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24-1 不死身のヒダール、迷いの森にいく!!


 ――掲示板!


・ダーカー・シティで大戦争! 2丁マシンガン関与か?


・ダーカー・シティで大戦争! 鳴海会大暴れ!!


・鳴海会が、ダーカー・シティとアリエル・タウンの掌握を宣言!! 闇市場・裏社会は、鳴海会に降伏の模様!!


・ダーカー・シティの市庁舎で、事件解決のイベント中! 大爆破! 市長死亡に、プレイヤーとPKも多く死亡! 犯人は、2丁マシンガンWWW 知ってたWWW ファーーーWWW


・鳴海会、2丁マシンガンに賞金を設定! 賞金稼ぎ! 集まれ!!


・ダーカー・シティのリーダーは、シャドー・ビールズ、警察、リバティ教授、ジン&ヴィーネの模様!!


・ダーカー・シティのリーダーは、展開によって変わるらしい!


・【リーダー変わる模様】アリエル・タウンでもそうだったぞ。海にも、街にも、どっちにもリーダーいたという報告多数。遊べば貰えるから、あんまりリーダー考えなくても、いいかもね!


・【速報!】2丁マシンガンが、メインストーリーにからむNPCを仲間に!? そんなストーリー展開あるの!? まじかよ!!


・やっぱ坂本プロデューサーはすごい! 今シーズン、NPCとの関りや、商売が! ぐっと深くなった気がする!!


・【株式】今までのPK店舗経営やプレイヤー領地経営と同じように! 店を奪っての経営・開発! NPCや仲間と一緒に戦っての抗争! 店・料理・アイテムの開発や、スポーツ! ショーの運営などができ、ウイニング・ショーにも出れるだけでも神だが! そこに、株取引が登場!!【ヤバイ!!】


・株で稼げ! 相手にダメージを与えろ! 商売の幅が広がる!! 強盗・襲撃の楽しさ! 漁さの情報の重要さが、爆上がり!!


・情報を制する者が、ドラゴン・アイランド経済を制す!!


・裏情報が、ヤバい! 株の操できるぞ!!


・【調査ゲー】いろんなところ調べたり! NPCと話をして情報集めよう! 億万長者になれて、サイドストーリーも発見!【始まった!!】


・【面白さ、けた違い!】これだけで独立できるゲームですわ! これを一エリアに出してきた坂本プロデューサーはヤバすぎるWWW


・【世界の】やっぱ会社経営よりゲーム開発ですわ!!【坂本プロデューサー】


・悪モンスター、毒モンスターの出現情報! 求ム!


・廃ビルダンジョンで、稼ごう! モンスターもいるぞ!


・地下格闘技に、カジノ! 娼館も熱い! でも一番は、強盗が熱い!


・刑務所襲おうぜ!! 金に、モンスター! NPCが手に入る!!


・これから毎日! 強盗しようぜ!!


・治安終わってて草


・草


・ファーーーWWW



「掲示板凄いな。めっちゃ盛り上がってる」


 ダーカー・シティはめっちゃ盛り上がってるようだな。


 俺は軽く暗殺して、リバティ教授から証貰ったが、また寄ってみるのもいいかもしれんね。


「まァ、それより今は子の森だけど」


 うん。やってきたは迷いの森。


 PVでもやってた、魔女を育てる迷いの森だ。


 たしかに、これは迷う。


 どこまでも同じような樹木。


 緑の葉っぱに、茶色の木が生えて、方向感覚が分かりづらい。


 普通なら迷うだろう。


 なので。


「便利だよなー。空飛べるの」


 飛行アイテムで空飛んで、絡新婦型鎌ギター!


 ギュィィィンンン!!!


 イエス! 音波で、ソナーで、確かめだ!!


 あっちに行けば、建物がある。おそらく、魔女の学校だろう。


 いったい何があるのか! 楽しみである! ええ!


 そう思いつつ!


 ちょくちょく空飛んで、音波で確認しながら!


 進んでいくと!


「「「キャァァあ!!!」」」


「!!」


 悲鳴を聞いたから、雷の加護! 


 神速で、現場にたどり着き!!


「こ、この! こっちくるな!」


「あっちいけー!」


「いやー!」


「「「「「「ききき!!!」」」」」


「「「「「ゲコゲコゲコ!!」」」」」


「「「「「「ぐへへへ!!!」」」」」


 森の樹木、カエル、猿、ゴリラモンスターに囲まれた! 


 黒っぽいドレスに、とんがり帽子をかぶった!


 いかんも魔女見習い! って格好の少女たちを! 発見!!


 だから!!


「雷の加護・無限ジャンプ・アタック! 斬撃・雷鳴波ァァあ!!! イエーーー!!!」


 ――斬斬斬!!! ズバァァァ!!! ビシャァァァンンン!!!


「「「「「!? ぐええええ!!!」」」」」


 雷の加護で、速度上げつつ! 斬撃と雷をまき散らして、敵を斬り! 感電させる!


 雷撃・無限ジャンプ演奏で、殺しながら!!


「千海大蛇の縛り上げ。曼荼羅・大蛇煉獄(おろちれんごく)!!」


 ――ボキボキボキィィィ!!! ゴォォォオオオ!!!


『『『『『ぐわあああ!!!』』』』』


 少女の姿のメナスが、召喚した!


 辺り一面を埋め尽くす大蛇の締め付けに、飲み込み!


 そして、三千世界を焼き尽くすような地獄の炎で! 焼きまくり!


「糸時雨。斬殺劇場、開幕!!」


「「「「「「!? ぎえええ!!!」」」」」


 アラグネのアラコの糸の雨で、締め付け斬殺!


「大津波! 吹雪! 凍れ!!」


「破壊の歌ァァァ~~~♡♡♡ はァァあ~~~☆☆☆ ~~~♪♪♪」


「二刀流! 真空斬りィィい!!! チェイヤァァあ!!!」


 残りは、ボンキュッボンのムチムチ人魚姫・ヴァラシーの大津波に、氷結魔法の吹雪!

 

 バリア・モンスター・ハーピーによる、破壊の歌!


 黒ギャルボインの、ムチムチ女鬼侍・芽衣子(めいこ)による! 二刀流・真空斬りで、斬り捨て!!


 そうして、モンスターを殲滅だァァあ!!!


 やったぜ! ウイーーー!!!


「え、あ? え?」


「モンスターは?」


「死んだ? 今の一瞬で? え!?」


 おう倒したぞ。


 大丈夫か?


「「「!? は、はい! 大丈夫です!」」」


 それは良かった。んで。


 あんたら、魔女?


「! あ、はい! そうです! 私たちは魔女見習いでして、あ! 私は、ロキシーと言います! 助けてもらってありがとうございました!!」


「シノンです。 ありがとうございます」


「る、ルマニ。で、です。その、ありがとう、ござ、ふひ」


 ああ、ええって。ええって。無事ならそれで。


 でも、こんな森でなにしとるんや。


 ここ危ないで。


「その、薬やアイテムの材料を集めに」


「森を抜けた街に売るためです。授業の一環で」


「でも、モンスター強い……」


 なるほどな。授業の一環で薬作ってたけど、モンスターが強かったと。


「ええ。最近ドンドン強くなってて。私たちじゃ歯が立たなくて」


「でも、これ出来ないと留年だし」


「留年。もう一度テスト、授業、実習、禁じられた森、ドラゴン、カブトムシ、スイカ、猫。う、頭が」


 それは世知辛ないな。


 ……薬とかアイテムを売るんだよね?


「ええ。そうです」


 なら、今倒したモンスターと、俺が持ってるモンスターの素材でできないか?


「「「え!?」」」

 

 最悪、鳴海会からも、買えるし。


 いろんな素材あるから、どうよ?


「えっと、じゃあ拝見……あ!」


「! わ! わ! 凄い!」


「これ有れば、できる! 眠り薬! 回復薬! 子作り薬に、元気薬! サイレント薬! ヒューーー!!!」


「「「いけます! これほどあれば! 作れますよ!! ウイーーー!!!」」」


 そうか! じゃあ、これで薬とアイテム作りな。


 んで、売りに行こうぜ。


「いいんですか!? その」


「あんまり手持ちが」


「か、体で払いまひょうか? うひひ///」


 魅力的だけど、金はいいや。これでも大商人で腐るほど持ってるんでな。


「!? く、腐るほど!?」


「大商人!?」


「御大尽!!」


 ああ。なんで、金じゃなくて別のものが欲しい。


 そして、学生から取り立てようとも思わない。


 つまり。


「あ、先生から。何か得たいと?」


 そういうこと。できれば、この国の魔法や魔女の事を知りたいな。


「……ちょ、ちょっとお待ちを! どう思う?」


「いいんじゃない? 私たちの手持ちじゃ買えないし。先生に払ってもらおう!」


「せ、先生も! 魔女を広めたいって言ってたから! セーフ。ふひ」


「ふむ。よし!」


「分かりました! それでお願いします!! 学校まで案内して、先生に合わせますので! 材料くーださい!」


「「お願いします!」」


 よし! 交渉成立! おまけで護衛もして上げよう!


「え、いいんですか!?」


 いいぞ! どうせ薬とアイテムは、この場で作るだろうし。街まで森を抜けるんだ。


 俺たちの力を貸してやるよ!


「あ、ありがとうございます! じゃ、さっそくつくるよ!」


「「イエーーー!!!」」


 という訳で!


 俺は、彼女たちを護衛し!


「よーし鍋だして作るわよ! 眠り! 回春! 勃起! サイレント!」


「どんどんやれ! どんどん! オラ!!」


「爺の枯れ木も、そそり立て! スタンドアップ! 〇ンポさん! フォォォ!!!」


「「「「ウイーーー!!!」」」」」


 薬やアイテムを! 作りまくったのだァァあ!!!


 ヒューーー!!!



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