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13-8 2丁マシンガンと、敵の海賊たち!!


「「「「「へっへっへ! 殺してやるぜ!!」」」」」


 うん。周りには、血に飢えて、下卑た顔の海賊ども。


 こっちは俺のみ。


 一緒に来た子分たちの姿はなく。


 ――メッセージ


・2丁マシンガン

なァ、お前らも海賊の船に出たか?


・イエス! ボス!


・なんか、なめた口きいてる海賊どもがいます


・おれらを見て気付かないって、こいつら本当に海賊か???


・ボスは、懸賞金10億超え。俺らも、8000万ゴールド超えてる大海賊なんだが???


・いや、ひょっとしたら全員懸賞金100億超えの超海賊かもしれない


・なるほど。その可能性はあるか


・じゃあ、何を使っても文句はないよね(ニッコリ)


・2丁マシンガン

そうだな! 盛大に爆破して差し上げ


 ――魔法発動! 武器使用禁止! 素手で戦え!


「あん?」


 ――メッセージ


・2丁マシンガン

前言撤回。血祭りに上げろ。

素手で殺される地獄が御所望だ。応えてやれ


・子分たち

ウイーーー!!! ボス!! イエーーー!!!


 あーあ。やっちゃったね。お前ら。


 俺達に、武器を使わせないとは……。


 これは、地獄の始まりですわ。


 という訳で!


「っへ! これで武器は使えねぇ!」


「無様に死にさらs」


「黒い暴風・正拳突き」


 ―― ド ン ッッッ!!!


『『『『『「「「「「!!! パァァァンンン!!!」」」」」』』』』』


「「「「「……」」」」」


『『『『『……』』』』』


「「「「「『『『『『……え?』』』』』」」」」」


 押忍!! 今ので海賊の大半が、破裂!! 死んだな!!!


 じゃ!


「暴れさせてもらうぜぇ!!!」


 キャォラァァァ!!!


「!? な、なんだこいt」


 右裏拳! ぶっ飛ばし!!!


『『『『『「「「「「!? ぐわあああ!!!」」」」」』』』』』


「!? こ、この!」


 左猿臂(肘打ち)! 消し飛べ!!


「「「「「『『『『『!? ぐええええ!!!』』』』』」」」」」


「!!! う、うわあああ!!!」


「こ、このぉぉお!!!」


 正面から、敵!


 突っ込んでくる剣、槍、斧事!


 諸手突きィィィ!!!


『『『『『「「「「「!? ごっへえええ!!!」」」」」』』』』』


 押忍ッッッ!!! 敵の武器、肉体! 全破壊! 確認!!


 己は無傷! ふん!!(残心)


 これが、空手だ! 


 オラァァあ!!!

 

「ひ、ひいいい!!!」


「ば、バケモンだ! 今ので、甲板にいた奴ら!! 100人は死んだぞ!!


「消し飛んだ!! 動くだけで! 拳で! 肘で!」


「なんだよ、あれえええ!!!」


「に、逃げ!!」


「ああああ!!!」


 おいおい、海の上でどこに逃げるってんだ? 


 鉄槌!!


『『『『『「「「「「!? ぐえ!!」」」」」』』』』』


 はい! 一人鉄槌でバウンドさせて、残り全員を浮かせたら!!


「乱れ突きィィい!!! オラオラオラオラオラオラァァあ!!!」


「!? ぎゃ!」


「ぐえ!」


「がへ!」


「ぎえ!」


『『『『『「「「「ぎゃあああ!!!」」」」」』』』』』


 よし! 空中に浮いたやつらを、殴り! 突き! 打ち! ぶっ飛ばし!!


 そいつらが、他の浮いてる敵に当たり! 更に巻き込みぶっ飛んで!


 海へと、いっぱい落ちまくりだァァあ!!!


 ああ、ずいぶんきれいになったぜ!


 誰も残ってないな!!!


 完勝! 押忍ッッッ!!!


 っと、思っていると!!


「くそ! 何だあいつ! 殺せ!」


「他のところでも、暴れてる奴がいるらしいぞ!!」


「くそがァ! これからギリワン伯爵の依頼で暴れるってのに!」


「まったくだ! 王都で、殺しに略奪が待ってるんだ! さっさと終わらせるぞ!!」


「「「「「『『『『『うおおお!!!』』』』』」」」」」


 っと、5隻ほどの海賊船がきやがった。


 ああ、ご丁寧に説明してくれてるな。


 どうやら、ギリワン伯爵の集めた、海賊たちらしい。


 王都で、殺しに略奪ね。


 そうかそうか。


 つまり。


「お前らは、ここで死ぬってことだ(憤怒)」


 ディエゴの敵=ビリーの敵=俺の敵。


 そういうことだ。


 故に!


「船ごと沈めろ! 砲撃開始!」


「魔法撃てぇぇえ!!!」


「「「「「『『『『『ヒューーー!!!』』』』』」」」」」


 集まってくる海賊船が撃ってくる砲撃や、魔法を避けるよう! 


 今乗っている海賊船を走って、ジャンピング!!


 そして!


「飛び蹴りィィい!!! はいいい!!!」


 ―― ド ッ ゴ ォォお!!!


「「「「「『『『『『!? 船に穴が!? っわ!』』』』』」」」」」


 ―― ド ッ ガ ァァァンンン!!!


『『『『『「「「「「!??! ぐわあああ!!!」」」」」』』』』』


 そのまま、一番近くの船へと! 跳び蹴り!!!


 船に大穴を開けさせ、大爆発!!! 


 1隻殺したぜえええ!!!


 ヒューーー!!!


 って、お!


「!? うわあああ!!」


 ちょうどいい。


 船に穴をあけた後、海に立ってたら。


 海に落ちてくる海賊の一人がこっちにきた!


 なので!


「ちょうどいい。それ! ローリング・クレイドル・キャノン!!」


「!? ぐげえええ!!!」


 キャッチして、ローリング・クレイドル!!


 うん! 今までの衝撃を解放し、加速!!


 海の上を、ローリングで走って!!


「うわ!? 船に当たって、穴が―― ボ ッ ガ ァァあ!!! ぐわあああ!!!」


「!? こっちにも来て―― ズ ッ ガ ァァァンンン!!! ごっへええ!!!」


「うわあああ! 避けろ! もしくは、迎撃しろ―― ド ッ ガ ァァァンンン!!! ぎゃあああ!!!」

 

 っと、3隻の海賊船にアタック!!


 風穴開けて、撃沈だ!!


 残り1隻だぜぇ!! ウイーーー!!!


 ――メッセージ


・で、出たァァあ!!! ボスのカルマスキル! 『キャッチ&リリース』による! 無双劇だァァあ!!! ヒューーー!!!


・ああ、凄いぞぉ!! 自分に放たれたパワー、武器、能力を、キャッチし! いつでもリリースできる能力!!


・黒い暴風を使えば、その衝撃をキャッチし! 何回も使うことが出来る!!


・え、強すぎね!?


・えええ!?!?


・まァ、流石に回数制限はあるが! 強いぞ!!


・うむ! 黒い暴風を使ってから、全ての行動に黒い暴風の破壊を帯びさせて、攻撃したり!

走った力を溜めれば、船に風穴を開けるインパクトにもできる!!


・さらに、その攻撃で生じた衝撃をキャッチして、ローリングすれば! 海の上も走れるって訳!


・それで、船を壊すインパクトも溜めてるわけだから! まさに永久機関だ!!


・ほんそれ! 永久にエネルギーを溜めて、解き放つ! 最強ボスの誕生だァ!


・ぶっちゃけ、銃使うより、マジで強いからな! 素手のボスは!


・それでも銃を使うボスも好き! 素手のマジつよボスも好き!


・最高だぜぇ! イエーーー!!!


・ウイーーー!!!


 って、おお! あいつら、既に勝って観戦かよ!!


 なら、その期待に応えないとなァ!!


 という訳でぇ!!


「上投げ! それ!」


「!? うえ!」


「とう!」


 海賊を上に投げ、俺もジャンプ!!


 うん! 天高く放り投げた奴を、キャッチし! 


 海賊船めがけて、回転してぇぇえ!!!


 ――メッセージ


・うおおお!! でたァァあ!!!


・ボスの十八番だァァあ!!! ヒューーー!!!


・これを見るために、俺は! ファンタジア・エルドーンしてるんだ!


・決めろぉぉお!!! ウイーーー!!!


「スクリュー・ドライバーじゃあああ!!! おらァァあ!!!」


「「「「「『『『『『!!! ぎええええ!!!』』』』』」」」」


 決まったぜぇぇえ!!!


 HHHHHUUUUU!!!


 ――ギリワン伯爵の雇った、海賊を皆殺しにしました!!


 ――次の敵を倒しましょう!!!


 ああ、これで海賊は終わりらしい。


 んで。


「次の場所は、あそこか」


 うむ。着地した海の上に。扉が現れた!


 ――メッセージ


・俺らにも出てますね!


・じゃ、いきまーす!!


・いそげぇぇえ!!!


・ヒャッホーーー!!!


 あ、待ちやがれ!


 俺が最初にいくんじゃーい!! それぇぇえ!!!


 っと、躊躇なく! 扉に突撃した。


 その結果!!


「ギャッギャッギャ!」


「ヒュールルル!!!」


「ウホウホウホウホ!!!」


 ……うん。


 なんか、ジャングルであった。


 ええ……?



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