28-6 復活の一休坊主！ ロッソを追え！！
「ん、あ～！ 生き返ったァ。回復あざまーす」
「いえいえ、どういたしまして！」
――コメント
・おはよー！
・復活おめ！
・いやー、マジで強かった！ あの厨二病
・それな
・ワンパンで負けとか強すぎィ！
・やばすぎるっぴ！
それなー。と思いつつ、ベットから降りる。
ああ、俺が死んでから、警官死亡通知が本日に行ったらしく。
副業・医者の警官に来てもらい！ 手術！
助けてもらって、今！ 病院で目覚めた！
そういうことだ。
んで！
「生き返りましたー」
「お疲れー！ っで、どうだった？」
「お疲れさん。どんな感じでした？」
お見舞いに来て来れてた、笹木さん！ 不死身のヒダールさん！ そう！ 不死身のヒダールさんに！
報告しよう！！（不死身のヒダールのファン）
――コメント
・うおおお！！！ 笹木ィィィ！！！
・ヒダールぅぅう！！！ うおおお！！！
・めっちゃ豪華な見舞いで草
・笹木とは配信者仲間だけど、ヒダールは豪華すぎるWWW
・笹木も豪華なんだけどなァ
・ミリオン・ミュージシャンで、PKトップ層と比べられんて
・せやな。
「という訳でして」
「「なるほどぉ！」」
はい！ 情報共有！
俺が追ってた男は、ロッソ・スタンフィールド！
ドスヤクザの義理の兄で、素手でも強い！ 強すぎる！！
絶対に、上位警察と、その協力ができる中位～初級警察がいた方がいい！！
あれはもう、人の形した巨大モンスターですよ。認識を変えないと無理！
っと、正直に報告した。
――コメント
・それな
・マジそれ！
・頭おかしいレベルで強い！！
・ビームを殴り消すな！
・インパクトだけで、倒すな！
・巨大モンスターやわ
・それな
・マジそれ！
・ドスヤクザの兄だからな。
・そりゃ、モンスターですわ！
・怪物すぎんよぉ！
・これは、一人じゃ無理だね！
・警官全員で倒すんだよ！
・全員協力討伐か！
・面白くなってきた！
・おおおお！！！
・でも、ヒダールなら勝てるんじゃね？
・ダメージは絶対与えられる！
・ロッソ・スタンフィールドVS不死身のヒダール！ 見てぇぇえ！！！
・実現してほしいね！
・うおおおお！！！
「え、そんなに強いんですか？」
あー、笹木さん。
動画UPしてるから見て。
「あ、はい……ええ！？ ええ！？」
ね、そうなるでしょ・
「なにこれつっよ！ ヤバすぎでしょ！！ えええ！？！？」
「確かに、これは巨大モンスター・レベルだわ。全員で当たらんといかんな」
そうなんすよねー。
ヒダールさんなら勝てそうですけど。
「呪いでダメージ。搦め手で、五分だな」
え、それマ？
５割勝てるの？ マジ！？
「ああ。見た感じ、ロッソは全力だしてないからな。これが遊ぶ性格なら、そのうちに倒せるかも。でも、本気になると、ちょっとヤバい。一人じゃ、まず勝てんな」
あー、そうかー。
油断なかったら、そうかもね。
では！
「ええ！ 指名手配です！！ ロッソ・スタンフィールド！ 賞金1000億で手配します！！」
「警察全体にも連絡です！ 見かけたら即通報！！ 全警察集合で、当たるように！！」
『『『『『イエッサーーー！！！』』』』』
ああ、頼もしい！
これで、次はもっと戦えると思うぜ！ ええ！
「じゃ、一休さんはどうする？ これから？」
「あ、試合出るんだよな。一緒に来るか？」
あ、それなんですが。笹木さん。ヒダールさん。
「試合は、棄権します。これから、ロッソを追いますよ！」
「「え！？」」
これは、コメントでも話し合ったことだ。
試合と、ロッソ！ どっちをとるか！
どっちをやりたいか！
正直どっちもしたい！
でも！
「やっぱ、勝ちたいんですよ。あいつに！」
次こそは勝つ！
そうやって、ロッソを追う方が楽しいだろうし！
なにより！ 動画になりそう！！（配信者）
そう考えて、やっぱロッソ！ 追いますわ！
「奴はこの後イベントあるって言ったし！ ドスヤクザからの依頼という言葉を合わせると、何かする！ 」
つまりは、取れ高高い可能性高し！！
なら、追うよ！！ 俺は！！
「お、おう。そうか」
「そうですか！ 頑張ってください！！」
ええ！ ありがとう！ 笹木さん！ ヒダールさん！ では！
ということで！
「じゃあ、探すぞ！ まずは、情報収集だ！！」
――コメント
・しゃあああ！！！！ 試合を放棄して、ロッソ・スタンフィールドを探せ！！
・捕まえるぞぉぉお！！！
・ウイーーー！！！ ×20000！！！
俺たちは、天空エリアへと！ 駆けだしたのであった！！！
