンの基礎情報についてだ。
内容としては、ファンタジア・エルドーン独特の、『職業をいっぱい経験! または、武器を使って強くなろう!』ってことだ。
どういうことかと言えば、普通のVRMMOは、一つの職を選んで、技御覚え。転職して、レベル1からレベル上げで、技を覚えるってことが多いだろう。
しかし、このゲームだと、転職してもレベルが下がらず。
レベル100なら、レベル100までの技・スキル・魔法などを、一瞬で覚える!
すなわち、レベル上げがめんどくさくないってこと!
更には、職業を変えなくても、別の武器を使い続けたり、魔法などを使ってたら、ガンガン熟練度が上がって、ガンガン技を覚えていく!!!
そんな感じで、『すぐに百を超える技・スキル・魔法などを覚える』から! それらを自在に使って、戦うことになるのだ。
これが、ファンタジア・エルドーンの大きな特徴だな。
似たような技でも効果が違ったり、有効範囲や、フレーム、火力、クールタイムなどが違う、数多の技、魔法、スキル!
それらを自分で選択し! 状況に応じて、繰り出し! 戦うのである!
もしくは、リアルの武術・スポーツの技を行っても可能。
ほんと、できることが多すぎる!
自由自在なゲームだぜ! ええ!!
ちなみに、俺の場合は、基本的には狂信者の技をセットにしながら、ナイフや日本刀、鎌の技を用い。技を覚えてるな。
それを、スキルツリーの要領で整えて、必要に応じて使い分けてる感じだが。
いきなり使い分けるのは無理って人には、技のコンボを登録することをお勧めする。
これはめっちゃ便利なシステムで、攻撃を選択すれば『相手との距離や、状況に応じて攻撃コンボを決めてくれる』!
そんな、オート・コンボ・システムだ!
与えるダメージは80%まで落ちるが、手軽にいろんな技を出せて、派手にバトれるぞ!
超お勧め! ええ!!
で、そんな基礎攻撃技である、職業技、スキル、魔法に加え!
更に、銃、サイバー・ビーム流、人狼ビーム流、エクター使い、カルマ武術を紹介だ!
これも状況判断で使い分けてるけど、コンボに組み込むこともできるぞ!
ファンタジア・エルドーンのAIは結構優秀だから、誤爆が少ないのもいい点だ!
オート・コンボを活用して、ストレスフリーで遊ぼう!(ダイマ)
「あ! 海賊出たわね!」
「おお、船デカい!! すごい! まァ、マスターの船の方が大きいけど!」
そして、シーズン2では、これらに加えて、海軍/海賊の称号を追加って、説明に入った!!!
ああ、海軍や海賊は、職業じゃない。称号なんだ。
これにより、共通技として、波乗り、凪、大渦、暴風、分身アタック、大渦ハリケーン、黒天殺を利用でき! どんな職業でも、大技を簡単に利用できる! 爽快感ある戦闘を実現!!
また、海軍と海賊の差別化として、武器娘/悪魔娘があり! 合体装備や、融合召喚が紹介された。
私たちが出てるー! っと、盛り上がるメナスたちが可愛いね! へへ!!!
(でも、この称号に関しては、これでよかったと思うな。マジで)
称号とすることで、剣士でも、弓使いでも、暗殺者でも、狂信者でも、海軍/海賊の効果が出るってことだからな。
つまり、火力が少ない職業でも火力が出せて、スピードの遅い職でも早く動ける!
そういうメリットがあるのだ。
それにより、初心者は、簡単に大技を出せて楽しいし!
熟練者では、もっと自由に技・スキルを組み合わせ! より高火力を出せる!
まさに、『職業・技・スキルなどを、自由に組み合わせ! 実験し! 思いつくバトルを試せる』という、ファンタジア・エルドーンの自由度の高い戦闘を実現しているのだ。
満足です! ええ!!
……ただ、一部のユーザーからは、『海軍/海賊はジョブ化してほしかった』という意見が、あるにはあった。
っが、開発者から『それすると、武器娘と悪魔娘が、海軍と海賊の時しか。会話・デート・融合バトルができなくなる』と言われ。
称号でいいです! となったのは記憶に新しい。
それはそう。
だって。
「悪魔娘の事! 良い感じで紹介されてるわね! ふふ~ん!」
「ああ、可愛く紹介されてるな。メナス」
「へへへ♪」
「マスター! これほしいです。 あ~ん」
「はい、あ~ん。おいしい?」
「~~~♡♡♡ おいひィ! もぐもぐ!」
こういう、一緒にPV見て盛り上がって、スイーツをあーんしあう。
可愛すぎる彼女たちと、海軍/海賊の時でしか会えないってのはキツイ。
もはや、バトルだけの相棒ではなく、一緒に生きてる家族だからなァ。
ジョブ限定で会えるってのは違うわ。
いつでも会いたいぜ!! ええ!!
だから、称号案最高!!!
開発者ナイスです! ヒューーー!!!
「面白かったわ! 次は、何? 海軍?」
「海軍の冒険だって! 見てみよう!」
「まァ、気にはなるな。よし、スタートだぞ~」
「「イエーーー!!!」」
そう思いながら、もう一方のPV! サブストーリー編を見る!
内容としては、海軍の方のサブストーリー・クエストを一部乗せて、情報収集や様々な試みをすることで、物語が変化することを示していた。
うん! 面白いよね! よくわかる!
俺も、かなりサブクエやってるからな!
こう自分で物語を! 展開を変えていく!!
不幸を幸せにもできるという魅力を知って、ユーザーが増えてほしいね! ええ!
と思っていると!
「!! キャプテン・ヒダール! 着きました!!」
「キャプテンの島が見えたぞぉぉお!!!」
「「「「「『『『『『イエーーー!!!』』』』』」」」」」
NPCの海賊たちが声を上げ!
俺が持ってる島に到着!
「お帰りなさい! キャプテン・ヒダール!」
「お帰り~!」
「待ってたわヒダール! 我が海賊!!」
「「「「「『『『『『お帰りィィい!!! ヒューーー!!!』』』』』」」」」」
そう、海で泳ぐ人魚たちに出迎えられながら!
デカい港に停泊したのであった!!!




