10-9 ディエゴのぶっちゃけトークは、まだ続く!!
――コメント
・へー! そうなのか!
・ためになるなァ!
・いろいろぶっちゃけてくれて感謝!!
・新鮮な情報! いいぞぉこれ!!
「あと酒は、王都の下町にあるバー『マリオット』のカクテル『キング・ルール』。食べる系なら『ディアーノ』のスペアリブだな。後で地図を送ろう」
「ありがとう! 美味しそうねぇ~~~♡♡♡」
たしかに!
あとで、飲んだり、食べてみよう!!
「っで、我が家族の歴史か。長いから、ざっくりといくぞ」
「まず、ロジャー家は、もともと海を支配する貴族だった。しかし、時代と共に没落し、ジョリー、ビリー、ディエゴの三兄弟が生まれた時には、貧乏貴族であり。海賊として生計を立てていた」
元貴族だったんだ。へー。
――コメント
・いよいよ、家族の話か!
・キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!!
・元貴族!
・おちぶれか
・その時から海賊してたんか
・結構筋金入りの海賊やな
・せやな
・へー!
「しかし、俺が10歳の時に、流れが変わる。旅の占い師に、一族を復活させる運命の子供と占われ。一族再興を悲願として、魔法の国マジカル・ワールドへ送られる」
「「「「!? え!?」」」」
え、今さらっと新情報! 新しい場所の話出た!?
「出たよな、マジカル・ワールドって」
「ええ。知らない場所よね?」
「知らんな。地図にもない。えっと」
「ああ、ここから北の大陸にある、真冬の国だ。ほとんど氷と雪の島さ」
「「「「!! 新エリア! 未知の国の話だ! これぇぇえ!!!」」」」
えええええ!?
――コメント
・ファーーーWWW
・ええええ!?!?
・新しい国の名前! 出たァァあ!!!
・マジカル・ワールド! さらっと出すな!
・【速報】氷と雪の国! 新エリア! 未知のエリア情報! ぽろっとでる!
・重要情報! さらっと出すな!
・漏らしすぎィィィ!!!
・ファーーーWWW
うわ、コメントが爆速で流れてる!!
まァ、無理もないですけどね! 新エリア情報出てますから! ええ!!
「話をつづけるぞ。っで、6年の歳月を経て、マジカル・ワールドの魔法学校! 『ヤーカルフ魔法学校』を首席で卒業! 在学中に、鉱山をゲットし、銃を開発し、新魔法や魔法薬を作り、富を得た俺は! 更にいろいろと事業を展開し。ジョリー兄貴と一緒に、貿易! バルセム大将とも、取引をして荒稼ぎしていた」
「「「「いやいやいや!! 待て待て待て!!!」」」」
魔法学校!?
在学中に起業!?
銃を開発に、新魔法の開発!?
ジョリーお兄さんはまだわかるけど、バルセムとも取引で、荒稼ぎ!?
情報量! 情報量が多い!!!
――コメント
・魔法学校!? ヤーカルフ魔法学校!?
・在学中に起業!?
・銃を開発に、新魔法の開発!?
・ジョリーお兄さんはまだわかるけど、バルセムとも取引で、荒稼ぎ!?
・ええええ!?!?
・こいつ、天才でわ?
・これは運命の子
・これは家を建て直すわ
・すっげええええ!!!
・やっべええええ!!!
・ファーーーWWW
「っで、そうやって、武器の製造・密輸。悪魔娘、武器娘の召喚術開発・斡旋、魔法酒、魔法薬などの貿易・取引で稼いだ俺は、家の借金を返済して、家を復興!」
「手放していた島も買い戻して、ロジャー伯爵家を復興させた! そんで」
「「「「いや、さらっと凄いこと言いすぎィィい!!!」」」」
っていうか、悪魔娘と武器娘の召喚術! あなたが開発ですの!?
そこ! そこもうちょっと詳しく!!!
「時間がない。次に行くぞ」
あああああ!!!
――コメント
・詳しく! 詳しくぅぅう!!!
・なんでやあああ!!!
・ああああ!!!
・そこは説明してくれよ! マジで!!
・なんで流すのぉぉお!!!
・もーーーWWW
・いやでも、凄いぞこいつ
・マジの天才で草
・草
・自分本位なのも、マジで天才っぽいWWW
・ファーーーWWW
「その後すぐに両親が他界し、葬式。すると、家の財宝の一部が盗まれていると知り、推理した結果。王都に犯人グループがいることを俺が付きとめた」
「そして、ビリー兄貴が奪われた家宝を奪還するため、王都へ行ったのだ」
『ああ、そうだったなァ。葬式のごたごたで盗む泥棒グループ。マジで害悪だったぜ。ええ』
それは、殺さなきゃ(確信)。
――コメント
・これは殺処分
・殺して当然
・葬式で盗みとか終わってんだろ
・そりゃあ地の果てまで追って、殺しますわ。ええ
・残当
「っで、その一方で。海賊の仕事を手伝って欲しいジョリー兄貴から、海賊船団の副船長の話をもらったが、断り! 代わりに、いつでも手伝える召喚魔法のスクロールを与えて、南にある新大陸! ドラゴン・アイランドへ乗り込み!!」
「当時、暗黒大陸といわれた国を探検し! ドラゴン・アイランドの制覇! 車の製造! ドラゴンの飼育! 大型モンスターの飼育などに成功!! 巨大な街も築いたぞ!!」
「「「「ファーーーWWW!!!」」」」
――コメント
・いや、やってることデカすぎィィい!!
・ファーーーWWW
・暗黒大陸を制覇! 様々な事業に成功!!
・車作ったの!?
・あ、じゃあ先のドライバーの車も、ディエゴが作った車がもとになってんのか!?
・そういうことやな
・ええええ!!!
・すっげえええ!!!
・ファーーーWWW
・てか、ドラゴン育てられるのか!
・やりてぇぇえ!!!
・いや、その前に! さらっと新エリア! また未知の国の話してるぅぅう!!!
・ほんまや!
・そういやそうだWWW
・ファーーーWWW
・漏らしすぎィィい!!!
・お口ゆるゆるすぎんよぉぉお!!!
・草ァァあWWW
「っで、それから数年。ドラゴン・アイランドで暮らしてたんだが、いきなりにジョリーに召喚されてな」
「島の実家に戻って、ジョリー、ビリー、ディエゴが集まり! 宝を奪い返した宴会をしたのだ」
『ああ、あったなァ。盛大に祝ったもんだぜ。ええ』
あ、宝は取り戻せたんだね!
それはよかった! うんうん!
「その後は、ドラゴン・アイランドに戻ったり、開発した車などを売ろうとしたが、ジョリー兄貴曰く、島では運転が無理ということでな。ビリー兄貴に任せ! 稼ぐことにした」
『そうだな。お前の作った車や魔法薬を持って、王都に行き。そこで手下にした奴らと、車と酒の販売をしていた』
「「「「へー!!」」」」
ちゃんと働いてたんだ!
ってか、販売業の社長じゃん! すごい!!
『まァ、それは昼の姿で、夜には全員で盗みをする。盗賊会社だったがな!!』
「「「「ズコ―――!!!」」」」
盗賊はしてたのね?
――コメント
・結構悪いことしてて草
・車と薬の販売で社長してた上に、夜は盗賊! 働きすぎでは?
・ブラック企業だったかァ
・労基まったなし!!
・スタンダップ! 労基ィィい!!!
・草
・草
・草ァァあWWW
「っが、数か月後にビリーに召喚されて、王都のはずれの村に出現すると。血まみれのビリーを、発見」
「どうやら、店の副社長兼盗賊団の副リーダーである男の裏切りで、メンバーを全員殺され。ビリー自身も重傷を負い、逃げたらしい」
「「「「!!!」」」」
『そうだ。それで、ディエゴを呼び、魔法で助けてもらったんだ』
そんなことが!
あ、だから始まりの街で合ったとき、仲間がいなかったのですか!!
「っで、敵討ちに協力しようと俺は言ったんだが」
『俺の方から断った。今のままじゃ、無理だったからなァ。どっか新しい場所でメンバーを結成し、力を整え! なおかつ、裏切った副社長と、取引をしている王都の上層部。それが誰かを突き止めなければ、いかん。そこで』
「ビリーの兄貴には、他所へメンバー集めに。俺は、王都に引っ越して商人となって、裏切りの副社長と、上層部の特定をすることにしたのさ」
「「「「あー、なるほど」」」」
そして、第一シーズンでの、盗賊結成につながると!!
なるほどねー。
――コメント
・なるほどなー
・人に歴史あり
・じゃあ、その副社長を殺そうぜ!
・上層部を吊るせぇぇえ!!!
・うおおお!!!
・ビリーが舐められてるんだ! やり返さないと!!
・イエーーー!!!
*復讐を望むコメントであふれるコメ欄
そうですね。副社長の事や、上層部の事は掴めたんですか?
「それなりだな。酒、車、武器の販売。カジノ&コロシアムの運営で、商人・貴族・王族へと調査を伸ばしていったが。結果から言うと」
「ビリーの敵である元副社長は、金の力で貴族となり。取引していた上層部は、王の補佐である宰相らしい」
へぇ。貴族と宰相ねぇ。
これは殺し甲斐がありますね(ニッコリ)!
「っが、その後ろに妙な存在がいるな」
「? どういうことですか?」
「実は、宰相を調べていたら、謎の勢力に、襲われはじめたのだ。チートやハックなどという異能の力を使う、闇の軍団だ」
「「「「あ」」」」
――コメント
・あー、なるほど
・チーター&ハッカーは闇の軍団ね
・なるほどなァ
・つまり、キャプテン・ビリー襲撃に関わってるんかい! あいつら!!
・!!!
・!!!
・!!!
・なるほど。そうなるな
・許せねぇ!!
・これはぶっころ
・殺してやんよおおお!!!
・うおおお!!!
*殺気立つコメ欄!!
「っで、俺はそいつらを返り討ちにしながら、表では王都一の実業家! 金持ちとなり!」
「裏では、貴族や宰相、闇の軍団を探り続け。ビリー兄貴の帰還を待っていたんだが」
『俺が死んだと』
「そうだな。全く、何をしてるんだ。盗賊チーム作った後、王都に合流すればいいものを」
『しょうがねーじゃん。行けると思ったんだよ。くー』
「目的を忘れるなよ。あんたのするべきことは、強盗よりも敵討ち。黒幕の皆殺しだろうが」
『ぐぬぬ』
「うん。まァ」
「それはそう」
「反論できませんね」
確かに。
――コメント
・正論パンチ! いってぇ!!
・ごへ!!
・正論パンチ、やめてもろて
・ぐぬぬ
・ぐうの音も出ない正論で草
・確かに、ディエゴの言う通りではあるな
・反論できねぇ
・ぐぬぬ
・これはキャプテン・ビリーが悪いかな?
・まァ、俺らは楽しかったけど! ディエゴには申し訳ないことしたね
・けど、ディエゴもズバズバいうなWWW 遠慮ないやん
・兄弟ならこんなもんやろ
・せやな。うちの家もこんな感じ
・気遣いせーへんで
・たまに殴り合いのけんかになるしな
・あるある
・マジでそれ
・分かるわー
・ここは兄弟が多いインターネッツですね
・草ァWWW
「っま、過ぎたことを言ってもしかたない。なので、これからの事だ」
「義姉さんも、お仲間もそうだが、俺と組んでビリーを襲った黒幕を殺すはあるか。あるなら」
「「「「もちろん!!」」」」
うちの夫に手を出されたんです。
やりますよ、ええ!!
「有難う。なら、手を組むとしよう」
ええ、お願いします。
それで、具体的なことはいつ?
「それなんだが、少し時間が欲しい。この国の貴族・宰相・闇を殺すからな。色々と準備がかかる」
「本当は、ビリーの兄貴とその部下を組み込む予定が、本人幽霊で、義姉さんとその仲間たちになったからな。こっちもいろいろと細かなところを調整したい(正論ナイフ)」
『ぐ!』
「なので、それまでは仲間を増やすか、力を磨いててくれ」
「「「「OK!!」」」」
分かりましたわ!!
なら、チャンピオン・ウオーズしつつ!
王都の外でモンスター狩りや、PKバトルで! レベル上げもするとしましょう!
――コメント
・よし、やるぞぉぉお!!!
・狩りの時間だァァあ!!!
・【5000円】手ごわいモンスターやろうぜ!!
・【1000円】ダンジョンに乗り込もう!
・【5000円】夜モンスターいいぞ!! 強いし、経験値デカいらしい!!
・【10000円】クラフトで武器作りや、金稼ぎもいいな!
・【50000円】王都じゃ、かなり品質の良い武器屋、強化も出きるっぽいし! それもやろう!
・【3000円】チャンピオン・ウオーズで、自分召喚をそろえるのもいいね!!
・【4000円】海に行けば、モンスターやダンジョン増えてるし、NPCも増えるぞ!
・【50000円】ウイニング・ショーも豪華になるし! 自分とNPCを育てる意味でも、クエストはした方がいい!
・【50000円】釣りもできるし、カジノでレア武器・装備! そろえるのもいいぞぉ!
・イエーーー!!!
・いや、多すぎて草
・できることが多い! 多い!!
・レベル上げだけでも、選択肢多すぎィィい!!!
・マジで一生遊べるわWWW
・ヒューーー!!!
そうですね! やりまくるとしましょう!!!
そういうことで!
「じゃ、解散!!!」
私たちはディエゴと手を組み!
支配人の部屋から出たのである!
っで、道なりに進むと!
「あ、マスター! こっちです! ハム!」
「お、マキリじゃん! かっこよかったよ~~~♡♡♡ にしし」
「みゃー」
「あら、遅かったわね。以蔵。早くこっち来なさいよ!」
高級レストランで!
食事をしてる、兵士の悪魔娘・ソルちゃん、破壊の悪魔娘・デスちゃん、幽霊猫の悪魔娘・みゃー子、蝙蝠と炎の悪魔娘・リンネ!
そして!
「お疲れ様です! お嬢様! ウイニング・ショーめっちゃ神! ディエゴさんとの会話も、めっちゃ良かったです!!」
「「「「「『『『『『!!! うおおお!!!』』』』』」」」」」
秘書のA子と見守り隊のみんなと合流!!
「そ、そう! ありがとう! じゃ、さっきの会話は把握してるのね?」
『『『『『「「「「「はい!」」」」」』』』』』
「OK。じゃ、これからの事を話しましょう。まずは……料理を食べて!」
うん! 料理を食べてから、作戦会議!!
まずは、王都の外や中を探索し!
皆で、めっちゃ遊ぶ(レベルアップ&仲間集め)ことに、したのであった!!
尚、今回のウイニング・ショー動画UPと、その後のディエゴとの会話で、凄い稼ぎ! 再生数をたたき出し!
収入! ものすごい金額!!
登録人数! 50万から、60万人になった模様!!
すごーい!!!