13-7 犯罪行為で生まれた、犯罪の申し子・2丁マシンガン。生まれて初めて善行をする。
「~~~♪♪♪ ~~~♪♪♪ ~~~♪♪♪」
「「「「「『『『『『うおおお!!!』』』』』」」」」」
「すごい盛り上がってるな」
「ああ、おかげで銃を乱射しても、気付かれん。いい環境だ」
「盛大に暴れられますね! ボス!!!」
「へへへ!!!」
そう、ヒダールたちの、派手な演奏を聞きながら!
俺と子分たちは、王城の2階へと忍び込んだのである!!
そこで!
「よし、ディエゴとリンネ王女を殺すぞ!」
「ああ、我らの(不正)利権を侵し、(悪事)仲間を殺しまわった冒険者貴族! その元締めであるディエゴに制裁を!」
「こんな結婚認められるか! ノーカン! ノーカン!」
「絶対に殺してやる!!」
「俺たちの土地と利権を、とりもろす!!」
「「「「「おおおお!!!」」」」」
部屋などに潜み! ディエゴやリンネ王女を暗殺する計画を立ててる奴らを確認!
ゆえに!
「全員、走り撃て!! 皆殺しにしろ!!」
「「「「「あいあい! ボス!! ファイァァあ!!!」」」」」
――ズバババ!!! BAN! BAN! BAN!!! ドババババ!!!
『『『『『「「「「「!?!? ぎえええ!!!」」」」」』』』』』
盛大に銃乱射して!
ターゲットを、殺しまくったのさァァあ!!!
ヒーハー!!!
――ターゲット皆殺しです! 次のターゲットを殺しましょう!
「よし! どんどん進むぞ! ぶっ放せ!!」
「「「「「『『『『『ラジャー!!!』』』』』」」」」」
部屋にいようと、出ようと関係ない!!
撃ち殺すだけだぜ!!
フーーー!!!
――ダダダダダダダダ!!!
「!? ぎゃ!」
「ぐえ!」
「っが!!」
部屋にいる敵は楽でいいな! 走って撃ってるだけで死んでいく!!
っと!
「!? なんだ、どうし」
「じゃまじゃまァ!!」
「?! ぐえええ!!!」
流石に、これだけ殺せば気付くか!
んじゃ、こいつの頭を撃って、そのまま、銃口を死体に埋める!
これで、『死体の盾』の出来上がり!!
あとはこのまま、部屋へ突っ込んで!!
「!? 何だ貴様」
「うるせぇ! 乱射打ちィィい!!!」
「「「「「『『『『『!? ぐわあああ!!!』』』』』」」」」」
皆殺しだァァあ!!!
ヒャッハーーー!!!
ウイーーー!!!
「おっらあああ!!! 死ねぇぇぇ!!! BAN! BAN!!」
「ショットガン無双じゃい!! ウイーーー!!!」
「うおおおお!!! マシンガン! うおおお!!!」
「イエーーー!!!」
「ヒューーー!!!」
おう! 俺の子分たちも、ハンドガン! ショットガン! マシンガンで無双!!
魔法を撃ってくる敵の魔法使いもいるが!
死体の盾で防いで、攻めれるぜ!! ぐへへ!!!
そして!
「く、くそ! 舐めるな! 爆発魔ほ」
「それ! 閃光弾!!」
――カッ!!
「「「「「『『『『『!? ぐおおお!!!』』』』』」」」」」
子分どもの投げた、閃光弾を利用し!!
2段ジャンプで、バレット・タイム!
ゆっくり流れる時間の中で!
乱れ撃ちィィい!!!
――ズダダダダダダダダダダ!!!!
「!? ぎゃ!」
「ぐえ!」
「ごえ!」
「ぐげ!」
「「「「「『『『『『がっへえええ!!!』』』』』」」」」」
――2階の敵は、全員KILL! 殲滅しました!!
フーーー!!! よっし!!
2階全KILL! 完了!!
じゃ、3階へ行くぞ!!
『『『『『「「「「「YES! ボス!!!」」」」」』』』』』
しゃおらァァあ!!!
っと、3階への階段を上り!
「さァて! また全KILLにしてや……」
部屋中に、マシンガンを解き放とうとした、その時!!
――ブオン!!
「!? うお!?」
なんと、俺の近くの部屋から! 風の刃が来たのである!
ああ、扉を、ズバンと! 真っ二つにした風の刃が!
俺にも襲い掛かったのサ!!
故にィ!!
「2段ジャンプ避け! バレット・タイム・ショット! ヒーハー!!」
2段ジャンプで避けつつ射撃!!
部屋から風の刃を放ったであろう、下手人に向け!!
鉛の雨を、プレゼントだぜ!!
ヒャッハー!!!
って、は!?
「無限・ジャンプ・アタック!!!」
無限ジャンプ・アタックで、銃弾避けながら、斬ってくる!?
はあああ!?!?
「ふざけんな! ショットガン・ジェット! 緊急回避ィィい!!!」
ガンマン系の職業で覚える、クイック持ち換えスキル!
それで、マシンガンを、ショットガンに持ち換え! からの!
ショットガンを撃つ反動で、ジェットのように動き! 回避!!
うん! 無限・ジャンプ・アタック野郎を、躱したぜ!!
しかし!
「壁蹴り! 無限・ジャンプ・アタック! チィィィヤァァあ!!!」
敵は、壁や天井を蹴って、方向を変えながら!
俺を追ってくる模様!!
「いや、いい加減にしろやァ!! 銃弾魔法! サンダー!!!」
「!? ぐわ!!」
こいつ、わざとだろ! わざと殺す気だろ!(憤怒)
じゃけん、さっき発射したショットガンの弾から、雷を放って麻痺させ!
空中停止! させようね!!
よし!!
「殺してやるよぉぉお!!! オラァァあ!!!」
んで、ショットガンを構えたら!!
「お、お待ちを! 拙者でござる! 人斬り新兵衛! 新兵衛でござる! 2丁マシンガン殿!! いや、敵と間違えて、やってしもうた! 許せ!!」
そう、無限・ジャンプ・アタックを仕掛けてきた、クソ野郎。
よく一緒に組んで悪さする! 同じPKの人斬り新兵衛が、命乞いを始めてきたので。
「知ってる♡ だから死ね! オラ!!」
――ドッバァァァンンン!!!
「!?!? ぎゃあああ!!!」
そのドタマを、吹っ飛ばし!! 殺したのであった!!!
ワンKILL!!
ウイーーー!!!
「おお! ボスが人斬り新兵衛殺したぞ! すっげえええ!!!」
「え、あの人斬りを!? ガードや、魔法を切ってくる新兵衛を、殺せたのか!?」
「すっげえええ!!!」
「やっべえええ!!!」
「さすがボスだぜぇ! ヒューーー!!!」
「「「「「『『『『『ウイーーー!!!』』』』』」」」」」
ふふん! そうだろォ! もっと褒めろ!!
っと、クソ野郎を殺した爽快感と、さすボスコールに!
悦に至っていると!!
――レベルアップです! レベル280になりました!!
――新しい技! グラビティ・キャノンをゲットしました!
っと、レベルもUP!!
ヒューーー!!!
ああ、やはり、PK同士で殺し合うのが一番レベル上がるぜ!! ええ!!
これだから、PKは、やめらんないんだよなァ!! うんうん!!
あとで、さっそく新技使おう!! そうしよう!!
っと、美味しいレベルUPに有頂天!!
「じゃ、3階の敵も皆殺しに……あれ?」
「いねぇな。3階に。いや……」
「この扉の奥にいるのか……?」
っと、見えるターゲット!!
うん! 3階にはいっさいおらず!
でも、なぜか! 新兵衛の出てきた部屋には、ターゲットがいるらしいアイコンが見えたので!!
「行ってみるか! 野郎ども!!」
「「「「「『『『『『イエーーー!!!』』』』』」」」」
俺達は、奴の出てきた部屋に、入ったのである!!
すると!!
「ん? 何だお前!?」
「ここが、海賊船としての侵入かァ? あああ~~~???」
「「「「「血祭りにしてやるぜぇ! ヒャッハーーー!!!」」」」」
「……あ?」
なんか、海賊がいっぱいの!
船の上へと、出たのであった!!!