3-11 最終決戦を終えた、白沢茜! その結末は……!!!
「……うっわ、すごい白。あ、引いてく。え、どうなった「やったよ! 茜ぇ!!」うお!?」
「キャプテン・ビリーの柱倒した! 消し飛ばしたよ!」
「何とかね! すごかった!」
「ああ、感動したぞ! っま、問題はここからだが」
「そうねぇ……」
え、何々? どうなったの?
桃も、唯も、伝次郎さんも、シルフィも、めっちゃ褒めてくれてるけど。
まだ、終わってないっぽいわよね?
うん。イベント生きてるし。
でも。
「これどうなるんだ?」
「さァ……???」
「まさか同時とは」
「どうなるんや?」
なんか、ほかのプレイヤーやPKも、困惑してるっぽいけど。
どういうこと???
「それがねぇ」
「キャプテン・ビリーの柱の消滅と同時に! チャリン・スキーの柱も消えたらしいんだ」
……え。
マジ!?
「「「「まじまじ」」」」
えーーー!?!?
そ、それって、勝敗どうなる……。
「運営から発表があるってことで待ってるんだよ」
「そろそろ結果がわかると思うけど」
そうなんだ。勝っててほしいな~。
って、あ!
――お待たせしました! 結果発表です!
――えー、肉眼では、チャリン・スキーの柱と、キャプテン・ビリーの柱が、同時に消滅しましたが!! こちらをどうぞ!!!
空中に、ブオン! っと、デカいスクリーンが映り!
映像! うん! あの時の、チャリン・スキーの柱と、キャプテン・ビリーの柱が、同時に消滅したときの映像が出て!
――AI判定により!! PKチームが、完全に塔を破壊しきる! 0.2秒前に!
――プレイヤー茜さんの、明けの明星で、キャプテン・ビリーの塔が破壊されたと判断!!!
「「「「「!!!」」」」」
――よって、プレイヤーの勝利とします!!! コングラチュレーション!!!
「「「「「!!! うおおおおお!!!」」」」」
「「「「「!!! ええええええ!!!」」」」」
!!! 勝った……?
私たち、勝ったよ!!!
「うん! か、勝った! 私たち、勝ったよ! 唯! 茜!」
「勝ち! 勝利! 茜! 桃ぉぉお!!!」
「「「っしゃあああ!!!」」」
「おおおお!!! 勝ったァァァ!!!」
「わああああ!!!」
「「「「「『『『『『ヴィクトリーーー!!! イエーーー!!!』』』』』」」」」」
わーい!!!
っと、いうことで決着!!!
私たちプレイヤーが勝ち!!!
「茜! えらい良くやった それ!」
「うん! 茜! あんたが大将! そーい!」
え、あの、ちょっと!
「お! 胴上げか! よいしょぉ!!」
「一番の功績者! 茜ちゃん! ばんざーい!!」
ちょっと!? 伝次郎さん!? シルフィ!?
「お! やってるね! わーい!」
「なんか知らんが良し!」
「ばんざーい! ばんざーい!!」
『『『『『わっしょい! わっしょい!』』』』』
「「「「「ウイーーー!!!」」」」」
なんか、私の胴上げとなったのであったァァあ!?!?
わあああ!!!///