11-3 ルデオ「領地開発に、商店開発! ミニゲームに、裁判もできる! イベントも豊富で、すごい!!」
「店主、酒を。そして、これをとっておけ」
「え、ルデオ男爵様!? これは……」
「店への投資だ。これで店を大きくし、酒や料理を豊富にし、もっと店員を雇いなさい」
「は、はは~~~!!!」
「おお、なんかすごいことになってるな!?」
「お貴族様自ら、店を多きくするってこと!?」
「そういえば、聞いたことがある。最近、悪役貴族を成敗して、新しく貴族となった方々が、町中に金を投資して、産業を育てていると!」
「まさか、これも!?」
「そうじゃね?」
「へー! すっげえええ!!!」
「効果あるのか?」
「さァ?」
はい! 増やした金で、酒場に増資して、おごりつつ!
その隣にあるダーツで遊べば!
――狙い撃ち!! GET!!
っと、『狙い撃ち』が得られ!
戦闘でのクリティカル率UP!
「店主、この武器をもらおう。それと、この金で店に投資だ。店の質をもっと上げよ」
「か、かしこまりました!」
「さて、試し切りだが、ふん! お! いい感じ!!」
「!? 鉄を切った!?」
「ええ!?」
「マジか!? 剣の達人か!? あの人!」
「さっき、凄い金を投資だって払ってたけど」
「あの方は、新しい貴族のルデオ男爵様だ。ものすごく強い上に、相当頭も切れる! 凄いお人じゃぞ!」
「へー!」
「まァ、剣で鉄の柱を切った時点で、凄いわな」
「そうだな。って、え!? え!?」
「今度は、モンスターの骨を切った!? あの鉄より硬いのを!?」
「ええええ!?!?」
武器屋に投資して、武器買って!
試し切りコーナーで、銅、鉄、モンスター肉、骨を、切って遊べば!
――重斬撃! GET!!!
っと、『重斬撃』が得られ!
木を切ったり、敵を斬る速度や!
刃系の武器での発生ダメージがアップ!!!
「投資する。励め」
「「は、ははァァあ!!!」」
「さーて、何か面白いものは。む」
「どうですか。お貴族様。魔法チェスでも」
「ほう。魔法チェス。どんなのだ?」
「リアルタイムで陣形を組み、魔法戦略、魔法戦術、魔法計略などを駆使して戦う。魔法チェスです」
「なるほど。興味がわいた。やってみるか」
魔法薬や魔法アイテム屋に課金して、爆買いして!
店の中にある、魔法チェス!
森、山、川、街、城がある魔法空間で、チェスの駒をリアルタイムで操り!
魔法バリアの陣や、突撃の陣! 計略などを駆使して遊ぶ!
魔法チェスを遊べば!
「参りました! まさか、馬を降りて森に入り、新軍中のわが軍に襲い掛かって、ずたずたにするとは!」
「いやいや、そちらもすごい戦術だった。最後の鶴翼の陣は見事でしたよ」
「いえ、あれも魔法部隊の支援と、突撃で破られましたし。まさか、自軍に氷魔法を放って、氷の鎧の兵団として、突撃してくるとわ……まさに、アイス・ドラゴンのようでした! 完敗です。もう少し、鍛えます」
っと、勝利し!
――魔法軍学! GET!
狩りや戦で、使える! 『魔法軍学スキル』を得られて、面白い!!
なので、その後も、店を回って、増資し、遊び!
特に、魔法チェスに夢中になって! 遊んでいると!
『『『『『「「「「「!!! GGGGGAAAAA!!!」」」」」』』』』』
「モンスターだァァあ!!! 周囲の森から、モンスターが来たぞぉぉお!!!」
モンスターの襲撃が発生!
「モンスターはどこにいる!?」
「街の東です! 外の畑や、牧場に! 100匹以上の、オオトカゲや! ゴブリン! オークが!」
「よし! 出陣する!! 魔法突撃陣で、突っ込め! 突撃ィィい!!!」
「「「「「『『『『『!!! うおおおお!!!』』』』』」」」」」
全体に指揮!
モンスターのいる方角へ、馬に乗った僕と! 兵士を並べて!
それぞれ、近接武器を持たせ!
「僕たちに、『壁ある等速』! 等速運動で、突撃ィィい!!!」
っと、門から出ている僕たちに、等速運動の力を使い!
外にいるモンスターへと! ものすごい勢いで突撃させ!!
「パブリック・ムーブは、敵に触れた!! ぶっとばせぇぇえ!!!」
――ドッゴォォォ!!!
『『『『『「「「「「!?!? ぐわあああ!!」」」」」』』』』』
っと、僕達が武器で触れた! モンスターたちが!
ダイナミックに、ぶっ飛びィィい!!!
ああ、そうだ!
地平線を埋め尽くそうとしていたほどの、モンスターが! 『上空へとぶっ飛び』!
上へ上へと、等速運動!!!
永遠に飛んで行ったのである!!
これで、勝ちだ!!
なぜなら、このゲームには上限高度という物があり。
――モンスターが上限高度に達しました。モンスターに、致命的なダメージ!
――モンスターが、死にました。
っと、強制デス発生!!!
天空から、物凄い数の肉、骨、皮など! モンスター素材の雨が!
土砂降りの如く、降ってくるからだよぉぉお!!!
ウイーーー!!!
「!?!? うええええ!?!?」
「すっご! つええええ!!!」
「あんなにも多いモンスターに勝てるとは! 凄すぎる!!」
「これが、ルデオ男爵様の実力か!」
「単騎でも強い上に、指揮も素晴らしい!!」
「良い人の兵士になれたな!!」
「これはマジで! 世界が変わるぞ!!」
「すっげえええ!!!」
ここまで驚かれると気持ちがいいね! へへ!!
ま、そうやって得た! 大量のモンスター素材を用いて!
「街の特産品を作ろう!」
稼ぐぜぇ! イエーーー!!!
――ルデオ
モンスター素材がすごい取れた! 加工して売りたいんだ!
一方、農作物が少ないから、交易しない?
――伝次郎
いいな! こっちはモンスター素材の武器が欲しい。
逆に農作物一杯あるから売ってもいいぞ。
――シルフィ
濃厚作物は、私も売れるよー。
逆に、毛糸とか、肉とか、鉄鋼品ほしいかも。
――知り合いプレイヤー
僕鉄鋼あるよ。
農作物と乳製品ほしい
――知り合いプレイヤー2
モンスター素材なら僕もある!
こっちは火薬や、薬、乳製品ほしい。
――知り合いプレイヤー3
モンスターの武器と装備ほしい!
酒と薬売るぞ!!
伝次郎や、シルフィ! あと、交流ある仲間とメッセージし!
交易を提案!!
それで稼げる品を把握し! 素材の加工や、牧場に投資しての商品(乳製品)生産をして!
道路も引いて、交易をしまくり!!!
WINーWINにがっぽり稼ぐ!!!
フーーー!!!
っで!
――交易・道路作りで、経済活性化したことにより! 新たな物が作れるようになりました!
「お! そうなのか! 何ができ、え!?」
魔法野球場に、魔法サッカー!? 魔法レース場!?
そんなん出来るの!? マジで!?
しかも、自分で遊べるって!
そりゃあ、作るしかないでしょ!!
それ!!
「おっほおおお~~~!!! 楽しィィい!!!」
「魔法野球、すげぇ! 魔法で魔球投げて! 打球が分身! ワープ走塁! レーザー送球に、メテオ・ホームラン! 時止キャッチ! 面白れぇぇえ!!!」
「魔法サッカー、やばい!! 爆裂シュートに、光速ドリブル! 稲妻カット! 分身ディフェンス! 気合キャッチ! 真空シュートで、いっけえええ!!! ウイーーー!!!」
「うおおおお!!! 魔法レース! おもしれぇぇえ!!! 走るたびに代わるレース場! アイテム拾って、魔法攻撃! 魔法ダッシュ!! 果ては、自分で道を作れる!? なんでもありで、すっげえええ!!!」
『『『『『「「「「「イエーーー!!!」」」」」』』』』』
うおおおお!!! 僕も楽しいぞォ!!
魔法ありスポーツ! まじで面白い!!
これは流行りますわ!! ヒューーー!!!
っと、僕たちが盛り上がった通り!
魔法スポーツは、大ヒット!!
僕の街にも、観光客来まくりで! 賭けなどにもして、かなり稼げ!!!
それを知った伝次郎や、シルフィたちも!
「うちは、魔法ボクシング作るぞ!!」
「魔法アメフト楽しィィい!!!」
「魔法水泳、きもちいい!!」
「魔法バスケ、もはや別ゲーWWW ファーーーWWW」
とか、いろんな魔法スポーツが出来てさ!
それを見るために、人が動き、金が動き!
経済が回っていい感じ!!!
更には!
「え、なんか魔法研究所(魔法屋系に投資してたら出来た)に投資したら、魔法スポーツから、特産品ができるようになった!? ええ!?」
なんと、そのスポーツへの熱気や興奮から、魔力を作り!
特産品・料理なども作れて、更に稼げる!! 研究を発見!!!
皆にも教えて、更に経済盛り上がり!
僕の持つ島や、友好な島との貿易もして! めちゃくちゃ稼げるようになったのであった!!!
すげえええ!!!
いままでの店運営・島運営よりも、稼げる桁が違う!!
領地が育てば育つほど! 輪をかけて、貿易も活発化するから!
経済圏が、広がって! 稼げるんだなァ!!
やっばいぜ!! フーーー!!!
と、大興奮しつつ!
その経済大好調の影響で、人口も増えて! 街や周囲の畑・牧場のある村は、にぎやかになり! もっと税収が増えていき!!
もっと冒険者を募集して育てて鍛え、軍にしたり!
PK商店と協力して、特産品を発明して、働き口を作り、産業・経済! 活性化していき!!
WINーWINで、ドンドン稼いでいたら!!
「ルデオ男爵! 事件です! 殺人事件!」
「!? え?!」
「パーティー会場で、商人の男が殺されました! 容疑者は、側にいた息子です!」
「男爵領で起きたことなので、裁判長をしてください! よろしくお願いいたします!!」
え!?
裁判長!? 僕が!?
――裁判モードです! あなたは、貴族として裁判長となり、事件を裁きましょう!!
――弁護士と検察の意見を聞き、事件のあらましを知ったら!
――自分で、調査! もしくは、探偵(NPCや、PK)を雇って、事件を捜査!
――足で情報を集め、酒場で情報を聞き、潜入して集め、暴力で聞き出す!
――あなた好みの方法で、事件に判決を下しましょう!!
へー! そんなことが出来るのか!!
うん! どうやら人口が増えると、事件も起きるので!
僕は、裁判権を持ってる貴族裁判長として、出廷!!!
事件を聞き、調べ、時には忍び込んだり、探偵を雇ったりして、事件解決! 裁くのだ!!
もちろん、真実を見つけて捌いてもいいし! 賄賂貰って、稼いでもいいし!
厳罰与えて、土地&建物! 財産没収!!
奴隷労働させて稼いだり、建物壊して店にしたり、道路にしたり、商人に売ったり!
自由自在にできまくり!!
まァ、僕としては真実解明して、厳しめに判決を下し!
犯人……死んだ商人の息子じゃなくて、その嫁と愛人の男に、禁固20年。
財産没収して、被害者に返済して、僕もいくらかキックバックをもらうと。そう言うことにしたんだが。
「く、くそがァァあ!!! 俺はここで終わる人間じゃない! お前を殺して、生きるぞ!! うおおお!!」
真実暴れて怒った、女の愛人が!
法廷で暴れたので!
「ふん!」
――連続斬り! ズババババッッッ!!! ズバン!!!
「!? ぐええええ!!!」
いざ、決闘!!
僕の連続きりで、剣を弾き、手を切り、顔を斬り! 首を斬り飛ばして処刑!!!
よって、財産没収の上に、男の持ってる土地の財産没収を決定し!
土地にPK店舗の酒場を建てて、稼ぐことにしたのであった!!!
ああ、めっちゃ楽しい! できること多い!
ずっと遊べる異世界街づくり経営だ!
いいねぇ! ウイーーー!!!