表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

169/311

14-8 坂本翔平 VS 八幡信二! お前はここで死ね!!!


「死ねやァァあ!!! 坂本翔平ぇぇえ!!!」


 そう叫んだ、ナイフをもった八幡信二。


 黒のスーツとズボンをはいたそいつが、店の入り口から一直線で走りだし!


 俺の個室へと、バンッッッ!!! っと侵入!!


 その手に持った、鈍く輝くナイフを!


 明確な殺意と悪意を持って、振り下ろした! 


 その刹那!!


「忍法・刃捻り(はひねり)


「!? ぎゃ!!」


 俺は、振り下ろされたナイフに、フォークを刺し。ひねり! 


 奴の手首をゴキン!! っと、破壊!!


 その痛みで、ぎゃっと叫び! 


 怯んだ八幡信二の、その首に!


 ――ドスッッッ!!!


「!? が!!」


 俺が、ナイフを刺し! 抉り! 


 貫通させたのである!!!


 かくして。


「が、は、へ!」


 目を白黒させている八幡信二は、口から血をブッシャー!!! っと、噴きながら!


 ドシャッと、個室の床に倒れ!!


 自らの血に溺れながら、死んだのであった!!


 この間、わずか2秒。


 あっという間の、瞬殺だった。


 うん。


 あっけなかったな。


 じゃ。


「おい、生きてるか」


「は、はい! 大丈夫です! オーナー!」


「そうか。バイトの子も?」


「え、ええ! オーナーの指示で、昼休憩に出してたので」


「よし。んじゃ、ビデオは?」


「ばっちりです! 店の外からナイフ持って、突撃し! オーナーを襲って、返り討ちにされたところまで、バッチリ映ってます!!」


「見せろ……おし。OK! じゃ、警察呼んでくれ」


「はい!!」


 っと、俺は奥からきて、従業員の無事を確かめ、監視カメラをチェック!


 正当防衛の準備が出来てることを、確認し! 通報したのである!!


 フーーー。上手くいったな。


 ああ、八幡信二のスマホをハックして、俺の居場所を伝え、この店に突貫させ。


 正当防衛で始末できたぜ。ええ。


 ……うむ。そうだ。この店は、俺の店。


 従業員には、バリア・システムを与えて守り、監視カメラで証拠を作る。


 はなから、『正当防衛で殺すための処刑場』だ。


 だから、客が来なくても、俺の稼ぎで運営させてるんだよ。


 こういう八幡信二みたいなやつ……金がなくなり、ハッカーも殺し屋も雇えない。


 そこで諦めればいいものを。


 ホワイトハッカーたちの調べで、ナイフや武器を買いそろえる怪しい動きをし。


 なんども三国ファンタジアの地理や、出入り口を確認する。


 そんな、『三国ファンタジアを襲おうとしていた』奴を、処理するためにね。ええ。


 そして。

 

「ふむ。なるほど。分かりました」


「ビデオや、証言からも分かりましたし。これは、正当防衛ですね」


「もういいですよ。帰られて結構です」


「分かりました。では、失礼します」


「ええ。お気をつけて」


「店の方は、業者さんを紹介しますので。綺麗にしましょう。数日たって検査したら、また営業世化出ますので」


「はい、そうします」


 少しして、やってきた警察は、予想通り。


 監視カメラの映像と、証言を聞き! 正当防衛成立!


 その場で、解散となった。


 これで、日本に残していた、憂いを断って。


「まずはパジャマだな。新しいの買うか~」


 アメリカへ、行けるぜ。


 ヒューーー!!!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ