13-9 ジャングル!! 2丁マシンガン!!
「これは、ジャングル?」
「そうっすねぇ」
「すっごい植物。マジでジャンぐぅ」
「ウホウホしてるな」
「これはジャンぐぅ」
「あ、ボスちーす! 合流できましたね」
「まさにジャングルだなァ」
「ええ……」
ああ、子分たちと、合流できたな。それはよかった。
しかし、なんでジャングル?
視界が悪い!
うん!
「とりま、燃やすか。おい」
「へい! 火炎放射器はお任せを!」
「ミニガンは、俺がやる!」
「グレネード・ランチャーで吹っ飛ばす! ウイーーー!!!」
そうか! じゃ、俺はグラビティ・キャノンぶち込むわ!!
っという訳で!
「燃やせぇぇえ!!!」
『『『『『「「「「「イエーーー!!!」」」」」』』』』』
俺たちは、ジャングルを消し飛ばしたのであった!!!
ああ、それはまさに一瞬だったよ!!
レベル・アップで覚えた、グラビティ・キャノン!
それをジャングルにぶち込むと!
――ズッガァァァ!!! ボッガァァァ!!!
「うお!? すげぇ!!」
「ジャングルが消えた!?」
「ああ、そうだ! 見ろ、地面が消えてる!」
「奥の山まで抉れてるぞ!」
「すっげえええ!!!」
「やっべえええ!!!」
っという風に!
土地そのものが、抉れて、消し飛び!
緑が消える!!! ヒューーー!!!
っで、そうして見晴らしを良くした後で!!
「ウラウラウラウラァァあ!!!」
「燃えろぉぉお!!! ヒャッハーーー!!!」
「消え失せろぉぉお!!! それぇぇえ!!!」
子分たちのミニガンと、火炎放射器と、グレネードランチャーが! ジャングルを、更にぶっ飛ばす!!
こうして!!
「!? ぐわァ!」
「ぎゃあああ!!」
「ぎえ!」
「ぶえ!」
『『『『『「「「「「ほっげえええ~~~!!!」」」」」』』』』』
っと、モンスターと、ターゲットを粉砕!!
その数を、一気に減らしたのであった!!
へへへ!!!
うむ! これなら、早く決着がつきそうだ!
案外軽いなァ!!
っと、感じたその時!!
「ブォォォオオオ!!!」
化け物、出現!!!
そう! 俺らのターゲットを殺してる! 一つ目の巨人!
サイクロプスが出てきたのである!!
「なるほどねぇ。じゃ」
「「「「「『『『『『死ねやァァあ!!!』』』』』」」」」」
即座にグラビティ・キャノン! ミニガン! 火炎放射! ロケランなど!
一斉に、構えたらァ!!
――砂漠化! 灼熱地獄!!!
森が、一瞬で沙漠化し!
「!? ブォ!? おおおお!?!?」
そのまま、サイクロプスを!
流砂が飲み込み!!
――サイクロプス死亡! ジャングル完全制圧です!!
終わったのであった!!
ああ!
「やっぱお前か! ロメリオ!」
「おや、分かってたのか。2丁マシンガン」
あたぼうよ!
砂漠化の時点で、そうと思ったわ!!
「しかし、なんでこんなジャングルに?」
「いや、はじめは王城でギリワン伯爵の兵を殺してたんだがな。部屋に入ったらここだったんだ」
ああ、俺達と一緒か。
じゃあ。
――次の扉が出ました!!
一緒に行くかい?
「ああ、行こう」
そういうことで!
俺たちと、沙漠のロメリオは! 扉をくぐったのである!!!
っで!!
「なるほど」
「ふむ。目当てに来たか」
いよいよ、最後っぽい場所!!!
「!? 何だこいつら!?」
「いきなり現れたぞ!!」
「!! あ、あれは! ギリワン伯爵の設定した魔法ゲート!」
「何!? つまり!」
「敵なのか? 味方?」
「な、名を名乗れ! ここはギリワン伯爵の城だぞ! 所属を明らかにしろォ!!」
ギリワン伯爵の城に、やってきたのであった!!!
* * *
「て、敵でいいのか?」
「分からん! ギリワン伯爵は、海賊や盗賊も集めてたからな」
「ぶっちゃけ判断できん」
「かといって、独断で処理したら殺されるぞ」
「それだよなァ」
「おーい! 名乗れぇ! どこのもんだァ!!」
「名乗れを名前よ! おらァん!」
ふむ。
ギリワン伯爵の城門のところに出て、兵に警戒されてる。
が、伯爵の事もあって、いきなりは撃ってはこないと。
じゃあ。
「先手必勝じゃァァあ!!! 撃てぇぇぇ!!!」
「まァそうなるな」
『『『『『「「「「「ぶっとばすぜぇ! イヤッホーーー!!!」」」」」』』』』』
それ! グラビティ・キャノン! ロケラン! ミニガン! マシンガン!!
ついでに、ロメリオの極太砂嵐も起こして!!
襲撃じゃァァあい!!!
ヒューーー!!!
「「「「「『『『『『!? ぐわあああ!!!』』』』』」」」」」
「て、敵だァ!」
「敵襲! 敵襲! ぐわ!」
「城が吹っ飛ばされたァ!! うわあああ!!!」
「領地から、応援を呼べぇぇえ!!!」
「ぎゃあああ!!!」
はいはい、グラビティ! グラビティ!
ドンドン死のうねぇ!! ヒューーー!!!
――ジャラララ!!! お宝ゲットしました! 財産をゲットしました! 宝石を手に入れました! 地中から鉱石を手に入れました!!
って、お! なんかお宝ゲット!!!
あ、グラビティ・キャノンで、地面や城を削ったら、鉱石やお宝、金なんかを! GETできるのか! これ!
へー! マジで便利じゃん!!
他にレベルアップで覚えた、グランド・マスター・ソルジャー技の火炎放射、冷却ビーム、電磁砲じゃ、そういうの無かったけどな!
じゃあ、これから毎日グラビロウぜぇ!!
ヒューーー!!!
と、思いつつ!!
ドッカン! ドッカン! 城削りをやってたら!
――グラビティ・キャノン! エネルギー切れです!
「あれ?」
使えなくなっちまった。
マジ???
「!! 攻撃がやんだぞ! やり返せぇぇえ!!!」
「弓撃て! 魔法撃て!」
「うおおお!!!」
おうおう! いきなり元気になりやがったな! ターゲットども!!
この俺を舐めたらどうなるか! 思い知らせてやろうじゃなねぇかい!!
「っつーわけで、いくぞ! パリィ!」
「なんじゃァ? 弾切れかァ?」
ああ、そうだ! 今確認したら、グラビティ・キャノンどころか、ショットガンやマシンガンも弾切れ!!
なら、回収しねぇとなァ!!
「ひゃひゃひゃ!! いいじゃろ!! では、血の悪魔! パリィ様に、血をささげるのじゃァァあ!!!」
OK! やれよぉ!! パリィ!!!
っと、俺は、血の悪魔娘・パリィ!
うん! 真っ赤な学生服を着た、茶髪のJKに見えるが、しかし!
「ガブ! んっふううう~~~♡♡♡!!! やっぱりお前の血は、旨いのう!! げへへ!!!」
っと、俺の首に噛みついて血を飲み!
そのボンキュッボンなボディから、ナイフを作り上げる!!
正真正銘の悪魔の力で!
「っしゃ! ナイフゲット!!!」
バカでかい、真っ赤なナイフ!
血のナイフをゲットだぜ!
ヒューーー!!!
ああ、こいつには血を与えれば、その分『血の武器を与えてくれる』悪魔なのである。
その分、俺のHPは減っちまうから!
「殺して回復・回収だぜ! ウイーーー!!!」
半壊の城へ突っ込み!!
跳び蹴り・エントリーだぜぇぇえ!! オラァァあ!!!
――ドグシャァァあ!!!
『『『『『「「「「「!!! ぐわあああ!!!」」」」」』』』』』
おうおう! スプラッタ! マジで、血の噴水!!
うん! 俺の飛び蹴りで、一人の兵士が破裂し! その後ろの奴らも、余波と衝撃で、お陀仏!!
血がいっぱい入った水風船に、針をぶち込んだが如く!
パァァァンンン!!! ブッシャー!!! って、返り血ヤバいぜ! おい!!!
っま、そのおかげで!
――血の悪魔娘・パリィの効果発動! HPが回復しました!
っと、パリィ与えて減ったHPが回復し!
「~~~♡♡♡ おっほおおお~~~♡♡♡!!! 生まれるぅぅう!!! 血武器が、儂から! 生み産み♡! うまれるのじゃあああ~~~♡♡♡ おっほおおお~~~♡♡♡ ~~~♡♡♡~~~♡♡♡!!!」
っと、JKパリィが、アゲアゲ!!
ドンドン武器を作ってくれるのサァァあ!!!
ウイーーー!!!
「って、おい! 弾! 弾作れよ! パリィ! 近接しかねーじゃん!!」
「~~~♡♡♡ うへへ~~~♡♡♡ 血じゃ! 血が足りん! もっと血をよこすのじゃ!! 近接で暴れて、血を浴びるのじゃああああ!!!」
いや、前の時にはこれくらいで出来たジャン! 嘘つくな!!!
「値上がりしたんじゃ~。国際的なあれがそれでこうなって、そうなったんじゃ~」
こ、こいつぅ!!
阿漕な商売しやがってぇ!!
「がー! しゃーねぇ! 殺しまくって血ィ浴びるか! お前も手伝えよ! パリィ!」
「了解じゃ~~~!!! 頑張ったら、胸でも揉ませてやるぞ~! ほれほれ~~~!!!」
ああ、そっこーで揉みしだいて『ピー!』『ピー!』『アハーン♡!』してやんよぉぉお!!!
つーわけでぇ!!
「死ねや! オラァァあ!!!」
――ドス! 斬! 斬!
「ぐえ!」
「ぎゃ!」
「ふぎ!?」
ヒャッハー! 向かってくる兵士は、バカでかいナイフで串刺しだ!
向かってこない奴は、首を斬り捨てる! 飛ぶ血の斬撃で、死ぬが良い!!!
え? 鎧、剣、斧、槍、ハンマー?
豆腐みたいに切れるけど、何か?
ハイまた死んだ! スプラッシュ・ブラッディ!
体に浴びて、血がたぎる! ヒューーー!!!
「近づくな! 弓で倒せ!」
「ファイヤーアロー!」
「プラズマ・ショット!」
「ああああ!!!」
近距離は分が悪いと学んだら、今度は弓矢?
じゃ、はい! 血のヌンチャク! はいはいはいはい!! はいいい!!!
「「「「「『『『『『!?!? ぐわあああ!!!』』』』』」」」」」
弓矢、全部跳ね返し!
相手に当たって、ホームラン!!
ヒューーー!!!
「う、うわあああ!!! もうだめだァ!!」
「ぎゃあああ!!!」
あ? 逃げるの? 逃がすかよぉ!!(豹変)
はい! 血の如意棒ブン回し!! これで、逃げる奴らを、ぶっ壊し! ブオンブオン!
ああ、血をドンドン吸って、如意棒が喜んでいる! 震える!!
だから持ち上げ、変形! 血のハンマー!!!
城事ぶっ壊れろ! ぶっ潰せぇ!!!
よいせぇぇえ!!! ドォォォンンン!!!
ウイーーー!!!
――城のターゲットを全部殺しました。
おお! 城ぶっ壊して、仕事完了!
やったぜ! イエイ!
――しかし、領地から御代わりが来ています!!
「クソ! 城が襲われてるなんて!!」
「奴らを皆殺しにしろ!」
「ファイア! サンダー! アイス! ウインド・カッター! ストームぅぅう!!!」
「火炎斬り! 氷結突き! 雷撃斬! そっりゃあああ!!!」
あら、ほんと。魔法が来たね!
なので、血の盾と剣! はーい、血の盾で、魔法を吸収し!
剣が、ドンドン強くなる~!
ついでに俺も、キャッチ&リリースでぇ! 強くなる~!!
なので! せい!!
「殺戮舞踏・剣技!! 血の舞!!!」
――斬斬斬斬!!! ズバババ!!! ドガァァァ!!!
「!? ぐわあああ!!!」
「ぎゃ!?」
「ぐっぎいいい!!!」
「!? ち、血の刃! 魔法を帯びた、飛ぶ血の刃が来まくりで! ぎゃ!!」
「や、奴もすごいスピードで来まくりで! が!?」
「お、俺らを切りまくり! 殴りまくり! 強すぎる!? ぐわ!!」
「か、壊滅だと!? 馬鹿な! ありえ――ズバン!! ぎゃあああ!!!」
斬血無双じゃーい!!
ヒューーー!!!
うん! キャッチ&リリースで、魔法を吸収したパワーを解放し、高速移動!!!
敵に、一瞬で迫り! 火炎斬り! 風盾アタック! 氷の斬撃に、爆破蹴り! 雷撃斬撃、しまくり!!!
飛ぶ血の斬撃も、繰り出して! 応援部隊を、殲滅したのであった!!!
すると!!
「おお! 良い血じゃのぉ!! 興奮した! 儂にもやらせろ! それ!」
「あ、ちょ、お前! 入ってくるな! っておおおお!!!」
「よっしゃあああ!!! 無敵のパリィ様参上じゃァ!! 血の大剣で、皆殺し! しまくりじゃぜぇ!! ヒャッホーーー!!!」
血を飲んで興奮したパリィが俺の体に入り込み! 俺、暴走!!
うわあああ!!!
剣と盾を合わせて、血の大剣とし! 振るい!! 領地を破壊!!
なんとかしようとしてくる敵には!
「む! 歯向かってくるか! 人間め! 我が太刀を受けるがいい!!」
「居合チェストォォお!!! おっらあああ!!!」
――ズバババ!!! ズバァァあ!!!
「「「「「『『『『『!? ぎゃあああ!!!』』』』』」」」」」
っと、血の大剣を鞘として、そこから抜刀した! 血の刀を振るい!
空間を切りまくって、斬殺!!
血風・微塵切り!!!
それを見て『これはアカン(アカン)』『つよすんぎ』『化け物だ逃げろ!』『んっほおおお!!!』っと、逃げだした敵には!
「逃がさぬわァ!! 切腹! 血の鎧ィィい!!!」
「瞬間移動! ブラッディ・ラッシュじゃァァあ!!! 死ねぇぇえ!!!」
『『『『『「「「「「!?!? ぐわあああ!!!」」」」」』』』』』
血の刀を、俺の腹に切腹し! 血の鎧となって、瞬間移動!!
全員を、殴る! 蹴る! 投げる! 折る! 大殺戮をしまくり!!!
ああ、自動的に敵を追尾して、自動的に攻撃してくれるから、まるで映画を見ているようだ!! すっげえええ!!!
まァ、完全お任せじゃなくて、俺自身が攻撃すればするほど! 火力も出る使用だからな!
俺自身も、暴れに暴れ! 殺しまくりだぜ!! へへへ!!!
んで!
「しゃおらァァあ!!! 儂が最強じゃァァあ!!!」
――トルネード・アッパー!!! ドッガァァァ!!!
「!? うわ! うわ! うわァァァ!!!」
俺のターゲットである、最後の一人を! アッパーで粉砕!!!
うん! 血の竜巻に巻き込まれ、五体破壊で、死亡だァァあ!!!
浴びる血が、旨いねぇぇえ!!! ウイーーー!!! フーーー!!!
「っしゃァ! 殲滅完了!!」
「マシンガンで皆殺し決まったぜ!!」
「爆破こそ最強! ロケランで吹っ飛ばし!!」
「ターゲット全KILLしたぞぉぉお!!!」
「イエーーー!!!」
お、子分たちも殺しまくって、ターゲット殲滅か!
「行くぞカルラ!」
「OK! ロメリオ! せーの!!」
「「大砂漠・超砂嵐!!!」」
――ブォォォ!!! ドッガァァあ!!!
『『『『『「「「「「!! ぐわあああ!!!」」」」」』』』』』
ロメリオも、砂嵐でぶっ飛ばし!
山や農場、畑もろとも! 砂にして、殺しまくり!!
これで、全員がターゲットを殺して! タスク完了……。
「うおおお!!! 侵入者を、殺せぇぇえ!!! って、あ、あれ?」
……。
「……」
『『『『『「「「「「……」」」」」』』』』』
一人、敵がいたぞぉぉお!!!
『『『『『「「「「「うおおおお!!!」」」」」』』』』』
必殺技を、叩き込め!! 殺せぇぇえ!!!
「必殺! 波動砲! どらァァあ!!!」
「必殺、大砂漠化・ダブル超砂嵐!!!」
「「「「「真空斬り・極!」」」」」
『『『『『一斉射撃!』』』』』
「「「「「レーザー・ビーム!」」」」」
『『『『『プラズマ・キャノン!』』』』』
――ズダダダ!!! ドッガァァァ!!! ズガァァァンンン!!!
「!?!? ぎゃあああ!!!」
よし! 全員で、必殺フィニッシュ!!!
波動砲! 大砂漠化・ダブル超砂嵐! 真空斬り・極! 一斉射撃! レーザー・ビーム! プラズマ・キャノン! などなど!!
放ちまくりで、敵死亡! 領地大破壊!!
こうして!
――ターゲット! 全KILL完了!! クエスト達成です!!
ギリワン伯爵の雇った勢力を、大きく壊滅させたのであった!!
イエーーー!!!